その前に どこかで昼飯でも食っていこうと 大村市を経由して道の駅「彼杵の荘」まで出向いたんだが、さすがにシルバーウィーク中日だけあって大混雑。 食堂も たとえオヒトリサマとはいえフラッと入れるような状態でもなかったぞ。
せめて地産地消コーナーに売られているという「道の駅弁当」でも売れ残っていれば 別に腹を膨らませるだけならそれで十分だったんだが。
コンビニに入ってカラアゲ棒とアメリカンドッグあたりで空腹を満たす、というのも良いんだが やはり遠方に来たからには多少のヒネリは欲しいところだし・・・
ふと、思いついてやって来たのは焼き物の町としても有名な波佐見町の入浴施設、はさみ温泉・湯治楼とやら。
ここは「九州八十八湯巡り」にもエントリーしている施設で、機会があれば前々から狙っていた施設なんだが、温泉ももちろん 食事のできる施設がある、という理由でやってきたわけだ。
まあ、ココもシルバーウィークの影響で やってきた昼の2時頃にはメニューのすべてが売り切れ御免ということで 結局 飯にはありつけなかったんだけどな・・・
ここは石窯ピザも有名らしいが、オヒトリサマでピザを一枚焼いてもらう勇気も無かったんで 飯は諦めて 素直に温泉に入ることに。
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はさみ温泉 湯治楼
長崎県東彼杵郡波佐見町長野郷558-3
泉質 :炭酸水素塩泉 志折泉源(旧源泉) PH8.4 22℃
新源泉 PH7.7 37.6℃
効能 :高血圧・足の痛み・アトピー性皮膚炎・糖尿病 など
営業時間 :9:30~22:30
料金 :600円
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例によって 入浴客でごった返す浴室内の写真など撮影できるわけも無いんで こちらは湯治楼HPよりの無断拝借なんだが、内湯は源泉浴槽、高濃度浴槽、源泉水風呂、サウナ、そして露天風呂という構成。
ここはかつて波佐見温泉センターというジモティ向け入浴施設だったが 2006年に閉鎖。
その後第3セクター方式ではなく 地元の有志の出資と言う形で再建された施設なんだとか。
新設されたときにボーリングで新たな源泉を掘り当てて 2種類の温泉を惜しみなく 浴槽はもちろんシャワーまで温泉を掛け流しで使っているんだそうな。
ただ、名物の「高濃度炭酸泉」というのは もともと含有量80~100PPMの源泉に 人工的に炭酸成分を投入して1000PPM程度までドーピングしているものらしい。
施設のコピーに「本物の湯を極める・・・やはり最後は泉質ですよね」 という一文が添えられていたんで よほど自信があるんだと楽しみにしていたが 人工的に濃度を上げているというのを知って 少々萎えてしまったのも事実かな。施設の名前が「とうじろう」じゃなくて「ゆうじろう」だと知ったときに そういうニュアンスも少し感じ取ってはいたんだが。
まあ、人工炭酸泉が悪いと言うわけじゃなくて 「心臓の湯」と呼ばれるほどの効果が見込めることも理解はしているんだが、せっかく人工の高濃度炭酸泉にするなら 門司や宇部あたりのスーパー銭湯のそれのほうが強力なアワアワ感が楽しめて面白いから 1000PPMといわず 更にインパクトがあるくらいに濃度を上げても良かったんではないかな?
ただ、サウナの後に入った水風呂は かつての志折泉源をそのまま使っているようで やや白濁したようなスベスベ感の残る素晴らしいもの。
わしはサウナスキー・ミズブロスキーなんで ここの名物の炭酸泉よりコチラの方が感激してしまったな・・・(´ー`)
飯にはありつけなかったが せっかくなんで久しぶりにCREMIAを食ってやったわっ!
くはっ!!
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