由布院をあとにして山口に戻る前に せっかく「おんせん県」大分に来たからには もうひとつくらい風呂に入ってから帰ってもバチは当たるまい。
てなわけで 玖珠の町から いかにも耶馬溪らしい難路の県道602号を走らせること数キロ・・・
地図で見ると大谷渓谷エリアになるようだが 「宇戸渓谷」とよばれる一枚岩の上を清流が流れる美しい渓谷を過ぎると
中津市との境にあるこちらのキャンプ場。
判りやすいのは県道602号より 一目八景から折戸温泉を経由してくるルートだと思うが それはともかくココが今回の目的地、「せせらぎの郷 華じ花」じゃ!
スマホも圏外になるほどの山奥だが、そんな自然を生かしたキャンプ施設で、併設の温泉は知る人ぞ知るツウ好みの一品で 温泉はキャンプ利用でない一般客でも立ち寄り利用もOKなんだとか。
湯小屋はキャンプ場の奥に別棟で存在しているぞ。
料金は管理棟で払って、いざ入浴じゃ!!
錦谷温泉 せせらぎの郷 華じ花
大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬風穴1196
泉質 :炭酸水素塩泉 PH7.1 45℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節炎・五十肩・運動麻痺・打ち身など
営業時間 :12:00~17:00(立ち寄り湯)
料金 :300円
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施設は数名が入れる程度の浴槽の内湯と露天という内容。
さすがに立地条件が大自然の中なんで 周囲を明るい広葉樹に囲まれた露天風呂の景観はなかなか。
そんな露天風呂ももちろんだが ココのキモはなんと言ってもその泉質だろう。
やや黄色味がかったモール系のお湯は ボコボコと音を立てて湧き出る高濃度の炭酸泉で 入った瞬間に体中に細かい泡が付きスベスベ感が味わえる極上品。
源泉温度が45度で加熱・加水なしで掛け流しで使われているのも素晴らしい、まさに自然の恵み。
ちなみに内湯でちょうど良い温度で入浴できるが 露天風呂は内湯ほど豪快な湯量ではないんで 今の季節ではヌルめでゆっくり入れるものの、冬場は温度が低すぎて入浴不可になるらしい。
正直、この温泉施設の存在を知ったのは最近のことなんだが、九州はホントに奥が深いと言うか 探せば「秘湯」と名乗るにふさわしい施設はまだまだあるんだろうと実感してしまったな。
オススメじゃ!!くはっ!!
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