さて、大神ヶ岳山頂の絶景を堪能したあとは となりの赤谷山まで足を延ばすとしよう。
大神ヶ岳の巨岩もモチロン見所の一つではあるが、このルートのハイライトとも言えるのは やはり赤谷山に向かうルートのブナ自然林とシンボリックな立岩であろう。
この日は誰にも出会わなかったが 元々この山域は人が少なく静かな山行ができると思う。
その割にルートは判りやすいし迷うことは無いし、特に大神ヶ岳から赤谷山に向かう縦走路はそんなにアップダウンもキツくなく 雰囲気もある非常に良いコースだと思う。
紅葉シーズンはまだ早い、と言うわけでもないし もう遅い、と言うわけでもないと思うが ブナ系は葉っぱを散らしているなあ・・・むぅ・・・
笹の茂るこの坂を登ると・・・
道が二手に分かれて 右に進むと赤谷山に向かうルート。左に折れて10Mも進むと
正面に先ほど制覇した大神ヶ岳が眺められる ちょっとした草原の広場が。ここが尾根コースの取り付きとなる1170Mの展望ピーク。
後ろは赤谷山がススキの間から拝めるし、何と言っても三坂集落へ続く谷と360度の西中国山地が見渡せる絶景が素晴らしい。
他に人が居ればすぐに窮屈になるが できればテントでも張って野営したいと思わせる雰囲気のよさで まさに弁当適地♪ さっそく山ラーといなりずし、デザートのみかんとコーヒーでランチタイムじゃ♪
いつもは山に来ればカップヌードルのカレー味が定番なんだが 今回はラ王のカップをチョイス。 わしはどちらかと言えば普段は袋麺派で 山やキャンプ以外でカップめんを食うことは滅多に無いんだが、それにしても 今日日のカップめんは 侮れん出来よのぅ・・・
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では 大休止でゆっくりしたところで いよいよ赤谷山を目指そう。
立岩が目の前に見えているが ココまで来たら距離的には大したことないぞ♪
こちらが今回のハイライト、高さ50Mの「立岩」。
見た目は威圧感があるが 裏からてっぺんに至るルートがあって ロープは付いているがそんなに難易度は高くないぞ。
赤谷山の山頂にはこの岩を越えないと進むことはできないが 後述するが、頂上は展望が無いんで この岩を眺めるだけでも価値はあると思うから高所恐怖症の人はココまで来れば目的の8割は済ませたと思っても良いんじゃないかと・・・
たぶん安蔵寺山方面だと思うが、わしはハッキリ特定できた山は冠山だけで あとは位置関係でなんとなく寂地山とか鬼ヶ城とか 適当に思い込んで納得していたぞ。
岩の上に立つとさらなる絶景ががが!
先ほど歩いてきたルート。正面の丘が昼飯を食った1170Mピーク、左奥に見えるのが大神ヶ岳の頂上の大岩じゃ。
喜んで岩の上でカメラ片手にクルクル回るのはいいんだが、足を滑らせたら即死確実じゃ・・・
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まあ、せっかくなんで赤谷山の頂上も一応踏んでおこう。
これは岩から見た図だが、大岩から10分も掛からない位置に頂上はあるぞ。
大神ヶ岳より4Mほど高い赤谷山頂上(1181M)。
ココからは折り返すことになるんだが、この裏山一体は全く人の手が入ってない雰囲気だし、匹見峡温泉までコースを作ったら面白そうな気もするが・・・ちょっと距離もあるし やっぱ無理なのかな?
とりあえずブナ系はやや残念だったが この後はキャンプの予定もあるんでサッサと下山しよう。
一時間ほど黙々と下り道を進んで 無事に登山口へ帰還~♪
ブナ系はやや残念だった気もするが アクセントは結構あるし なにより静かに山歩きが出来るんで概ね満足な内容だったな。
今週末は天気が崩れそうな予報になっているし 西中国山地1000M級の紅葉はこれが今期は見納めかもしれないなあ・・・
大神ヶ岳、見事な紅葉ですね~。
返信削除昨年の秋、安蔵寺山から大神ヶ岳と赤石山がよく見えてました。
ちなみに、以前、夏の赤石山への尾根歩きでは、
太くて大きなマムシがうようよしていて途中で断念しました。
ども、今年のブナは状態があまり良くない、という印象ですね・・・写真は若干 ソフトでコントラストを補正していますが、やはり肉眼の印象には及ばないかな?
返信削除もう山の気温もけっこう下がっているんでマムは大丈夫そうですが、このあたりの山はマムシ・熊・スズメバチの三拍子が揃っているんで夏場は避けたいところですね・・・
この週末は安蔵寺山を歩いてきましたが、レポはまた後日。明日も天気が良さ気なんで これから準備して出かけます~。