そんなこんなで4月の第4日曜日・・・
絶好の行楽日和、おでかけ日和の休日に何の予定も立ててない、という事実に敗北感を感じるのは わしだけだろうか?
前日の十種ヶ峰登山の影響で思ってた以上に足腰の筋肉痛がひどくて 階段の上り下りすら苦痛を感じていたんで アウトドア的な行動は避けたいし・・・天気が悪ければサウナ一択なんだが 快晴の日中をインドアで過ごすのも勿体ないしな。
と、いうわけで 一人でホロホロと山口市の仁保エリアにやって来たんだが まずはこの時期定番の「一貫野の藤」。
ここも初めて来たときは「知る人ぞ知る」スポットだったが、今では駐車場も第二駐車場まで拡張されてすっかりメジャーどころになったよなあ・・・
ただ、いつもここは他の藤の花名所に比べてワンテンポ遅いイメージがあって まだ2~3分咲きって感じ。たぶん来週くらいが見ごろになるんじゃないかな?
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せっかく徳地くんだりまでやってきたんで 「あさむらいちご園」のソフトでも食おうと思ったんだが やはり快晴の行楽日和、考えることはみんな一緒なのか・・・駐車場は満車で道路にまで待ちの車があぶれていて もう少しで国道も渋滞する勢いだったぞ。
車を道路わきのちょっとしたスペースに止めて 歩いて店の前まで来たが 窓口に並ぶけっこうな長さの行列が見えたんで断念・・・
そしてやって来たのは 徳地エリアの三谷集落にある「愛のふじ橋」。
奥に見える民家の奥様が 事故で怪我をして外出が難しくなったご主人のために「家から花が眺められるように」と橋に藤の花を植えたものが成長し、いつしか「愛の藤橋」と呼ばれるようになった一品。
伝説はこうやって生まれるものだという一例だと思うが 「愛の・・・」の命名者は誰なんだろうな?当人やご近所の方々ではなかなか言いにくいキーワードだと思うんだが。
手入れや訪問客の案内をしていたご夫婦の息子さんもお亡くなりになって 今は息子さんの奥様が管理されているそうだ。
大雪の影響で大規模に伐採され、今まで見栄えがあまり良くなかったが、今年は3年ぶりにそれなりの規模で花をつけたんだそうな。そういえばわしがココに来るのも3年ぶりくらいのような感じだが 単にコロナの影響で来てなかったんで そんな状況とは知らなかったぞ。
ここも初めて来たときは「知る人ぞ知る」というスポットだったが 土曜日の地方紙に紹介されたこともあって 見学客がけっこう来ていたな。正直 この時期にこの藤の花が無かったら 普段は「地元民以外に誰が何のために来る?」というようなエリアなんだが。
藤の花以外にも石垣でできた棚田が見事なエリアなんだが インパクトはやはり通年のものより花のほうが強いかな・・・
この藤の花の家の方には「将来ここが地域の名所になる」とかいう考えはなかったと思うが やりようによっては「名所、観光地は人の手で作ることが出来る」という一例だとは言えるんじゃないかな? あまり打算が見え隠れすればかえって反感を買う恐れもあろうかと思うがな。
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