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2020年6月16日

【山口県の滝データ】山口市(旧阿東町)の滝・長門峡の滝

萩市川上野戸呂

【雪舟滝(3M)】、【断魚瀑(1~2M)】、【白糸の滝(5M)】

川上村と福栄村、阿東町、徳地町にまたがる渓谷で山口県を代表する観光地。いくつもの瀬と奇岩がある。

雪舟滝
「雪舟滝」は川上村側入り口からすぐの位置にあって落差が2~3M。 昔 このあたりに雪舟の閑居があったんだそうな。

第二断魚瀑付近
そこから遊歩道を進むと 「(第二)断魚瀑」と呼ばれる滝(というより瀬)を通り抜け 紅葉橋の手前の岩肌に流れ落ちているのが「白糸の滝」で 落差は5~6Mくらいか。よく見ると上流にもう一段落差があるのがわかる。

白糸の滝
ちなみに紅葉橋のもう少し先にも「(第一)断魚瀑」がある。 周辺にある岩の丸いくぼみは甌穴と呼ばれるもの。

リストによると この断魚瀑から「阿東町の滝」ということになっているが どこからどこまでが川上村と阿東町の境なのか イマイチ良くわかんないんだよなあ・・・

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切籠切窓沢の滝・川上・江舟・福井地区の名称不明滝群

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1)【切籠切窓沢のしだれ滝】
落差 不明



長門峡の川上側入り口から萩方面に進むと 川をはさんで対岸に「切籠切窓の岩」というでっかい岩が見えるのだが、その岩の隙間にわずかながら沢が見える。これがどうやら「切籠切窓沢の滝」と言われるものだと思う。

ボートで近づかない限り、遠目からしか望めないし、藪や木々に囲まれているので落差は判らない。水流もか細いので コレを滝と言って良いものかどうか悩むところではあるな・・・

ただし 地図で見る限り、この沢の上流には巨大な川の流れがあるのは確実のようだ。つくづく近づけないのが残念だな・・・

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2)【江毛九郎の滝(江も苦労の滝、水路の滝)】
落差 不明



川上は山に囲まれた環境だけあって、県内で「滝のメッカ」と呼ばれる錦町ほどではないが それでもあちらこちらで名前の付いてない「沢」や「滝」を見ることが出来る。

そんな滝や沢を全て紹介するわけにもいかないだろうし、「どこまでを沢として どこからを滝と見るか」という判断基準にも拠るんだが、ここではわしが気に入っていて どうみても立派な滝なんだが 特に名前の付いていないものを3つ紹介しよう。

ここで紹介する以下3つの滝は どれもこれも名称が不明で 図書館で「川上村史」を開いても 萩博物館で「萩市街鳥瞰図」を眺めても これらの滝に関する記述は見つけることは出来なかった。

たぶんダムが出来るまえに この周辺の水没地域に住んでいた人くらいしか 謂れとか名前とかを知っている人はいないと思われるのだが、もし何かしらの情報を持っている人がいたら連絡をプリーズじゃ。

まずは上の「切籠切窓沢の滝」から萩方面にあるトンネルをくぐったところに「滝橋」という “いかにも”という橋があるんだが その少し萩寄りの対岸に落ちている滝。

この滝は高く切り立った岩をえぐるようにして落ちていて 長年の流水が岩を削り取って まるで樋のような形に作り上げている非常に個性的な一品だ。 上部と下部が隠れていて正確な落差は不明だが おそらくは40M級はあると思う。(←実は目視で距離を測るのは苦手・・・)

たぶん、「滝橋」という名称は 近くの切籠切窓沢の滝ではなく、この滝のことを指していると思うのだが、昔あった滝の下を進む道路は水没しているんで 川の対岸からしか拝むことができないのが つくづく残念。

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【追記 2010.03.24】

どうやら「江毛九郎(江も苦労)の滝」 または水路のように見えるので「水路の滝」という名称で間違いない模様。
ちなみに「江毛九郎」は地名。

【追加記事 2022.04.25)
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3)雁の瀬の滝(美少年の滝) ※仮称
落差 25M

阿武大橋から対岸を望む
上の「滝橋」から数百メートル萩寄りに進んだ、「阿武大橋」の対岸の岩肌にかかる大滝。

これも上部と下部が樹木で隠れていて正確な落差は不明だが おそらくは80M超の非常に立派な滝だ。もしかしたら100Mあるかも知れないと思われるこれほどの滝に なぜコレといった名前が付けられて無いのか、、、、いや、たぶん何らかの名前はあるはずだと思うのだが いくら調べても判らない、という不思議な一品。

※・・と、この時は思ったんだが 実際の落差は25M程度らしい。
やっぱ目視の落差判定は苦手だな、わし・・・

わしの個人的な感想では この滝はその規模、姿かたちの良さから言っても九州や全国の有名な滝と互角に勝負できる一品だと思うし、恐らく落差は県下一で間違いないと思っている。

惜しむらくは湖に阻まれて近づくことが出来ない、ということと 最大の弱点は落ちる水は山頂近くから流れているため水量が悲しいほど少なく、「晴天が2,3日続くと消滅してしまう」ということだろうな・・・・やっぱり。

ちなみに 川上地区の山に詳しい自然観察員で「山道開拓団」の隊長・Nさんに この滝のことを何か知っているか?と、尋ねたところ、 「あの滝の上は歩いたことがあるんだけど 名前まではわかんないなあ・・・」と おっしゃっていたぞ。

・・・あの滝の上まで行っただけでも スゲェと思うんだがな・・・(-_-;)

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【追記: 2010.03.24】

「美少年の滝」は普段の状態は水の滴るような流れしかないことから 山道開拓団団長N氏が命名した仮称。 やはり特に決まった名前は無いようだが わし的には地名を名乗っている「雁の瀬の滝」のほうがしっくりくるなあ・・・。


扇状に流れる雁の瀬の滝


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4)福井上の沢を流れる滝
落差 不明

県道より対岸を望む
これは「阿武大橋」から さらに萩方面に数百メートル向ったところの対岸に流れている一品。住所で言えば「福井」という地域になるらしいが やっぱり何を調べても名前は確認できなかったな。

「沢」といえば確かに「沢」なんだが 滝としても県下では一級品。 上の2滝同様 これまた全体が木に囲まれて詳細は定かでないが 山を流れる沢が何段かに折れ曲がって流れていて わしのいいかげんな目視で計測したところ、総落差は60Mってとこかな?

最下段の流れ 落差約20M

こんな滝が3つも近くにあるとは、川上村、恐るべき、としか言いようが無いな。 上手く整備すれば近くの「猿渓大瀑」と合わせて宣伝するとか 「長門峡」と1セットで売り出せば「滝100選」クラスの素晴らしい観光地になると思うのだが・・・

この滝は阿武大橋のところにある小さいトンネルをくぐって旧道を進めば 滝の真下に行くことが出来るんだが、先ほども書いたとおり 何段にも折れ曲がって流れているので ココからでは本当に下の段のしか見ることは出来ない。

話によると この滝も一番上の段まで登って行ったツワモノがいるらしいんだが・・・わしもその話を聞いて 先日 再度この滝の真下まで出向いたんだが、見ただけで途方にくれてしまったぞ・・・

いやいや、滝見道も極めるとキリがないのぅ・・・


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