落差 約10M
滝のメインの落ち口 |
江嶺山の東側山麓の町絵川上流にある滝。
「山口縣風土記」なる古い書物にその名を見ることが出来るが 今は雑木に埋もれて来る人もおらず、地元の人も知らないようなマイナーな存在となっている。これもTOSHIOさんの情報がなければ到底知ることの無かった滝だろうな。
最下段から上流を眺める |
町絵地区の「牛蒡めん」でおなじみ、「三足富士」の前の道を1キロほど進むと 舗装工事が途中で途切れている橋にたどり着く。(←これはこの記事を書いたH18年3月時点の情報なんで工事が進むと風景が変わるかもしれないな)
ここに集落最後の民家があって前はのどかな田園風景が広がっている場所だが この付近に駐車可能。ここから川を左に見るように緩やかな林道に取れば 杉林に突入する。
しばらく進むと堤防があって それをさらに超えると古い石垣が現れる。このあたりから町絵川は沢に変わるのだが その左手の雑木のなかに「町絵の滝」の最下部、2~3Mの落差の滝を見ることが出来る。
滝を見守る観音様 |
このあたりは大きな岩に囲まれた空間になっているんだが 右手の岩の下に観音様が祀られているのを見ることが出来る。
「元治元年」と書かれているから1864年くらいか・・・ 昔はそれなりに信仰のあった滝だったんだろうな。周囲の環境から想像するに もしかしたら山岳宗教の流れを汲む修行場だったのかもしれない。
一見、大したことのないレベルに見えるが、藪を掻き分けて近づくと 実際は結構な落差があることがわかる。
3段だが メインの滝の左右に細い流れがあって 3条の構成となっている。
滝そのものもそれなりだが 周囲の岩が良い雰囲気なんで、開発しろとは言わないがツタや周囲の雑木などを取り覗いて遠めに全景が見えるようにすれば なかなか面白い存在になるんではないだろうか?
林道は入り口は雑草に覆われているんで少しアレだが、杉の植林の手入れなんかにも使われているせいか 非常に歩きやすい。ただし 滝周辺はいかにもマムシが住んでいそうなんで注意されたし。
あと この日はイノシシ狩りのハンターの集団も狩猟犬を引き連れて山をウロウロしていたんで 時期を選んで目立つ服を着ておかないとマムシ以外にも重大な危険がありそうだったな。
ちなみに この滝を超えてさらに林道を進むと 滝の上部に出るんだが やっぱり藪に囲まれて滝そのものはハッキリ見ることが出来ない。
3段だが メインの滝の左右に細い流れがあって 3条の構成となっている。
滝そのものもそれなりだが 周囲の岩が良い雰囲気なんで、開発しろとは言わないがツタや周囲の雑木などを取り覗いて遠めに全景が見えるようにすれば なかなか面白い存在になるんではないだろうか?
林道は入り口は雑草に覆われているんで少しアレだが、杉の植林の手入れなんかにも使われているせいか 非常に歩きやすい。ただし 滝周辺はいかにもマムシが住んでいそうなんで注意されたし。
あと この日はイノシシ狩りのハンターの集団も狩猟犬を引き連れて山をウロウロしていたんで 時期を選んで目立つ服を着ておかないとマムシ以外にも重大な危険がありそうだったな。
ちなみに この滝を超えてさらに林道を進むと 滝の上部に出るんだが やっぱり藪に囲まれて滝そのものはハッキリ見ることが出来ない。
さらに沢を進んでいくと 上流に5~6M規模の小瀑を見ることが出来るのだが、これはそんなに特徴のあるものではなかったな。
※文章は掲載当時の文章のまま。
現在 牛蒡めんのアンテナショップ「三足富士」は廃業しています。
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