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2020年6月1日

【山口県の滝データ】山口市(旧徳地町)の滝・志手原川の滝

山口市徳地伊賀地志手原

【志手原の滝】

落差 1~2M 数段



Toshioさんからの情報によると 徳地ICから防府方面に向かう県道184号に約2キロ進んだところに流れている「志手原川」上流には 「山口縣風土記」に書かれている滝が3つほどあるんだとか。

県道から「志手原集落」の看板をトコトコ進み 集落が見えてくる手前の曲がり角の渓流にあるのが この「志手原の滝」と呼ばれていた滝だ。 

渓流瀑で落差は2M弱、滝というにはどうかと思うが・・・まあ Toshioさんの推察どおり、「子供の遊び場」という感じかな?

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【栗の木滝】

落差 18M



上の「志手原の滝」の下流、約50Mのカーブにあるのが この「栗の木滝」。このカーブの部分から川の流れは急流になるんだが 奥まったところに音も静かに流れているので音は頼りにならないし 注意して見ないと見逃す可能性が高い。

落差は18Mと それなりに滝のテイを成しているが、流れが細い上に雑木に覆われているし、周囲が山陰に隠れて日が差さないから暗くて見栄えは良くない。せめてもう少し水量があれば良かったが・・・

直瀑の上・中段と 岩を跳ねる形の下段の組み合わせでなかなか面白い形をしているが 下から眺めては上の部分が見えにくいんじゃないかな?

この滝は近づいて間近に見るよりは 少し距離を置いて眺めたほうがカッコいい滝だとは思うのだが 「なんとなく近づきにくい場所」という「地の利」に恵まれなかったのが この滝がマイナーな存在を余儀なくされている理由だろうな、やっぱり。

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【魚切の滝】

落差 3~4段 約18M



栗の木滝から下流に約160M。 下流から来ると離合のできる広いカーブのところに旧道で使われていたガードレールがあるんだが この滝はそのカーブから少し上流に流れ落ちている。

この「魚切」で18Mほどの落差を 3、4段ほどでS字に水が流れ落ちているんだが、結構面白い滝だと思うが 地形的に上から見ることしかできないのが残念。
手間をかければ沢を登って滝の最下流まで行けるとは思うのだが、S字カーブに流れているゆえ、おそらくどこから見ても全体を一度に見ることはできないんではないかな?

上の写真は道路のガードレールから写したもので 流れが一番急になっているポイントだ。草木が多いのも残念。

このガードレールポイントのすぐ右手にちょっとした岩があって 岩屋のような形で祠が祭られていたのが印象的だったが、そこから滝の最上部を正面から眺めることが可能。ただし 狭いし危なっかしいんで 足元には注意されたし。(ガードレールを乗り越えて行くんで あくまで自己責任で)

※文章は掲載当時の原文のまま。現状どうなっているかは未確認です・・・

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