コメントについて・・・

GoogleブラウザのChrome推奨。
旧ホームページよりの再録記事について・・・山口県の滝情報は「【蔵出し】滝コンテンツ」、他県の滝情報は「【蔵出し】滝アーカイブ全国編」または「滝巡り(エリア別)」から、 日本一周記は「【2003年日本一周記】まとめページ」を右サイドcategoryより選んでください。
コメント投稿は失敗しやすいので うまく投稿できない場合は「匿名」を選び コメント文に名前を記入していただければ幸せます(=゚ω゚)

2015年11月4日

秋深まりし、安蔵寺山へ!

いやいや、飛び石の休日で しかも天気も良かったから日帰りで山登りなどをしていたら 疲れが抜けなくて日記を書く気力も起きなかったな・・・(-_-;)

すっかりサボってしまったが、今日も山登りなんぞに出かけていて体がダルダルじゃ。とりあえず今日 拾ってきたネタもあるんだが まずは日曜日の安蔵寺山トレッキングのほうからアップしていこうかの。

**********************

安蔵寺山・・・県境を接しない島根県の山の中では最高峰で 標高1263M。 実はこの山は今回で2度目の歩きとなるんだが、前回登ったときに頂上から見た紅葉の様子、そして西中国山地随一と謳われたブナの自然林の印象が良かったんで 紅葉の時期にもう一度来たいとは思っていたのじゃ。

人気の山でルートはいろいろあるみたいだが、ココの魅力はなんと言ってもブナの自然林なんで それが一番堪能できる奥谷駐車場からの往復コースをチョイス。これは前回も歩いた同じコースじゃ。



日原の町から国道にある案内の看板に従って 約10キロ・・・ラスト3キロは未舗装の林道だが こちらが登山口となる「奥谷登山口」

島根県最高峰と言えど 萩からのアクセスだと下手に寂地山系の山に行くより全然近いエリアだな♪

東屋やトイレも完備されて20台くらいは余裕で駐車できるスペースがあるぞ。



天気予報の降水確率は 日中は0%ということだが やはり山の天気は下界と違うのか どんよりとした雲に覆われておる・・・いちおうナイロンジャケットみたいなものは用意しているが なんとか下山まで降らないでくれればええのぅ・・・



安蔵寺観音さまに登山の安全を願って、いざ出発じゃ!!



*********************



最初は30分ほど掛けて高度をぐいぐい上げてゆき、打原峠まで行くルート。ハッキリ言って今回のルートの中ではここが一番キツイんじゃないかな?

わしは持病の関係で どんな山でも最初の15分から30分が心臓のペースが乱れて一番辛いんだが 最初からヘバってしまうんで 老人のようなスローペースで登っていくようにしているぞ。
安蔵寺山は人気があるから のたれ死んでも誰かが見つけてくれるだろうが、マイナーな山だったら熊が持っていってしまう可能性もあるからな。



ヒーヒー言いながら「打原峠」に到着~♪



ここを左に進むと 燕岳の山頂(1078M)まで一直線の急登ルート。
燕岳は前回来たときに山頂を踏んでいるし、今回は体力的な問題と天候の変化が気になるんでパスじゃ!!



ここの「壱の塚」があって なにやらナゾナゾのような文言が刻まれているが 意味が判らないんで無視ッ!!

ここから山頂まで400M弱の標高差を4キロ近くかけて登る ゆるやかな登りコースとなる。

安蔵寺山は「自然のままの管理」ということを島根県の政策としているようで 植林は少ない。杉系の植物もあちこちにあるが まとまっていないものはアシオスギなどの自然の個体で、本来の「自然のブナ林」というのは こういう杉やカエデ、クマザサなんかが共存して形成されているんだとか。

では ゆっくりと堪能しながらウォーキングとしますか・・・(´ー`)

********************







やはり今年はブナ系の葉は痛みが目立って あまり見栄えは良くないようだな・・・



何の実だろう?



ルートは良く踏まれて判りやすく 迷い易い場所や危険なエリアは全く無い。 距離は長いが急な登りもないんで ファミリー向け、あるいは(わしはあまりランナーが集団で山を駆けずり回る光景は好きではないが)トレイルランニングなんかにも適していると思う。

ただ、ルートを一箇所だけ カエデの倒木が豪快に塞いでいるところがあるんで 注意されたし。





一時間弱歩くと 安蔵山トンネルからのルートとの合流点が。

トンネルからのルートを使えば ミズナラの巨木「ナラ太郎」もすぐだし 頂上までの標高差も150Mくらいになって体力的にもかなりラク。
時間も大幅に短縮できるから 今ではこのコースがスタンダードになっているんじゃないかな?



で、こちらがそのミズナラの巨木、「ナラ太郎」。





幹がビニールで覆われている跡が見受けられるが、これはカシノナガキクイムシの被害を抑えるため、あるいは治療目的で夏の間に巻かれているものらしいが・・・先の台風の被害なのか それ以前から破れていたのか ボロボロで見栄えが悪いぞ。こんな状態では巻いている意味も無いだろうが・・・



ナラ太郎はブナ自然林コースの重要なワンポイントなんで なんとか元気なままで長生きして欲しいが サルノコシカケもだいぶ大きくなっているし なんとなく痛々しいぞ。

**********************



ナラ太郎からさらに1時間近くあるいてピークにつくと 視界が開けてくる。



安蔵寺山には北峰、中峰、そして主峰の3つのピークがあり、ラスト近くになると上り下りを何度か繰り返して・・・



主峰手前にはクマザサが広がる「安蔵寺跡」が。



最後の登りを進み、しばらく歩くと分岐が現れて やっとこさ安蔵寺山頂上(1263.2M)に到着じゃ~



さすが人気の山だけ有って団体さんで賑わっているのぅ・・・(´ー`)



頂上はやや狭いんで もう少しお客さんが減るまで昼食は待つことにして、先に頂上直下の岩の中に佇んでいらっしゃる安蔵寺観音さまをお参りしておこう。





むぅ・・・なんとも気品のあるお顔立ちの観音様よのぅ・・・( ̄人 ̄)ナムナム



頂上から5分下ったところに展望台があって 頂上からよりそちらのほうが景色は良く見えるんで 飯の前にこちらにも足を延ばしておこう。



ココにはベンチがあることは知って居たんで アレだったらこっちで景色を眺めながら昼食を・・・とも考えたが、ベンチは半分腐ってグラグラだったし、なにより風が吹きさらしでけっこう寒いんで 退散・・・



************************



頂上の団体さんが居なくなったんで ようやく昼飯のラーメンにありつけることに。

やっぱ山で食うラーメンは美味いのぅ、美味いのぅ・・・(´ー`)

***********************

帰りは来たルートをそのまま戻ったんだが、北峰を越えるとあとはラストまで緩やかな下りなんで ノホホンと駐車場に戻ることができたぞ。雨もなんとか降らずに持ってくれたんで ブナの紅葉はもう一歩という感じだったが まあまあの充実度だったかな?

今度は新緑の頃に来てみても良いんだろうなあ・・・ふふぅ~♪

0 件のコメント:

コメントを投稿