さて、第4の山ノ神を見学したあと 神の森から出てきた我々の前に 一人の謎のオッサンが現れたぞ。
なんでも 渡船から降りてきた我々が 蓋井丸の船長さんから車を借りている様子を見ていたそうで、観光客が珍しいのか
「ヒマだから」という理由で山ノ神散策の道案内を買って出てくれたぞ。
もちろん このオッサンとは面識が無いし 何者かは誰も知らないんだが・・・「島はヒマなんだろうな」と妙に納得してしまったし 折角なんでご好意に甘えてガイドをお願いしたぞ。(いいのか?)
「歩いて登るのは大変だけど 車ならすぐだから」、ということでやって来た
蓋井島灯台。
林道の終点にちょっとした駐車場があって 鳥井をくぐって進んで登ると風車跡の残る
金比羅山。
駐車場からそのまま森を歩いていくと蓋井島灯台に辿りつくらしい。 金比羅様は山登りらしいんで今回はパスして、前を進むオッサンのあとをついてテクテク進んでいくと・・・
こちらが蓋井島灯台。
明治45年に韓国との航路を結ぶ関釜連絡線の要望を受けて点灯されたコンクリート灯台で 現在は本土からケーブルで電気が供給されているらしいが 当時は日本初の風力発電式の一品なんだとか。
これは港から撮影した蓋井島灯台。
残念ながら灯台は入り口を鉄門で閉ざされていて 仮に入れたら大海原を望む絶景らしいが 景色は全然なかったぞ。景色を望むにはやはり風車跡のある金比羅山に登るほうが良さそうだな。
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