本州最西端の島・響灘に浮かぶ蓋井島は 面積2.35平方キロメートル、人口100人ほどの小さい島。
その昔 神功天皇が三韓征伐の際、この島の水の池と火の池の2つの井戸を蓋で覆ったことに由来している島名なんだとか。
下関からは吉見漁港から夏場は3往復、(11~3月は2往復)の渡船が運行されている。わしも仕事では何度か訪れたことはあるんだが、今回は友人いし、TARO先生とオッサン3人で純粋に遊びで訪問してきたぞっ!
今回の我々のミッションはズバリ、この島に伝わると言う謎スポット、「山ノ神」を散策することじゃ!!くはっ!!
こちらが下関吉見漁港~蓋井島を結ぶ渡船、蓋井丸。
乗客は平日はほぼ島民だが さすがに土曜日ともなると釣客がメインとなるが その中に何故か釣竿も持たない謎の3人組のオッサンが・・・
ちなみにこの蓋井丸の船長さんは 仕事関係でちょいと顔見知りだったりするんで、今回は山ノ神を散策するために訪問することを伝えると 「歩いて動くと大変だから」と軽トラを貸してくれることになったんで お言葉に甘えることに。
いやぁ、コネは作っておくもんだな・・・(´ー`)
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とりあえず山ノ神を拝む前に、漁港から一番近い「第4の山ノ神」の近くにある「エミュー牧場」にてエミューの見学など・・・
蓋井島では島おこしの一環として 平成14年からダチョウの仲間の「エミュー」の飼育をしているのだが、エミューの闊歩している牧場は2箇所。謎の案内人のオッサン(?)によると 若いエミューは小学校の裏に、ある程度育ったエミューは「おいし浜」に向かう林道の途中の山の中にあるんだそうな。
今回は島内を容易に散策できる足として車が調達できたんで 両方の牧場を見学することが出来たぞ。良かった良かった♪
小学校裏の若いエミューは全然落ち着きが無くて写真に撮るの難しかったが、山の中の牧場のエミューは人が近づくと餌ほしさに寄ってきて 比較的簡単に撮影できたぞ。
ちなみに エミューは食肉と言うより 脂をとることが第一の目的だとか。
精製されたエミュー油は「笑み優」なる商品名で通信販売や島内唯一の商店でも販売されている。
スプレータイプと膏薬タイプの2種類(各2000円)で 火傷やひび割れ・あかぎれなんかに効能があるんだとか。食用ではないらしいが、まあ「馬油」みたいな使い方だと思えば間違いあるまい。
ちなみに 友人いしはスプレータイプをお買い上げじゃ。
無精卵の殻も1000円で販売されているんで 置物として一家に一つ いかがかな(´ー`)
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さて、問題の「山ノ神」は4箇所あって、島内集落が4つに別れてそれぞれをお世話しているんだとか。
6年ごとに行われるこの山ノ神の神事は国指定重要有形民俗文化財に指定されている 昔ながらのシキタリを色濃く残した特徴あるもので、わしもニュースなんかで見たことはあるんだが、4つの山ノ神のうちの「第四の神」から見学することにしよう。
山ノ神の森には なにやら妙なオブジェが散在しているな・・・
6年に一度行われる山ノ神神事の際には 山ノ神の周辺に様々なオブジェが供え物として置かれ 派手に飾りつけが行われるらしい。
島の子供の意見を聞いて 子供が喜びそうなもの あるいはその時々の流行モノのオブジェを製作するらしいが こちらには「まんが日本昔ばなし」のキャラクターらしきもの、あとは櫓やブランコらしき遊具の残骸が・・・
それはともかく、噂の「第四の山ノ神」がこちらっ!!
神聖な神の森ということで 枝一本折ることも禁じられているらしいが、確かに何か雰囲気を感じる厳かな森の中に 丸太を組み合わせて作られた、これが「山ノ神」らしい。
一方に入り口らしきところがあって 中には小さい祠や甕なんかが置かれている。
森の中には武蔵鐙がいっぱい花をつけていたが、それは良いとして・・・
残りの3つの森の神もちゃんとチェックしてきたんで 次回はその続きじゃ!くはっ!!
夢精卵って一体・・・。自動変換か?
返信削除むぅ、確かに無精卵より夢精卵のほうがノスタルジーを感じる(?)が 全然気付かなかったぞ。自動変換だが そんなに「夢精」というキーワードをしたためた記憶も無いんだが・・・
返信削除でもまあ、有精卵・無精卵のほかに夢精卵というジャンルがあっても良いんじゃないか?と思う今日この頃じゃ。(なんのこっちゃ)