なんでも興業三日目にして46億円という歴代一位の売り上げを記録したことが話題になっているが やはり平日にしてはそこそこ客が入っていたぞ。
下関のシネマサンシャインでは劇場をローテーションさせて一日15回の上映をしているんだが 今はコロナ禍で席を一つ飛ばしで販売しているとはいえ そこそこの入場者だったぞ。逆にそれだけの上映回数をこなせるだけ 下関って人口が多かったのか、と思ってしまったが・・・
ネタバレになるから内容は書かないが 内容は無限列車のなかで下弦の壱の鬼「魘夢」と戦うパートと その後に炎柱・煉獄杏寿郎と上弦の参・猗窩座の戦いを描いたパートの2部構成となっている。
これだけ話題になっている作品だから前知識なしで映画館に足を運ぶ人もいるんだろうが この映画はTVシリーズの総集編というわけではないし登場人物の説明とかもないから いきなり「十二鬼月」だの「血鬼術」だの言われてもわかんないんじゃないかなあ・・・
わしはTVシリーズは放送開始から全話見ていたが原作は一度も読んだことがない状態だったが 結果的にこの映画を楽しむにはそれがベストじゃないかと思うぞ。そういう意味ではこの映画、大ヒットしているのは判るし完成度も高いとは思うが 「作品」としてみたらストーリーが完結している訳じゃないから やはりストーリーを知っているファン向けの作りになっているんだろうな、とは思うわけだ。
とりあえず原作やTVシリーズを見て「鬼滅の刃が面白い」と思っている人にはオススメの作品であることは認めるが 万人向けではないかもな。できればアマゾンプライムとかでTVシリーズを見ておくか 少なくとも先にフジテレビ系で放送された2週連続の特番はチェックしておいた方がいいだろう。
コロナ禍で営業的に苦しかった映画館や業界関係者にとっては逃がしたくないドル箱だとは思うが この作品が一日15回上映されているのに わしが観たいと思っていた「映像研には手を出すな!」実写版が昼間の一回ぽっきりの上映のみ、というのが 何とも言えないよなあ・・・
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