コメントについて・・・

GoogleブラウザのChrome推奨。
旧ホームページよりの再録記事について・・・山口県の滝情報は「【蔵出し】滝コンテンツ」、他県の滝情報は「【蔵出し】滝アーカイブ全国編」または「滝巡り(エリア別)」から、 日本一周記は「【2003年日本一周記】まとめページ」を右サイドcategoryより選んでください。
コメント投稿は失敗しやすいので うまく投稿できない場合は「匿名」を選び コメント文に名前を記入していただければ幸せます(=゚ω゚)

2017年4月18日

九州のマッターホルン、虚空蔵山を行く!

なんとか晴れ予想の出ているこの週末・・・

土曜日の夜は団地の集会があったんで日曜日しか動けなかったんだが、実家に帰ると色々と時間のロスが生じるんで 今回は九州方面の日帰り登山を軸に検討した結果、佐賀県の嬉野へトレッキング&温泉&湯豆腐ツアーを決行することに。

で、今回のトレッキングのターゲットは佐賀県と長崎県の県境となる 別名「九州のマッターホルン」こと虚空蔵山(こくうぞうざん)じゃ!

結構有名な山だし、今まで波佐見や嬉野に来たときに遠目ではその勇士を見ているんだが 今回実際に登るまで「虚無僧山」と勝手に嘘の名前で覚えていたことはナイショだけどなっ!!

***********************

土曜日の夜、ブロードキャスターを見た後に下関を出発して深夜2時過ぎまで高速を走り、嬉野手前の小さめなパーキングに到着。ここで朝まで仮眠。

日曜日は晴れマークだったが、朝の高速パーキング(たしか多久西PAだったと思う)は霧の中で景色は全然見えなかったな。
とりあえず嬉野ICで高速から降りて 一路登山口へ。



嬉野と言えば温泉のほかに「お茶」でも有名なんだが、中心街を離れてちょっと郊外に行けばこのような茶畑をいたるところで見ることができる。

虚空蔵山はガイド本では佐賀県側2つ、長崎県側2つのルートがあるらしいが、今回は温泉(湯豆腐)も大きなテーマだったんで 迷わず嬉野方面からのアプローチじゃ!

当初の予定では ガイド本に載っている「木場登山口」からアプローチするはずだったんだが、道路のところどころにある「虚空蔵山登山道」の案内板にしたがって進んでいくと なぜか長野地区の登山道に辿り着いてしまったんで 観念して今回はこちらのルートを使うことにしたぞ。(カーナビにインプットした木場登山口は川棚町なる集落にあるんだが「(この道路では)川棚方面には行けません」という無慈悲な看板が掲げてあったしな・・・)



ちなみに この長野地区には「嬉野茶」を広めたなんちゃらとかいう人物の史跡と 天然記念物の「大チャノキ」なる一品があるらしいんで そちらだけ見学していこう。





お茶って新芽の柔らかい部分を摘み取るイメージがあるんだが、これだけ大きいとなんかタンニン効果がハンパ無いというか、飲むとそうとう渋いイメージがあるんだが・・・



それはまあいいとして、とりあえず茶畑のなかの細い道をずんずん登っていって、長野登山口に到着っ!



無理をすれば8台くらいは収容可能だと思うが、こちらが長野登山口駐車場。



入り口からはコンクリで簡易舗装されている登山道が延びているんで迷うことなく進むことができる。

では早速レッツラゴゥ!!

********************


この虚空蔵山、ルートにも因るだろうがガイド本を見る限りではだいたい2時間もあれば上り下りできるルートのようじゃ。
ま、わしの場合 持病のこともあるし今年に入ってからずっと右の膝の関節炎に悩まされているし、久しぶりのトレッキングなんで 無理しないで体に変調があればリタイアするつもりでスローペースで登ることに。



おそらくは最初のチェックポイント、地蔵堂に向かうための参道なんだろうが うっそうとした植林帯の中を通っているため 傾斜はそれほどでもないけど足元がズルズル滑るぞ。この山に関しては足の裏が硬い素材のトレッキングシューズより普通の運動靴やトレランシューズみたいな靴の方が歩き易いんじゃなかろうか?



ヽ(´ー`)ノ



今年もマムシ草を拝む時期になったんだなあ・・・







歩いていくとこのような山火事注意のポールをみることができるが 数字は何合目かを記しているみたいだな。おそらく上の方に載せた登山道案内図とリンクしているものと思われるぞ。



植林帯唯一の見所の「地蔵堂」が見えてきたぞ。



とりあえず手だけ合わせて先に進もう。



巨岩が目に付きだしたらそろそろ植林帯も終わりが近いぞ。



雨宿りにはちょうど良さげな6合目付近の洞穴を横目に見ながら進むと



木場登山道との合流点、木場皿屋越。



ココからは山岳宗教のニオイがプンプンする岩場コースとなり 鎖場なんかも出現するぞ。



なんとなく歴史を感じる石段を上り詰めると いよいよ頂上じゃ!!



この山は愛宕神社の境内という位置づけらしいが 虚空蔵大菩薩と愛宕大神が祀られている。








祠の前の雑木には「榊」と書かれた札が付けられているから、たぶん世話をしに来た人がここで供え物の榊が調達できるように植えられているんだろうな・・・



ガイド本には必ず掲載されている頂上からの風景。
眼下に大村湾と東彼杵の町、そして多良山系と天気が良ければ普賢岳や佐賀県の主要な山のほとんど、熊本県まで眺められるんだそうな。この日は雲が多くてあんまり眺めは良くなかったが、それにしてもシャツ一枚でも汗でダクダクになるほど 異様に蒸し暑かったな・・・



嬉野方面を見ると妙に整った三角形の巨岩を見ることができるが あれがたぶん「鳥兜」なる岩だろうな・・・(´ー`)



今回は荷物がおにぎりとペットボトルとデジカメだけだったんで マウンテンスミスのヒップバッグひとつだけで登ってきたぞ♪

ここで朝食タイムとしてしばしマッタリしていたが 30分くらい休んでいたら一人のオバちゃんソロハイカーがやってきたぞ。

たぶんお昼に近づくにつれて登山客も増えると思われたんで そろそろ撤退するかのぅ。
懸念していた膝の痛みも登山では力の掛け方が違うのか さほどでも無かったんで助かったわい♪

頂上で咲いていたヤマナシの花
***********************

いやいや、今回は麓からの容姿を撮影していないが インパクトのある外観と比べて全体的には手ごろなハイキング向け、しなしながらところどころにマニアックなルートもあるし、展望も良くて歴史を感じることもできる なかなか良い山だと思うぞ。

惜しむらくは山口県から日帰りで行くには なかなか距離感があるところかな・・・やはりココまで来たなら嬉野温泉や周囲のほかの観光と組み合わせないと ちょっと勿体無いよなあ。

ふぅ・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿