霧島エリアにはそこかしこに温泉地があって 有名どころの旅館、施設も点在しているんだが もちろん1回や2回の訪問で気になる温泉を全て制覇する、なんてことは不可能だと思う。
山口から距離もあるんで気軽に来れるわけもないから 入浴する温泉も絞り込まねばならんのだが・・・
で、今回チョイスしたのは妙見温泉の知る人ぞ知る名泉、「秀水湯」さん。
パッと見、少し大きめの民家、という感じだが 本業は指圧治療院。素泊まりの民宿もやっているから やはり湯治宿、という感じなんだろう。
で、温泉は元々 湯治用なんだろうが一般にも低価格で開放されていて 地元の人も銭湯代わりに使っているようじゃ。
受付のような場所がないんで 入浴するにはどういう手続きを踏むのかイマイチわかんなくて悩んだが・・・たまたま出てきたココの若奥様に尋ねたら 玄関にぶら下げている竹筒に200円を投入して勝手に入っていくシステムらしいぞ。
これは確かに予備知識がない人がフラッとやってくるような施設ではないわなあ・・・
奥にあるコンクリ住宅の離れが湯小屋らしい・・・(-゛-;)
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妙見温泉・秀水湯
鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4389-1
泉質:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉 PH 43.7℃
効能:切り傷・慢性皮膚炎、やけどなど
営業時間:8:00~20:00(月曜休)
料金:200円
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浴室は2つに分かれていて 左側は打たせ湯と水風呂、右側はゆっくり浸かる湯舟となっている。
右側には先客が居て 狭い浴室が余計狭くなるんで まずは左側の打たせ湯浴室から。
浴槽は2つに仕切られて ご覧のように右が打たせ湯、左が水風呂。
ウッスラと白く濁ったやや塩味のお湯がパイプから落とされているが やっぱ湯治場って感じだな。温度は熱くはないが成分が濃いせいか しばらく入っていると汗がじんわり出てくるぞ。
この打たせ湯で温まった体を左の水風呂で冷やす交互浴が効果的なんだそうな。
浴室側の先客がなかなか出てくれないのが仕方ないが もう一人くらいなら大丈夫だろう、と もう一つのメインの浴室へ。
先客が居たんで浴室内の写真は撮影できなかったが これは鹿児島県の観光サイトより勝手に拝借したもの。
2人くらいが入れる小さな浴槽が一つだけだが パイプから泡付きのある鮮度抜群の鉄成分たっぷりの源泉が景気のいい勢いでジャンジャカと放出されている。
「源泉かけ流しのお手本」といわれるだけのことはあるが 浴槽の大きさを考えると勿体ないというか 何か壊れているんじゃないかと思ってしまうほどの湯量じゃ。
いやあ、聞きしに勝る、というか 噂通りの素晴らしいお湯じゃ!満足満足・・・
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と、いうわけで 初日はトレッキングで思いっきり筋肉が張ったあとに 成分の濃いお湯を立て続けに3つ入って すでにヘロヘロ状態・・・
もう日が落ちる寸前だし これからもう一つ温泉に入るのも辛いから湯治は打ち止めにして 車中泊できる場所を探さねば・・・
近くの道の駅といっても適当なところを思いつかないし 翌日に散策するエリアも決めないと どっち方面に向かっていいのかわかんないし、、、
最近は日が暮れるのが早くなってきたんだが 時間はあるんで移動距離は稼げるから 思い切って混雑するであろう鹿児島をスルーして指宿方面に進むことに決定。
九州道に乗って加治木の桜島SAにて 夕食として「黒豚チャーシューつけ麺と半チャーハンセット」などをいただく。
味は・・・SAのフードコートだとこんなもんかな?量は今一つだったが・・・
ここでお夜食として鹿児島の郷土菓子を単品で買い漁り♪
定番の「かるかん」は説明不要だろうが 「高麗餅」(これもち/こうらいもち)はケーキの形をしたおはぎ味の膨れ菓子。
「いこもち」は「炒った米粉で作った餅」(炒粉餅)という意味らしいが 食感は求肥っぽかったな。
今回初めて知った「木目羹」(きもっかん)は文字通り木目の模様の入った羊羹、という意味なんだろうが 小豆のこし餡と白いんげんのこし餡をミックスさせてこの模様を出しているんだとか。たぶん生産者によって食感は変わるんだろうが これは昔羊羹というか名古屋のういろうのようなずっしりとした感じだったな。
たぶんこの4つで夕食の半チャーハンとつけ麺のカロリーを軽く上回っているんだろうな・・・(;・∀・)
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結局 このSAのフードコートのTVで「麒麟が来る」を最初から最後までじっくり鑑賞して、 9時過ぎにはもうこれから別の場所に移動するのがメンド臭くなったんで このままパーキングで車中泊を決行。
疲れていたんで寝落ちするのも早かったが 鹿児島ツアー初日はここで終了・・・
二日目のネタに続くぞっ!!
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