指宿の道の駅で明るくなるまで二度寝を貪り 7時前に起床・・・
今回最初のターゲットは朝7時から営業、というのは事前にスマホでチェックしていたんで オープンと同時に訪問する予定だったんだが、予想以上に快眠だったようじゃ。やはり侮れないな、温泉パワー・・・
で、やって来たのは二月田温泉・殿様湯。
指宿温泉といっても一括りじゃなくて 指宿市東部にある摺ヶ浜温泉、弥次ヶ湯温泉、二月田温泉などの温泉群の総称なんだそうな。泉質や成分も地域によって微妙に違っているんだが どうしても砂蒸し湯がインパクトが高いんであまり意識したことは無かったかなあ・・・
で、その指宿温泉群の一つ、「二月田温泉」の殿様湯なんだが、名前の通り島津の殿様が愛用していたという由緒ある温泉ということじゃ。
では早速 その高貴な湯を堪能させていただこうかのぅ・・・
はぅあっ!?Σ(゚Д゚)
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むむむ・・・そこまで下調べしてなかったわしに非がある、と言えば確かにその通りなんだが よもやよもや、じゃ・・・温泉マニアとして不甲斐なし・・
はるばる下関からやって来て道の駅で車中泊をしてまでやって来て この仕打ちはあまりにもあんまり・・・(ノω・、) (←前日に登山をしてたりしてるけどな・・・)
とりあえずダメ元で奥さんに
「下関から会社を休んで入りに来たんですが やはりダメですか?」
と 段ボールの中に捨てられた子犬のような目で訴えたんだが しばし間をおいて
「今 入浴中のお客さんが上がられて 誰もいなくなったら・・・良いですよ」
という返事を頂いたぞ。
うぅ、、、無理を言ってルールを曲げさせて申し訳ないのぅ・・・これが平日じゃなくて休日だったら入浴客が途切れることも考えにくいと思うのだが 代休を取って無理矢理3連休にした甲斐があったな。
さらに開店直後だったら地元の客も多かっただろうし ちょうど朝一番客が帰っていく30~40分経った頃の訪問だったというのもラッキーに拍車をかけていたと言わざるをえまい。
で、この後 第一陣最後の客のおじいさん(一人)が出てくるまで20分少々 時間を潰すことになるんだが、裏の駐車場そばにある「湯権現神社」などを参拝し、
当時の湯舟跡などを見学。
こちらは足軽以下の立ち入りは禁止されていた 当時としては立派な作りで 指宿市の指定文化財なんだそうな。
庭には飲泉場もあって 指宿温泉特有の源泉を飲むことができる。
そういえば「マツコ有吉の怒り新党」で「新・三大 入るより飲みたくなる温泉」として紹介されていたっけ。
と、いうわけで当然わしもガブ飲みさせていただいたぞ。前回 同じ指宿の弥次が湯温泉で飲泉した時を思い出したが 何とも言えぬダシと薄い塩味の組み合わせが美味よのぅ・・・(´▽`)
そんなこんなで ようやく先客が全員退出して浴室がカラになったんで いざ入浴!
次の入浴客がいつ来るか読めないんで ゆっくりくつろぐ、ということはできなかったが 待った甲斐があって無人の浴槽を独り占めなんで 浴室と浴槽の写真はしっかり撮らせてもらったぞ(´▽`)
湯舟に彫られた島津のトレードマークが実に威風堂々として神々しいぞ。
ちなみに家紋の小さい湯溜まりは源泉の熱い湯がキープされていて 熱めの湯が好きな人は栓を抜けば浴槽に流れ込む仕組みになっているらしい。
いやいや、流石というか実に素晴らしい・・・指宿に来たら押さえておきたい共同湯の一つであることは間違いないだろうな。
やや熱めでよく温まる湯なんで これからの季節には是非オススメの一品なんだが わしのように偶然が重ならないとしばらく県外の人は入れない処置が続くと思うんで もしGOTOなんかを利用して観光なんかを考えているような人がいるならば 自治体の観光サイトなんかでコロナ対応の状況をチェックしたほうがいいだろうな・・・
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