江戸時代から湯治場として栄えた市比野温泉。弱アルカリの肌に優しいツルツル泉が有名な 薩北エリアを代表するような温泉地。
この市比野温泉ではかつて「下之湯共同浴場」に入湯済みなんだが、今回はもう一つの公衆浴場「上之湯共同浴場」、ではなくて・・・
こちらの「昭和湯」さんじゃ!
昭和湯さんは市比野温泉の共同湯の中で唯一 駐車場を持たない施設なんだとか。それも歩いて辿り着いてようやく気付いたんだが・・・
ネットで調べた住所をインプットしてカーナビにお任せしてやって来たんだが、「目的地に到着しました」と告げられてもそれがどこなのか判らず・・・
結局 商店街の観光客向け駐車場に車を停めて 薬屋さんの御主人に聞き取り調査をしてなんとなく場所を特定して、
ここか・・・
メインの商店街と幹線道路に挟まれた住宅地にひっそりと佇んでいるが 看板が小さいしどうみても普通の民家の外見なんで これは人に聞かないとなかなか一発では辿り着けないだろうなあ(´▽`)
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市比野温泉 昭和湯
鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2595
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH8.8 46.7℃
効能 :筋肉痛・神経痛・神経痛・五十肩・冷え性など
営業時間 :7:00~21:00 定休日不明
料金 :200円
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では早速 受付で代金を・・・
と、思ったが 呼んでも誰も出てこないな・・・不在なのか?と思って部屋の中を覗き込んだらTVは点いてるし よく見たらオーナーらしきおじいさんが横になってテレビを見ているし。
至近距離で人が居るのは確認したが 問いかけても返事がないんで たぶん耳が遠いのか もしかしてTVを見ながら絶命・・・それはないか (-。- )
何時まで経ってもわしの存在に気付いてくれないんで 思い切って大声をぶちかましてやろうかと思ったんだが たまたまやって来たおばさん入浴客が「お金を置いて勝手に入れば良いんじゃないですか?」とか言ってくれたんで 料金かごのなかに200円を入れて いざ入浴♪
こちらが「昭和湯」浴室の様子。
4名が入れる程度の湯舟が窓側中央に一つ・・・その他にはカランもシャワーもない潔さよ(´▽`)体を洗う時は湯舟の周りに座り込んで洗面器で汲んで使うタイプだな。とりあえず髭剃り用に鏡は一枚取り付けられていたぞ。
何もないし天井は高いし窓は広めなんで浴室内は明るく清潔感も感じられる。(何もないからそう見えるだけかも・・・)
湯口からは源泉がそのままかけ流しで使われて 鮮度はかなり高い。
お湯は無色透明無味無臭でクセのないものだが肌触りが素晴らしい。
名前の通り まさに昭和の雰囲気そのもの、という感じで 雰囲気とお湯の良さだけで他に何を求めようか、というような一品だと思うぞ。むぅ~・・・
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