旅行人山荘でトレッキングの汗を流してサッパリした後なんだが、霧島と言えばやはり気になる温泉がいくつもあって 次のターゲットも(と、いうか この後のターゲットは全て)温泉だったりするぞ。
と、いうわけで 塩浸温泉の竜馬公園からほど近く 国道から川に向かって降りていき 山道を歩くこと約5分・・・
川に近づいてくると 奥から何やら子供の声が聞こえてきたが どうやら先客が居たようだな。
お、あったあった♪
湯気の向こうにちょろちょろと動いている人影を確認することができたが どうやら子供の様じゃ。
子供が居るということは当然 保護者も居るはずなんで 万が一のことも考えて「すいませ~ん、女性は居ますか~?」と声をかけたところ 「ちょっと待ってくださ~い・・・」と女性の声が・・・
むぅ~、もし無言のまま不用意に温泉めがけてこのような不審なオッサンが突撃していけば 子供を巻き込んで阿鼻叫喚な事態になっていたかもしれないな・・・声をかけておいて良かったぞ(-"-;)
と、いうわけで 「もう大丈夫ですよ~入られてください~」というお母さんの合図とともに入浴することに成功した、こちらが霧島の秘湯、通称「竹林の湯」と呼ばれる野湯じゃ!!
撮影協力:一緒に入浴した子供たちのお父さん |
恐らくはかつて温泉宿でもあった名残なんだと思うが 川の横に作られた湯舟に50度超の源泉が直接流れ込んで適温になっている 実に素晴らしい湯とロケーションじゃ!!
夏は横の川で水風呂を楽しむことも出来そうだが 時期を間違えるとブヨや藪蚊の襲来が凄いんだろうな・・・(←以前 すぐ近くの平落温泉の野湯で巨大な藪蚊の集団に襲われて体中が腫れあがった苦い記憶がよみがえったぞ・・・)
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塩浸温泉 野湯(通称:竹林の湯)
鹿児島県霧島市牧園町宿窪田
泉質:不明
効能:不明
料金:無料
営業時間:
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恐らくは塩浸温泉と同様の炭酸水素塩泉系の鉄泉だと思うが、お湯の析出物がドーム状になっていて成分の濃さが判るぞ。
いやぁ、感動、感動・・・(´▽`)
湯舟は2つあって 下の段がややヌルい感じだが 今まで入った霧島の野湯の中でも一番入りやすい温度だと思う。他に人が居なければ入りやすさも一番だと思うぞ。
わしがこの野湯の存在を知ったのは facebookの九州温泉グループの投稿を見た時なんだが、これほどのシチュエーションの温泉をこの最近まで知らなかったとは・・・
たとえば毒性ガスの発生で立ち入りが禁止された山之城温泉とか すっかり藪に埋もれて存在自体が埋もれてしまった平落温泉のように 今では入浴不可の野湯もネットで調べればすぐに出てくるし 和気湯、目の湯、川の湯のようなツウには知られたところも同様で 昔から利用している人がいたわけだが この温泉については何故かココ最近になってネットで見かけるようになった、というのが不思議だな。
近年になって作られた、という雰囲気でもないし 今までは土地の所有者が立ち入りを禁止していたとか そんな理由でもない限り こんな素晴らしい野湯があまり知られていないというのは不自然なんだけどなあ・・・
とりあえず この温泉に入るというのも 今回の鹿児島遠征の大きな目的の一つだったんで 個人的には大満足じゃ。
場所は・・・おおっぴらにブログのネタにしていいものかどうか 少し躊躇があったんでココでは詳しく書かないが ググれば案外簡単に場所の目星はつくと思うぞ。
ふふぅ~・・・
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