さて、出水市に入って何か面白いスポットはないかと地図をパラパラと眺めていたんだが 「日本一の大鈴」なるキーワードが気になったんで 箱崎八幡神社なるスポットにやってきたぞ。
出水市といえば 市のイチオシはやっぱりツル・・・この時期だと飛来シーズンだから当然 観光サイトを見てもツル関係の情報しか出てこないんだが・・・最終日で夕方には山口に戻ることを考えると そんなに時間はないからツルの飛来地はパス。代わりに「簡単に済まされそう」という方向でチョイスしたのがこの神社じゃ。
もちろんここが何のご利益がある神様か?とか ほかに何か見どころがあるのか?とか そういう予備知識は一切なしでの訪問じゃ。
参道の入り口にはやっぱりツルが・・・狛犬の代わり、というわけでもないとは思うが なんか目出度いのぅ(*´ω`)
で、お目当ての「日本一の大鈴」は入り口にあたる「神門」に吊るされていたぞ。
高さ4メートル、直径3.4メートル、重さ5トンで 暑さ1センチの青銅に総金箔張りで仕上げている一品。
>この大鈴、神社に何か謂れがあるとか土地に鈴がらみの伝説があるとか そーゆーわけじゃなくて 「為せば成る(鳴る)」という祈願をこめて 伊勢神宮鎮座2000年記念と平成天皇即位十年事業として竣工したもの、なんだそうな。
まあ、歴史とか名所とかはそうやって作られていくものなんだろうな・・・
ちなみにココには直径1.5ミリの「日本一小さい鈴」も収められているんだとか。
「何のためにそれを作ったのか?」という疑問は 禁句なのかもしれないな・・・
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まあ、せっかく来たから境内を散策して ついでにお参りもさせてもらおうかのぅ。(←ついで?)
ツルと亀に囲まれて満面の笑みをたたえているのは「鶴神様(つるかんさあ)」なる人物。
「鶴仙人」なら聞いたことがあるが・・・なんでも御祭神である武内宿禰命をイメージしてアレンジされた人物らしい。
ちなみにこの箱崎八幡神社は筑前の筥崎宮から勧請されたものなんだと。
一応はわしもサラリーマンなんで 商売繁盛を祈願するため稲荷様を拝んで、と。
記念撮影用の大鈴のオブジェ・・・かと思っていたが これは愛子様のご誕生を祝って造られた宝物殿なんだそうな。そんなことはこのブログを書くときにググッてはじめて知ったんで よもやこの中に「日本一小さな鈴」が格納されているとは思いもよらなかったぞ・・・
ただ、何故わしがこの鈴にそんなに興味を抱かなかったのか?ということには大きな理由があって、その答えはこの鈴の後ろに鎮座する とある神様の存在に心を奪われたからに他ならないわけだ・・・
あっ・・・(゚Д゚)クワッ
むぅ!
かなり原始的な造形ではあるが 神々しさのあまり女石から生えている草木にすら何か特別な意味があるように思えてならないぞ。
撫陰陽石とは・・・「人知の及ばないところお神様のお加護・・・」最後のほうが字が掠れてよく読めないが とにかく有難いのぅ・・・(゚ -Å) ホロリ
とりあえず、これを発見できただけでもこの箱崎八幡神社にお参りに来た意味は充分あった、と認めざるを得まいなあ。
ふぅ・・・
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