下関市豊田町大字大河内付近
落差 10M
豊田町中心部から豊田湖に向かう県道沿い、蛍の遊覧船乗り場の付近にこの滝はある。
アクセスは素晴らしく良い位置にあるが 交通量が激しくなかなか車も止まられないし 何より目立たないんでほとんどの人は無視して過ぎ去ってしまうぞ。何を隠そう わしもこの滝を見ようとするときは「どこにあったっけ?」と いつも悩んでしまうからなあ~。
写真は雨の降った後の水量が絶好調の時に撮影しているから 一応は滝のテイを成しているが 普段は名前どおり 単に岩壁に水滴がたらたらと落ちているだけなんで 「ここにこんな滝がある」ということを知らない限りは絶対に見過ごしてしまうくらい目立たない存在だ。
壁に落石防止の金網があるし 流れ落ちる先がどうみてもフツーの溝なんで趣は皆無。 横にちょこんと鎮座している松尾芭蕉の句碑がなければ 名前も無い単なる水流で終わっていると思うな。
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【追加情報 2020年5月現在】
この記事を書いた何年後かに山口県全域のあちこちで台風による大規模な土砂崩れが起こり県道34号付近は土砂崩れでしばらく通れない状況に。一旦は回復したものの崖崩れが繰り返し起こってしまったため このたらたらの滝付近の崖はコンクリートで固められてしまったな。
滝の部分と芭蕉の句碑はいちおう文化財的な扱いだったんで そこだけは残されたんだが外観は全く変わってしまったぞ。
先日 通りかかった際に写真だけは収めておいたんで ここで紹介しておこう。
こうやってみると やっぱ滝って生き物というか 長い目で見れば変化をしているんだなあ・・・
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