データが数年前のものもあるため施設によっては廃業や改装、料金等の変更の可能性があります。
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【鉄輪温泉エリア①】
- 夢たまて箱
別府市北中1組
※ホテル風月が外湯として作った施設で ヒノキ風呂、露天風呂、サウナ、ジェットバス、ジャグジーなど充実施設を誇るレジャースパ。
営業時間も長いし土日は24時間営業、入浴料金もリーズナブルで使い勝手はかなり良さそうな施設。
- すじ湯温泉
別府市鉄輪井田1組
※一遍上人がこの地にやってきて開いたと言う鉄輪温泉。そのメインストリートからやや離れた住宅地にあり、いかにも「共同湯」という佇まいのすじ湯温泉は その名のとおり「スジに効く」とファンも多い一品。
例によって更衣室が一体となった浴室に数名入れるほどの浴槽が一つあるというだけのシンプルな作り。
やや黄色と言うか緑っぽく薄く染まったお湯は金物臭がしてやや塩辛い感じ。その極上の湯がトウトウと掛け流されていて 確かに噂どおりスジに効きそうな一品じゃ。
- 神丘温泉
別府市小倉4-2
※「ヤクルト色をした泥湯」が有名な 別府を代表するマニア垂涎の一品。
ただしその名物「泥湯」は近年 泥の湧出がなくなったという事で入浴中止になってしまった。さらに現在では「温泉道」へのエントリーも取りやめてしまっているが 営業そのものもどうなっているか確認できてないぞ。
駄菓子屋のおばちゃんに料金を払い中に入ると 数名が入れる程度の浴槽が一つ。単純泉だが透明度の高いツルツル系の源泉が掛け流しで注がれている。
独特の雰囲気と素晴らしい効能のお湯で評価は高いんだが、隣の小倉薬師温泉のほうが確かに敷居は低いんだろうな・・・
- 小倉薬師温泉・丘の湯
別府市小倉4
※神丘温泉に隣接しているんで ナトリウム-炭酸塩・硫酸塩・炭酸水素塩泉という泉質は同じようなものだと思うが 鉄輪特有のキシキシ感はあまり感じず どちらかといえば柔らかい感じ。原爆症に効能があるということで正面の原爆病院にも利用されているようじゃ。
見た目は新しく今風の銭湯っぽいが、中身は別府の一般的スタイルである浴室・脱衣場が一体となったシステム。
数名が入ればいっぱいになる小さな浴槽と申し訳程度の洗い場がある。敷居が低いんで入りやすいが人気があるんで割と芋の子洗い状態を強いられる可能性が高いかもな・・・
- 地獄原温泉
別府市鉄輪東6
※「いでゆ坂」の通り沿いにある共同湯。元々は組合員専用で外部立ち寄りは不可だったが温泉道加入とともに一般にも開放された施設。
別府共同湯スタンダードな 脱衣所と浴室が一体化した作りで浴槽がぽつんとあるだけのスタイル。ここに鉄輪の湯の特徴であるダシが効いた塩味のキシキシ系のお湯が注がれている。
- 渋の湯
別府市鉄輪風呂本1組
※「むし湯」の対面にある鉄輪の代表的な共同湯の1つ。入浴料金は100円だが料金箱や賽銭箱のようなものはなく 脱衣所のコインロッカーを使用することで料金徴収となるシステムが少し判りにくいかな?
長方形の湯船の端には竹を使った自然冷却システムが設置されていて これで源泉を入浴可能な温度まで加水せずに下げている。
ここは鉄輪温泉の中でもほぼ中心に位置するんで人の出入りも多く そのためか温泉の効能書きや案内板も他の施設に比べてしっかり設置されている。
建物自体も平成10年に改築された新しいものなんで敷居の低い施設だと思うぞ。
- 谷の湯
別府市北中1組
※鉄輪のメインストリートから少し入ったところにひっそりと存在する共同湯。料金は隣の民家に100円払うシステムで半地下の階段を下りていく。
例によって浴室と脱衣場が一体となった作りでコンクリ製の浴槽が1つあるだけ。これをボロと見るか風情と見るかは人によって違うだろうが わし的にはシンプルながらも昔ながらの情緒が感じられてかなりの高得点だったぞ。
お湯はやや塩気を感じる鉄輪特有のものだが透明度は他に施設と比べてやや高く温度も高め。が、入りやすく肌触りも良く湯冷めしにくい非常にレベルの高いもの。
男性浴室の隅っこには不動明王が祀られていて 下の空間は奈落の底の様な暗い穴になっていたが、これはかつての源泉湧き口で現在は枯れてしまっているんだとか。
鉄輪温泉にはお湯はハズレ無しだし どこもそれなりの歴史と風情を感じられるのだが、ココはその中でもキラリと光る個性があって実に印象深い共同湯だったな。オススメじゃ!
- おにやまホテル
別府市鉄輪335-1
※鉄輪温泉街の中心地、国道500号沿いにあって 近くに白池地獄、かまど地獄、山地獄、金龍地獄などが点在し 地獄巡りの拠点としても有名な施設。
入浴料金は800円とそれなりの価格だが、温泉道のガイド本などに無料の招待券や割引券が付いているパターンがあるから それを使うのがお得だと思う。(ただし絶景の屋上展望露天風呂は割引券の類は通用しないらしい)
ホテル系の入浴施設だけ有って内風呂はアメニティの類はしっかりしているが、ココのウリは何と言っても100名くらいは余裕では入れそうな広大な広さを誇る大露天風呂。
池のような浴槽の周りには観葉植物がジャングルのように配置され非常に趣のある作りとなっている。
金気臭を感じる極上のお湯がジャバジャバと 文字通り湯水のように使われて 源泉の注ぎ口は激アツだが湯船が広いんで自分の好きな温度のエリアを探して入ればOK。素晴らしい!!
- 熱の湯
別府市鉄輪井田1組
※「むし湯」からやや下がったところにある共同湯で、共同湯にしては広い駐車スペース、おまけに入浴料は無料と言う太っ腹な施設のために ジモティはもちろん観光客にも人気。
内部は別府共同湯の教科書のようなスタンダードな作りで広くないから 時間帯とタイミングによってはゆっくりできないかも・・・
「熱の湯」という名前は「体の熱を除去する」とか「湯冷めしにくい」とか「単に 熱いお湯だから」とか 諸説あるみたいだが、確かに注がれている源泉が熱い湯であることは間違いないぞ。
- 上人湯
別府市鉄輪風呂本5
※鉄輪温泉街のメインストリート、「いでゆ坂」のほぼ中央、最近オープンした観光施設「地獄蒸し工房・鉄輪」なる施設の隣にある共同湯。
たぶん鉄輪温泉開祖の一遍上人から拝借したネーミングだろうが、作りはオーソドックスな別府共同湯スタイル。
お湯は金龍温泉からの引き湯で 無色透明の鉄輪らしいキシキシ系。肌もツルツル感がしっかり残って口に含むと出汁の効いた塩スープのような極上品。
ちなみにココには賽銭箱はあるが料金箱は無いんで 入浴する場合は対面にある「まさ食堂」で100円払って入浴札をゲットする必要がある。
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