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2014年7月30日

GODZILLA @ シネマサンシャイン下関

下関は平成の大合併で旧豊浦郡をかき集めて 一応県下最大の都市ということになっているが、「文化の象徴」ともいうべき映画館は 駅ビルの中に昔ながらのシアターが2つあるだけだったりする。

それも館長の奥田瑛二の意向が反映されるのか あるいは話題作は皆が今風のシネコンのある隣の小倉のまで行くと割り切っているのか・・・正直 文芸作品みたいな作品が多くて あまり利用することもなかったのだ。一番最後に見た映画が壇蜜主演の「地球防衛未亡人」(文芸作品?)だったし・・・



で、そんな下関に今月初めにシネコン形式の新しい映画館がオープンしたんで 今回、初めて利用してみたぞっ!それがシネマサンシャイン下関じゃ!!

今まで見たい映画があるときは小倉まで仕事帰りに出向いていたものだが、、、小倉も下関から近いと言えば近いんだが、やはり海を渡って九州に行く、というのは 気分的に「旅行」だしなあ。

今度は会社から徒歩10分、しかも駅という立地条件だし、18時台からのプログラムでも間に合うから 利便性は各段に良くなったな・・・(´ー`) 


シネマサンシャイン下関は8つのシアターがあって 他の系列店には4DXとか有るから少しは期待したが さすがに下関風情ではそのような最先端設備は望めないが とりあえず3D映画は楽しめるようじゃ。
一応DOLBY ATMOSなる 中国地方初の装備があるらしいが 今回は該当施設じゃなかったんで その効果はいかほどかは不明じゃ。

あと、「ファーストディ」や「レディスディ」のサービスはあるが「メンズディ」は設定されてないようじゃ。 そのかわり毎月15日は「サンシャインデー」という割引がある。

まあ、わしは伝家の宝刀 身障者手帳があるから曜日関係なしで割引が適用されるんで構わないけどな・・・あと1年で夫婦50割が使える年齢でもあるが、これも結婚してないから関係ないけど・・・

で、今回 栄えあるシネマサンシャイン第一回目の記念作品として鑑賞した映画はこちらッ!



夏の映画では これだけは外せないと思っていた ハリウッド版の「ゴジラ」じゃ!!

以下、たぶんネタバレになるような詳しい解説は無いと思うが、感想を・・・

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評価としては他のレビューサイトでもあるように ちゃんとゴジラ映画として成立しているし わし的には「パシフィック・リム」よりも感情移入できたな。
 
やはり「ゴジラ」というキャラクターに馴染みが深いし パシフィック・リムで描かれたようなアメリカの「カイジュウ」のデザイン・・・
まあ、最近の日本の特撮番組の怪人・怪獣もそうだが リアリティを求めているのか単に造形に凝っているだけなのか 迫力があっても鑑賞後に記憶に残らないものが多いからなあ。

今回のハリウッド版ゴジラは 公開直前まであまり情報が流れてこなかったが、敵役の怪獣が登場する。
わしは「第一作をリスペクトしている」と聞いていたから てっきり渡辺謙が平田昭彦のような強烈な個性でゴジラに立ち向かうストーリーだと思っていたんだが、怪獣VS怪獣の展開で人間は単に蹂躙されるだけの無力な存在という設定。 

なんだかんだで 渡辺謙は結局 何もしなかった、という印象かな・・・(´ー`)

敵の「MUTO」なる怪獣のパルス攻撃の設定とかも ゴジラとのバトルに人間のチャチャが入らないようにする工夫だろうが、デザインがちゃんと「怪獣」になっていたのは感心したな。 

ゴジラはジャン・レノ版のものとは較べようもないほどゴジラだし、背びれが光って放射熱線を吐くシーンも感動したな。 日本人にはそれがまさに「ゴジラ」なんだが、荒唐無稽な設定でもリアリティを追及するようなSF作品が主流の今の時代で世界の他の国ではどう思われたのか ちょっと気になったけど。

感想としては 確かに1954年に作られた最初のゴジラ以降、いろいろ歴史と言うか試行錯誤というか紆余曲折のあったゴジラシリーズの中では もっとも気合の入った完成度の高いゴジラ映画であることは間違いないと思う。初代ゴジラをちゃんとリスペクトしているし 見て損はないのも間違いない。

ただ、コンセプトはどちらかというと「ガメラ」のほうが近いかな・・・「MUTO」なんてギャオスリスペクトをひしひし感じるし・・・そう考えると金子修介監督の平成ガメラシリーズって やっぱ傑作だったんだ、と 改めて思ったり・・・

ハリウッドでゴジラは作れても ガメラはなかなか難しいような気がするなあ。 もちろん技術的に、じゃなくて ガメラは発想が斜め上と言うか キワモノとリアルのバランスがビミョーすぎて理解が難しいと思うのだ。

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今回のハリウッドゴジラは世界中で興行成績1位を打ち立てる評判のよさで 早くも続編が決定したそうな。 次回作はキングギドラやラドンやモスラが出るとか噂が流れているが 今回のゴジラを見る限り かなり期待が出来そうな感じだな。

キングギドラはヤマタノオロチのような和のイメージもあるが 西洋のファンタジーに登場しても違和感のないから それっぽいデザインになるだろうが、モスラをハリウッドが作るとどうなるか興味のあるところだな。やっぱ小美人に該当するようなキャラクターも出てくるのかなあ(*´ -`)



まかり間違ってジェットジャガーでも登場したらどうしよう・・・(-_-;) 

2 件のコメント:

  1. どうも。BARAさんが海水浴キャンプに誘ってくれなかったので、一人鰹のタタキをニンニクスライスと共にブチ込んでる者です。あ~嫁と息子の白い眼が気持ちイイ~(絶頂)やっぱ内臓腐ってても日本酒最高~!!

    失礼しました。
    さて、ゴジラといえば松井さんだった私からは馴染みは薄いのですが・・・・・
    フィルム制作をされておられたBARA師匠からすれば、感慨深いものが御在りと見得ます。(HCFMの「嗚呼、戦争とはこうも人の心を狂わすのか・・・。」の例のモノの方が私は感慨深いですが・・・謎)
    最近映画観てないなぁ・・・。OVAで「Fate/Zero」以来かな・・・・・・

    秋からFateはTVの焼き直しを放映するらしいですな。完全新作らしいのですが、流石にもうお腹一杯かも(笑)

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  2. 松井といえば「AVマニアでありながら国民栄誉賞」という まさに怪獣王の称号にふさわしい大物ですが、それはさておき「fate/zero」って見たことないんですが 今 深夜にやっている「プラズマイリア・ツヴァイ」の系列なんでしょうか?それは1話をサラッと見て諦めたクチですが・・・

    アニメと言えばTARO先生から「ヤマノススメ」を強烈プッシュされましたが、何故そんな彼が山登りを毛嫌いしているのか 理由がよく判りません・・・(・ω・)

    とりあえず 盆までは仕事で休みなしが決定しているんで 盆にはどこかでアウトドア的なことをしたいと思っているんですが 計画を立てる心の余裕が無いから行き当たりばったりになる予感がひしひしと・・・



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