さて、今回 しまなみ海道の散策に踏み切った理由は 以前から興味のあった「大山祇神社」の散策がしてみたかったからじゃ。 あと、先日発表された本屋大賞で村上水軍を題材にした「村上海賊の娘」が選ばれたことも ちょっとタイムリーだったしな。
そんなこんなで神社のある大三島と村上水軍本拠地である因島の2つを選んだんだが、しまなみ街道起点の尾道に来るまでに相当な時間を労した(下道で来るから・・・)んで、最初にいきなりメインの大山祇神社にやってきたぞッ!!
妙にカッチョいい後ろの岩だらけの山がすこぶる気になるが、今回は山登りをするような時間も無いし装備も無いんで置いといて・・・
神社の周りには このような女性の像が何箇所か設置されている。どうやら大山祇神社と深い関係のある「鶴姫」なる人物らしいが、わしの知っている鶴姫とは容姿が全く違うような・・・
↑ わしの知っている鶴姫・・・ |
そんなことはどうでもいいんだが、こちらが噂の大山祇神社。
祭神は大山積神で、全国の山祇神社・三島神社の総本社でもある。やたら新しい山門は総ヒノキ造りで高さは12M。2010年に再建されたものだそうな。
ちなみに山口県あたりに住んでいると大山積神ってあまり馴染みが無い神様のような気もするが、ウィキペディアによると
天照大神の兄神に当り、天孫瓊々杵尊御降臨に際し御子女神木花開耶姫命を皇妃として国を奉られたわが国建国の大神で、山幸神(山林・鉱山の神)、和多志神(航海の神)、大水上神(地水、稲作の神)、塩筒神(陸上・海上交通の知識神)、事勝国勝長狭神(戦勝の神)が祀られ御神徳のある由緒ある神社・・・なんだそうな。
総門をくぐると正面に巨大な楠が目に入るが、こちらがこの神社の見所の一つでもあるご神木の「小千命お手植の楠」。
小千命は祭神・大山積神の子孫といわれる人で、この楠も樹齢2600年だそうな。
ちなみに 総門をくぐって左手奥にある この空洞だらけの老木は樹齢3000年の日本最古の楠、「雨乞いの楠」なる一品。
ちなみに あまりインパクトは無いが本殿はこんな感じ。
奇をてらった所はないが正統派というか 伊予国一の宮の威厳は十分に感じるぞ♪ やっぱ総本社ともなると格の違いを感じるのぅ。
この大山祇神社のもう一つの見所は 神社ゆかりの宝物館。
「国宝館」と「紫陽殿」「海事博物館」の3館共通の拝観券は1000円というプライスだが、ここは伝家の宝刀「身障者手帳」の御威光で500円にてゲットじゃ♪
普段 健常者のフリをしても こーゆーところで身障者手帳の威光に頼るとは、普段 身障者のフリをしている佐村河内氏と何か通じるものがあるようなないような・・・・まあ、利用できるものはできるだけ利用しないとな。ふふふ・・・
「紫陽殿」「国宝館」は この神社が戦勝祈願の神を祀っていることから 名だたる武将たちが奉納した刀剣や鎧などの武具が並べられている。
わしは刀剣などの価値を見る目利きはないんだが、奉納した武将のネームバリューだけでも相当なものがあるし 価値はわからないながらも「おぉっ!」と思わせるものがある。確かに大した物じゃ。
「海事博物館」は少し毛色が違ってて、こちらは昭和天皇の海洋生物研究用の御採集船「葉山丸」を中心に瀬戸内の鉱物や生物の標本が並べられている 昔ながらの懐かしい感じの博物館。
まあ、なんだかんだでそれなりに堪能したかな・・・(´ー`)
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さて、駆け足ではあるが大山祇神社の紹介はそんなところじゃ。
あまりウダウダしていると日が傾いてしまうんで サッサと次に向かうぞッ! 続くッ!!
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