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2014年4月2日

① 春遠からじ、涌蓋山!

3月21~22日の3連休。

年度末業務で精神的に息抜きを欲していたこともあって 寒の戻りも気になってはいたが、今年初めてのキャンプを決行してきたぞッ!!

キャンプの方はいつもの志高湖キャンプ場で やってることも毎度のウダウダパターンだから特に書くこともないんだが・・・まあ それはまた後日のネタにするとして・・・

今回は九州遠征のメインとした 涌蓋山トレッキングの様子をご報告しておこう。



涌蓋山は九重山群の一番西に聳える独立峰で、熊本県側からは「小国富士」、大分県側からは「玖珠富士」と呼ばれているんだとか。はげの湯とか岳ノ湯とか温泉がらみでは結構近場に来ているが くじゅう連山の中ではポツンと離れた位置にあるんで 今まで未踏だったのじゃ。

ホントは3連休の初日に頂上を制覇して2日目は温泉を絡めてノンビリとキャンプを過ごし そのまま撤収・・・と思っていたが 21日は天気が思わしくなく断念・・・

キャンプ場でも夜に小雪が待っていて若干の不安はあったが、とりあえず22日の土曜はスカッと快晴になったんで 朝7時にキャンプ場を出発。



朝霧に埋まる湯布院の町と



朝日を浴びる由布岳の図。
冬季は由布岳の樹氷も有名なんで 一度は拝んでみたいんだが、雪中の岩山を歩くような装備も度胸もないから 実戦するのはもう少し経験地を積んでからだな・・・

と、いうか 前の日曜日にスタッドレスからノーマルタイヤに履き替えたばかりなんで 凍結気味の狭霧台の坂道がやたら滑りまくって怖いんですけど・・・(-_-;)

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ヒーヒー言いながら 筋湯温泉と八丁原発電所を越えて 登山口近くのスキー場の駐車場に到着~♪

ホントは登山道入り口の直ぐ前の路肩に数台が駐車できるスペースがあったんだが、そんなものは後で気づいたな・・・

わしが到着したときは佐賀から来た熟年のご夫婦が登る準備をしていたが、わしも涌蓋山を登るのは初めてだし、ルートに自信もなかったんで 後から付いていくことに。



こちらが登山道入り口。正面に見える山が「一目山」でガイド本に載っている一般的な「一目山~みそこぶし山~涌蓋山」ルートはここが起点となるわけだ。



雪で一目山の登山ルートはどこから取り付くのかがわからなかったが、道路から裏側に回ったところで見える この防火帯を直登するのが正規のルートらしい。
今回は後ろから付いていった熟年ご夫婦が一目山をスルーしたんで わしも釣られてスルーしてしまったぞ。

ま、確かに眺望は名前の通り360度を一目で拝める絶景だろうが この涌蓋山ルートは往復で6時間コースなんで できるだけ体力は温存しておきたいし、下山して元気があればトライする、という判断で良かろう。



一目山を越えると いよいよこれから歩くコースの全体と目指す涌蓋山の勇姿が!
基本的に延々と尾根を歩くコースなんだが、昔の牧場の名残なのか 作業道がみそこぶし山まで延々と繋がっているのがわかるんで そちらを歩いていくのもOK。



前の日に寒の戻りで雪が降ったらしく この日はだいたい15センチくらいの積雪があったぞ。

誰かが歩いていれば足跡を辿っていけば良いんだが、登山道が雪に埋まってて正規のルートが判らないところも所々にあったり・・・まあ これだけ見晴らしのいい草原の山なんで どう進んでも迷うことはないと思うが、足元の岩や もしかしたらミヤマキリシマの株なんかが雪に埋もれていて知らずに踏みつけてもアレなんで わかんない場合は作業道を選ぶのも間違いではなかろう。



手前に見えるのがみそこぶし山、その奥の一番高い山が目指す涌蓋山なんだが、涌蓋山の手前にある女岳のピークはこの写真じゃわからないかな?

先行していた熟年ご夫婦がノンビリペースだったんで このあたりから追い越して 一人で新雪の中をザクザクと歩いていくことに。



むひょぉ~~ヽ(´▽`)ノ

まさか雪中登山になろうとは思ってなかったが、岩山じゃないから危険な箇所もないだろうし 予定外に立派な樹氷も拝めたんで気分は妙にハイテンションだったぞ。



いやいや、なかなか良いコースだな・・・(´ー`)

ちょっと長くなりそうなんで 今回は分割してお送りするぞ。
てなわけで続くッ!

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