前のブログでは滝のコンテンツを作ってて 特に山口県内の滝に関しては一時期 妙に執着してネタにしていたんだが、このブログでも適当に扱っていく所存じゃ。
基本的に山口県には標高のある山は無いんで 全国的に見ればメジャー、あるいは迫力のある滝は乏しいと思う。 わしが山口の滝巡りにだんだん手抜きになっていった主なる理由は ヤブ漕ぎやワケのわからないケモノミチをさ迷い歩いて数メートル程度のショボイ滝を探して喜んでいるヒマがあるならば 九州あたりの規模のデカい 見ごたえのある滝を見ておいたほうが明らかに有意義ではないか・・・という疑問にぶちあたったから、というのもあるんだが・・・
それでもやっぱり山口県人として地元の滝はネタにして行きたいと思っているし、地図や観光案内に載っているようなメジャーどころは誰かが紹介してくれるだろうけど こんなブログででも扱っておかないと本当に人知れず埋もれてしまうような、それでいてそれなりに趣のある滝に関しては やっぱり扱っていくべきじゃないかとも思うわけだ。
・・・で、過去にネタにした滝も いくつか再度訪問して穿り返していく所存なんだが、今回ご紹介する「淵ヶ平の滝」は その第一弾じゃ!
萩から山口に抜ける通称「萩往還」の途中、「佐々並」エリアにその滝は流れ落ちている。
国道262号の「道の駅あさひ」から山口方面に向かってすぐのところに運動公園があるが ここが遊歩道の起点となる。遊歩道の反対側入り口からもアプローチできるが 運動公園側の方が駐車スペースが十分あるから こちらのほうが良かろうな。
遊歩道起点には淵ヶ平の滝についての解説が。それによると昔は「雨乞いの滝」と呼ばれていて、安全のために弘法様も祀られているんだとか。
では早速 レッツゴー!!
******************************
起伏がない遊歩道なんで特別な装備もいらずノホホンと歩いていけるんだが、記憶ではそんなに距離はないように思っていたが 歩いてみると意外と長いぞ。
しばらく歩くと下の方に駐車場が。
たぶんこの遊歩道の途中からアクセスするために作られたんだろうが、こんな道があると知ってればこっちの方が歩く距離は短くて済むみたいだな・・・後で調べたらこちらは佐々並小学校から入っていくとたどり着けるらしい。
しかし身障者用のスペースもちゃんと確保されているが 車椅子に乗った人にこの遊歩道を歩かせるのは難しいと思うが・・・
あっ・・・以前に来たときは気づかなかったのか 記憶に全く残ってないが こちらが弘法様の石像に向かう参道になっているらしい。
石像までは60Mほどらしいが、けっこうな急斜面だし落ち葉が積もってズルズル。しかも滑り止めの枕木も半分腐っているから 気をつけながら登っていくと・・・
おっ!なにやら大岩が見えてきたぞっ!
大岩の前に4畳半くらいの平らなスペースがあって 周囲は石で枠がとってあるから 昔は大師様を祀る祠でも建てられていたんじゃなかろうか?
弘法様の像は岩屋の中に守られているからか状態はかなり良好。と、いうか そんなに古いもののような感じもしないなあ。
で、こちらが噂の「淵ヶ平の滝」。
落差は4~5Mというところだが 川そのものが落ちているんで迫力は結構あると思う。滝の周囲に巨石群もあって ちゃんと整備して公園化すればそれなりのスポットになるとも思うんだがな。
難点は正面から見るにはかなり足元が悪く危険だ、というところかな・・・コンクリの用水路みたいな跡も見受けられるから それなりに人の手が入っているんだとは思うが せっかくだから川の傍まで降りられるような工夫が欲しかったかな?
今回 この滝を見に来た真の目的は 「滝とサクラのコラボが見られるかも・・・」ということだったが、滝の上にヤマザクラが有るには有ったんだな・・・・ただ 完全に散り去った後だったんでコラボもへったくれもなかったのが残念だが・・・
まあ、覚えておけば来年またチャレンジしてみるかな?ふふぅ~・・・
BARAさん、今晩は!!
返信削除久々の滝ネタですね。私は地元なら木谷峡の「八幡の滝」と二鹿の「梅津の滝」あたりが気に入ってます。鬱蒼とした場所にある地味な滝は私のやさぐれた心に安らぎを齎してくれます♪宇佐大滝とかも結構迫力ありますけど。
あえて地味目に。コレ。
滝を見ながらキャンプできれば最高です。あー週末の空模様が恨めしい~
(T_T)
本文にも書いてますが 今後はいくつか山口のマイナーな滝をクローズアップさせていこうと考えてます。昔ほど無茶はできなくなったんでアレなんですが・・・
返信削除梅津の滝も久しく行ってないんで また見学に行きたくなりますね。夏に海パン着用で行くのも趣がありますねえ。ふふふ・・・