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2021年4月12日

キャンプブームに思う・・・

 

・・・と、いうわけで弟見山トレッキングの後にキャンプでもしゃれ込もうか、とやって来た新平ヶ原公園の様子じゃ。

久しぶりの晴天の週末で 猫も杓子もキャンプブームに乗っかっている状況なんで こんな感じで混んでるだろう、というのは予測していたんだが・・・やれやれじゃのぅ。

コロナ禍ということでイベントなんかは悉く中止に追い込まれている今のご時世で、密を避ける娯楽のはずのキャンプがこれほど密な状態なのは本末転倒というかなんというか。

結局 この状態ではゆっくりソロキャンプ、という雰囲気とは程遠いんでココでのキャンプは断念。別のところに移動することになったんだが そのレポはまた後日のネタにするとして・・・

そういえば わしがたびたび利用している芸北の二川キャンプ場なんだが SNSで「廃止」という情報を知って ショックが隠せなかったな・・・

二川キャンプ場を管理している広島県教育職員互助組合のHPによると 施設の老朽化と利用者の減少が閉鎖の理由らしいが 汲み取り式トイレと山の水を使った炊事場、あとは街灯くらいしか設備はないような感じだが 何が老朽化しているのか・・・(管理人が、という噂もあり)
それに利用者もここ2~3年はキャンプブームで必要以上に混雑していたと思うんだがなあ。

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今のキャンプブーム・・・もちろん電源化やオートキャンプが楽しめる高規格キャンプ場がお金を落としてもらうには良いんだろうが より自然との一体化を求めるソロキャンパーの需要も確実に増えていると思うんだが そのブームに乗っからないで閉鎖するのは やはり単に管理がめんどくさいからなんだろうか?キャンプ場を閉鎖してこの土地はそのまま遊ばせて自然に返す、ということなんだろうか?

山口県にも「作るだけ作って あとは管理しないで放置して自然に還った」というキャンプ場はいくつもあるんだが、、、

たぶん、の想像だが 町議とか村議とかが予算を引っ張ってきて 地域のイベントなどのレクリエーション目的でキャンプ場兼公園を作ったものの 少子高齢化で利用者もいなくなり 次年度からの予算を引き出すことも出来ず 設備は老朽化、そのうち豪雨や獣害なんかのメンテも追いつかず「危険だから立ち入り禁止」となってそのまま自然に還る・・・というパターンだろうな。

当時はレジャーというより教育目的、あるいは集落の活性化なんかがメインの理由だったんだろうが 先見の明がないというか・・・今のキャンプブームに乗っかって少し整備して復活させようという動きはないものだろうか?田舎の自然味の残っているキャンプ場のほうが良い、というソロキャンパー向けの需要も結構高いと思うし それこそSNSの時代だからロケーションさえよければそれなりに話題になると思うんだが。

問題は管理だと思うが 今の時代 テレワークを利用して役場か観光協会なんかの一括管理ができないものだろうか。ごみと騒音と焚火の不始末の問題さえクリアできればいいのだから 監視カメラとスピーカーを設置すれば対応できそうだし 24時間の管理は難しいかもしれないが 監視担当部署に防災課なんかを加えれば不審火とかの対応も出来そうだし。監視システムやトイレや水道などの設備管理に費用が掛かるようなら料金を設定して受付制にしても良いと思う。そういう地域の小規模キャンプ場のネットワークを作って たとえば会員制にして素性の確かな人しか利用できないとか 会員割引なんかを導入してリピーターなどの固定客を確保できれば ある程度の収入も期待できると思うんだが。

わしが支配者だったら マイナンバーカードを利用して支払いやポイント割引、優良キャンパーの囲い込みとか そういう情報管理を思い浮かべるんだが・・・

そういう小規模のキャンプ場を管理するのは別に行政だけに頼るだけでなく 地域の自治会なんかが小銭稼ぎに経営しても良いと思うし クラウドファンディングで有志が管理しても面白いと思う。あと 観光地であれば旅館業組合なんかが手を出しても面白いんじゃないかなあ。

旅館経営者にしてみれば 利用客にお金を落としてもらってナンボ、ということは判らんでもないんだが 車中泊やキャンプをしながら旅をする人と ちゃんとしたホテルじゃないと嫌という人と 棲み分けはしっかりできているはずだ。宿泊施設を利用しない観光客は日帰りがメインだと思うし 宿泊施設を利用しようとする人も車で移動していれば有名どころや大都市圏に流れてしまう可能性もあるわけだ。

わしが思うに 最近はソロキャンプのように単独、あるいは少人数で行動をする人も増えているから ソロキャンパーだけでなくソロツアーとかバイクツーリングで移動する人の受け皿としての場所を提供できるはずじゃ。考えようによっては食事の提供もベッドメイキングも客任せで場所を提供すればあとはセルフサービスなんだから たまに手入れとかごみの管理とかは必要だろうが そういう場所さえあればこのコロナの時代でも案外と良い小銭稼ぎになるんじゃなかろうか?

わしも一人旅はよくするが ノープランで次の日の予定も立ててない状態で動くから 当然 予約なんかはできないから宿泊は車中泊がメインとなる。したがって道の駅での車中泊は問題があると意識しながらも 結局道の駅がメインになってしまうわけだが そんな人たちに飲食や旅館・ホテルの立ち寄り湯を提供すれば 今まで取り込めなかった客層がお金を落としてくれることになるのではなかろうか。観光地としてのネームバリューが力不足の場所であれば キャンプ場そのものが訪問の目的となることもあり得るだろうし・・・

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ま、思いつくことをツラツラと書いてしまったが 要は「もっと気軽にキャンプできる場所が欲しい」という個人的な欲望が止められなかっただけじゃ。

山口県、中国地方なんて瀬戸内側、山陰側、内陸部の中国山地と ほぼすべてのエリアが国立公園・国定公園なんで 勝手に野営できるような場所はないのが現実だからなあ。

マイキャンプ場を求めて山林を購入したいという人が増えるのも判るんだが、(安価であれば)有料会員制でもいいから「ホーム」と呼べるような 静かな野営地が持てれば言うことないんだけどなあ・・・

ふぅ・・・

4 件のコメント:

  1. BARA師匠、今晩は。

    二川>え~!私もショックを隠せません。閉鎖ですかー・・・・・
    新平も密過ぎでしょ!皆、何を求めてるの?
    ・・・・ブームってクソですね。


    なんだか端からギスギスした世の中に変化してますな。
    まぁ、仕様が無いって言えばそうなのかなぁ・・・何か違うでしょうに。
    取り敢えず、ブームに乗っかってゴミ捨てたままの奴とか死んどけ。
    お前らのせいでこちとら場所を失ってんだ。

    ウチの親戚の山でも開拓しません?
    規模がよくワカンナイですけど。

    はー。アウトドア人気も先が無いみたいですね。

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    返信
    1. Vein氏>どもです。
      二川ショックはしばらく続きそうですが 新平も困ったものです。まあ他のキャンパーを避難できる立場でもないのわかっているんですが・・・

      親戚に山持ちがいれば羨ましいですねぇ。まあ 遊んでいる山があったらあったで管理は大変なんでしょうけど。
      転生して冒険者にでもなりたいのぅ・・・

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  2. こんにちは

    新平はこの記事に掲載された写真のような状況を想定してここ1年以上行っていません(写真をみて「やっぱりな」という感じです)。
    早くキャンプブームは去ってほしいもんです。

    さて、こちらの仲間内でも二川の閉鎖は大きな衝撃となっています。
    自分は距離の関係上、年間数泊の利用でしたが、数十泊してた人もいましたので。

    利用者の減少と言うのは、互助組合員の利用者じゃないでしょうか。
    利用届に、組合員か一般か記入する欄がありましたよね。
    おそらく一般の利用者がほとんどで、互助組合が管理する意味ってあるの?
    って感じになったんじゃないかなあ。

    最近は、閉鎖期間中に勝手に入り込んでキャンプしたり、ごみを捨てたままの利用者がいたりで、マナーは確実に低下してましたので、トラブルが起きる前に手から放しておこうというのもあったかもです。

    できれば他の管理者が現れてほしい所ですが、土地の権利関係とか問題があるとかないとか...
    いずれにしても、予約不要で無料ってわけにはいかないような気がします。

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    1. あいあんさん>どもです。

      キャンプを始めたころの二川が懐かしいですねえ…新平も昔は桜と蛍のシーズンと夏休みくらいしか混まなかったんですが。

      互助組合員の利用者ですか、、、確かに今 授業でキャンプとかボーイスカウトとかあまり聞かないですもんねえ。教育とキャンプというのが別物になっているんでしょうか。何かしら危険要素があると保護者からすぐ苦情が来るご時世なんで教員の互助組合にとっては利用価値とリスクを天秤にかけると廃止になってしまう、というのもわからんではないんですが。

      本文にも書いてますが 廃れてしまった田舎のマイナーなキャンプ場をどうにか再利用する手段がないか考えてしまうんですが やはり個人ではいかんともしがたい問題なんでキャンプブームの熱が冷めるのを待つしかないんでしょうかね・・・

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