「どうめんの滝」を鑑賞した後は 文殊山もう一つの未見の滝、「文殊の滝」を散策してみよう!
駐車場は満車状態・・・おそらくは登山客の車だろうが 文殊山山頂まで車で行けたと思うから やはり加納山、嵩山までの瀬戸内アルプスを縦走する人が多いんだろうな・・・
せっかくだから文殊堂を参拝していくことに。
昔、唐から帰還した弘法大師がココに文殊菩薩を収めたことに始まるらしい。
奈良の安倍の文殊、京都の切戸の文殊とならぶ「日本三大文殊」の一つらしいが 大分の文殊仙寺でもそんな感じの説明文を見た記憶があるし 山形にも三文殊を名乗るところがあるようだから 「言ったもん勝ち」の要素があるよなあ・・・
こちらが文殊堂。
石段の先にご神体らしき大岩が鎮座しているが 十何年ぶりに来たんですっかり記憶から抹消されていたぞ。
ふむ・・・
これを左に進めば文殊山山頂に向かうルートらしいが、今回は時間もないし 滝の見学が最優先目標なんで今回もパス。
ネットで「マムシ注意」と看板に書かれていることは知ってたから来るのは寒くなってから、と考えていたんだよなあ・・・(^^)
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文殊山山頂に向かう林道をしばらく進むと 三叉路になって そこから左に向かうルートが「文殊の滝」の入り口となる。
ここからもコンクリ舗装の道路が続くんだが この状態では車で突入するのは無理じゃないかと思うんだが・・・
結論から言えば 車高の低い車であれば 倒木で車の屋根に擦り傷が付くことを覚悟すれば 車でいけないこともない。
その勇気がなければ わしのように数百メートルほどとぼとぼ歩いたほうが 精神衛生的に良いと思うぞ。
立派な石垣が点在しているが 昔はこのあたりでも人の営みがあったんだな・・・
数分ほど歩いたところで 滝の入り口を示す看板が出現!
奥に放置されて朽ちた車が佇んでいるのが妙に怖いぞ・・・
さて、この文殊の滝に向かうルートなんだが いちおう遊歩道が整備されていて ロープや土嚢が装備されているから迷うこともないし安心して進むことができる。
が、山道だし妙に距離もあるんで それなりの靴と服装で進むのが好ましいぞ。
ガレている場所もあるし 昔の何かの石垣も点在しているから 確かに夏場にはマムシの危険も高そうだしな・・・
体感的に数百メートルくらい歩かされたような気もするが 沢の音が聞こえてきたら「文殊の滝」ももうすぐじゃ!
で、こちらが「文殊の滝」(別名「千歳の滝」)。
落差は23Mということで 水量は少ないものの なかなか正統派のかっちょいい姿じゃ。
確かにルート案内がないと知られることはなかったであろう場所に隠れるように落ちているが これほどの滝があったんだな、周防大島・・・
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と、いうわけで周防大島 文殊山に流れる2つの滝についてはこんな感じじゃ。
いやあ、案内板があるからルートも整備されていると甘く考えていたが けっこう体力の消費が激しかったな・・・(特にどうめんの滝・・・)
次は屋代ダムの源流に当たるという茂敷の滝(別名:滝の観音)に向かうんだが この滝も見て帰るだけで山登りクラスの体力の消費が求められたし画像も多いんで 詳細は次のレポートでお伝えしようッ!!
(゚Д゚)クワッ!!
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