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2017年7月13日

(再録・日本一周記044)2003/08/18・積丹☆ブギ!

(第44日目) 大成町~島牧村~岩内町~積丹町~余市町



「道の駅 てっくいランド大成」にて一晩を明かし 朝4時に起床・・・気が付けば沖の方に奥尻島が見える位置だったんだな、ここは。

今日の予定としては 引き続き「追分ソーランライン」を北上して積丹半島を目指すわけだが その前に昨日 日が沈んでしまったために見れなかった大成町・長磯海岸の「奇岩群」を見なければなるまい。

てなわけで例によってコソコソと日記を書きとめた後、ちょっと逆戻りして「長磯海岸」に。

ここには5つの奇岩があるのだが ざっと写真だけ並べてみよう。

マンモス岩
夫婦岩
たぬき岩
親子熊岩
釣の澗

むぅ・・・「たぬき岩」は「何となく」だが やっぱ「親子熊岩」が一番秀逸な出来だな・・・。(「出来」って・・・)

ちなみにこの岩にはこんな物語が隠されているんだとか。 

そうだったんですか・・・うぅ。

ちょっと感動した後で、小腹も空いてきたんで ソーランラインを進んで島牧村にある次の道の駅、「よってけ!島牧」に朝飯でも食べに行くことに。

「よってけ!」と言われれば無視するわけにもいくまい。 と、いうか 北海道には妙なネーミングの道の駅が多いぞ。

・・・・・・でも 寄ってみたら「月曜日定休」の札が掛かっていたな・・・。う~む、人を呼びつけておきながら休みとは なんという いい根性・・・。

とりあえずトイレだけ済ませて このあたりの観光情報を知るために近辺の地図などを眺めていたら ここから程ないところに「賀老の滝」なる日本100瀑のひとつがあることが判明。

滝だ、滝だ~♪






国道229号から山側に向かっていくと すぐにブナの原生林の中を突き抜ける山道に入る。
このあたりは狩場山という道南の最高峰の山系がつくる林で自然休暇村として管理されているみたいだ。

← きつね♪きつね♪

「滝 入り口」と書かれた遊歩道を下ること 約20分・・・これはちょっとした登山だな。行きは沢に下りる下りだからいいけど帰りはこのコースを登らなくてはいけないと思うと 少し辛いかなあ。

ちょうど観光バスが来てて 団体さんと一緒に見て回ったんだが オバチャン連中はあちこちに座り込んでダウン気味だったぞ。そりゃヒールの高い靴でこんな山道にくれば辛いわなあ。

「先に行ってください~」と道を譲ってくれるんだが わしも少々胸に格納されたエンジンのピストンが壊れているんで ゆっくり進みたいんだがのぅ・・・

そんな苦労をしながら沢にたどり着き ようやく拝めたのがこの「賀老の滝」だっ!



むぅ、これはなかなか絵になる滝じゃのぅ・・・。満足、満足♪

戻りの登り山道をヒーコラ言って元に戻り 再び国道に戻って北上開始。そろそろお昼を食べたいな・・・(朝も食べてないし・・・)
ここんとこ 朝は4時前後に起きるんで 妙に昼までの空腹が堪えるのだ。





岩内町の道の駅「いわない」に到着。ここの道の駅には食堂は無いんだが バスターミナルと隣接しているんで周りにいくつかの食堂が存在しているのだ。

道の駅のとなりの食堂で頼んだ「焼魚定食」。(←魚好きらしい・・・)800円也。

「ハラス」「ほっけ」「にしん」「紅鮭」などのなかから好きなものをチョイスすれば 焼いて定食として出してくれるのだ。デザートで見事にひとかけらのマスクメロンもついてくるぞ。

写真はわしがチョイスした「宗八かれい」。食いにくいカレイじゃなくてニシンあたりにすれば良かったかな・・・?



この岩内町から先が いよいよ積丹半島になるわけだが、ここで半島に臨む前にガソリンを給油。(エネオス36.02L/4045円 460.5K地点)

北海道に来てから ガソリンの単価がじわじわと高騰していくのがわかるんだが、その反面 一本道を延々と走るようになってきたんで燃費が延びてきているな・・・。やっぱリッターあたり1円単価が上がるより1キロ走行距離が伸びたほうがありがたいからな。

積丹半島にはいると 前にもまして断崖絶壁の風景が多くなってきた。 
ま、この半島そのものが溶岩台地そのものなんだろうけど。


やっぱ北海道は岩と海岸のコントラストが凄いな~。

・・・などと感動しつつ、いくつもの岩をくりぬいたトンネルを通り過ぎ、ついに神威岬が見えてきたぞ。

おお、なんちゅうカッコいい岬じゃ!!これはぜひ先端を極めなくてはッ!!





で、これが「神威岬」を先っぽの灯台側から陸地側にむけて写した絵。

溶岩台地と奇岩、あと わしが沖縄以来の感動を覚えた「シャコタンブルー」と言われる海の青さに絶句じゃ。キタキツネも草原の中をホロホロと走っているし、いかにも わし好みの和みスポットだな・・。

これほどの景勝地が北海道では決して上位ランクの観光スポットではないのが凄いな。正直 山口県あたりなら「追分ソーランライン」から見える名も無い山の風景だけでも かなり上位の観光地になると思うぞ。 

う~ん、恐るべし懐の深さよのぅ、北海道・・・



そのあと立ち寄った 積丹半島の先端にある「積丹岬灯台」と シララ姫の化身といわれている「女郎子岩」

どちらもそれなりに見ごたえはあるんだが 遊歩道を何十分も歩かされるのがちょっと辛いな・・・。とくに女郎子岩は灯台の駐車場から1.7キロもあるんで 車で別の遊歩道入り口に移動してから向かったんだが それでも熊やマムシの出そうな鬱蒼とした遊歩道を20分くらい歩かされたぞ。(これも ちょっとした登山だったな・・・)



そろそろ夕方になってきたんで積丹岬を後にして 半島をグルッとまわって付け根に位置する余市町に向かう。

まだ時間は少しあるのだが これから先は小樽市、札幌市になってしまうし 道の駅もしばらくは無さそうなんで 今日は余市町の道の駅「スペースアップル よいち」で一晩を明かすことにしよう。

で、到着したココが「道の駅・スペースアップルよいち」

売店では宇宙食をはじめ 数々の宇宙グッズが販売され、敷地には「宇宙記念館・スペース童夢」なる怪しげな施設があるぞ。
「童夢」は大人の入場料 1200円だと。

なんでここ余市町で宇宙なのか?というと この町が日本人初の宇宙飛行士、毛利さんの生まれ故郷だからだそうな。



上の左は「宇宙での平衡感覚を養う」という 謎のカプセルの内部。(無料施設)
真っすぐに立つとフラフラするんだが 写真に写すと傾いているのがすぐわかるな・・・

右の写真は宇宙船をイメージしたと思われる 総ステンレス張りの「おもしろトイレ」

便器に向かって尿を垂れると「プルルルル~・・」と 怪しげな電子音が室内に鳴り響き 正面のミラーに仕込まれた蛍光灯がチカチカ反応するという怪しげな効果が・・・
今日は時間も少し早いし中途半端なんで やっぱ ここらでひとつ 温泉にでも入りたいのぅ。

しかし改めて気が付いたんだが北海道と言うのは温泉が多いな。おそらく地域活性化の意味もあるんだろうが あちこちで温泉を見かけるぞ。おそらくどこの市町村にも一つや二つは温泉があるんではなかろうか?
これはわしのような旅人には大変ありがたいわけだ。

当然 この余市町にも「余市川温泉」なる天然温泉があるらしい。

わしの地図には載ってないから最近掘り当てて開発された温泉なんだろうが 幸いにも道の駅から程近いところにある見たいだし、ちょっと入ってみるかのぅ♪ふふふ・・・



・・・・天然温泉「宇宙の湯」っていったい・・・・
おそるべし、毛利効果・・・まあ いいけど。



このあと近所のスーパーで惣菜や寿司などを買い込み 「道の駅」で夕食を。この時間だとスーパーの惣菜も100円引きなどのシールが貼られているから好きさっ!

さて、明日はいよいよ札幌市に突入だな。まだまだ北海道の4分の1も終わってないぞっ! 

どうでもいいけど わしの夏休みも4分の1くらいは終わったのかな? ふふぅ~!!(←少し不安が頭をよぎったらしい・・・)



今日の一枚・・・
神威岬。
ちなみに先っぽの方にちょこんと立っている岩が神威岩。


走行距離304K
出費金額宗八かれい定食・・・800円
ガソリン給油(36.02L)・・・4045円
余市川温泉・・・370円
風呂上りの牛乳・・・120円
スーパーで食料・お茶・その他・・・966円
計・6301円

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