ふたたび海岸線に戻って やってきたのは道の駅「錦江にしきの里」とやら。
元々は「錦江町物産館」という地元特産品の直売所のようだが、ここで実家へのお土産などを調達。
名物「あくまき」は・・・以前 お土産として購入したときは食い方がイマイチわかんなかった・・・いや、食い方の問題ではないような・・・とにかく、菓子にしては食い尽くすまでにやたら時間が掛かったような なにかの罰ゲームを受けたような苦い記憶があるんで 今回はパス。
素朴な郷土菓子が目立つが今回購入したのはコチラっ
左から「もしこ」「これ菓子」「羊羹」「いこ餅」「かるかん」の南九州の菓子ファイブをコンプリートじゃ!!
解説すると「羊羹」は判るだろうけど、「もしこ」は炒ったもち粉を水あめを加えて型に入れたもので ネットで調べると「落雁」という説明が出てくる。
これは実家に持って帰って 自分では食ってないから食感がわかんないが 見た感じいわゆる普通の落雁とは違うような気がするんだがなあ。
「これ菓子」は「高麗菓子」と書くらしいが 大陸から来た人の考案なんだろうな。
もち米に小豆を混ぜてパウンドケーキのように型に入れたもので 一言で言えば「四角いおはぎ」じゃ。
「いこ餅」は「炒り粉餅」で 材料を見ると「いこ餅粉」とか書かれていて 「なんじゃそりゃ?」と思ったものだが、その正体は材料に炒ったモチ米を使った餅なんだとか。
「いこもち粉」というのが売られているくらい この地方ではポピュラーなものなんだろうな。
「かるかん」はポピュラーだと思うが 山芋を混ぜた蒸し菓子で「軽い羹」の意味なんだそうな。
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さて、この日の最終目的はもう少し上にある温泉施設、「テイエム牧場温泉」なんだが、、、
其の前に海岸線から少し内陸に入ったところに「坂元温泉」なる温泉があるらしいが、ツーリングマップルによると「鉄分豊富な赤褐色の湯」と書かれていて これがちょっと気になったんで折角なんで立ち寄ることに。
なんども書いているが 温泉というのは一期一会だし、ぶっちゃけ大隈半島なんて次にいつ来れるのかわかんないしな・・・
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坂元温泉 アビルランド坂元
鹿児島県鹿屋市浜田町139-1
泉質 :炭酸水素塩泉(冷鉱泉) PH
効能 :神経痛・切り傷・皮膚炎など
営業時間 :10:00~21:00 日曜休
料金 :380円
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と、いっても 「アビルランド」なんてハイカラな名称は 施設入り口の道路沿いにある看板に申し訳程度に書かれているだけで そのほかに目立つ看板があるわけでもなく建物のどこにも名称なんて表記は無い。
道端の小さい看板だけしか場所を示す案内が無いし 佇まいから想像するに観光客よりジモティ向けの入浴施設なんだろうな。
この施設そのものは創業100年以上という歴史ある湯治場なんだそうな。
ちなみに女湯の入り口横にはこのようなペットボトルが吊り下げられているが これはなにか?と思ったら 重力式の自動ドアだったぞ・・・
この施設、ネットで調べたところ日曜日が定休らしい。やはりGWだからこそ入る機会が得られたんだろうな・・・(´ー`)
休日ということもあろうが この日も昼間からお客さんで溢れていたんでスマホを眺めるフリをしながらコソコソと盗撮じゃ!!
こちらはネットをググッて、「かのやファン倶楽部」サイトよりの無断借用。
浴室は「あつ湯」「ぬる湯」「電気風呂」「水風呂」そして小さいながらもサウナ付。
ノボセ防止にステンレス管に冷水を通した「水枕」なんてのも設置されている。
基本は銭湯的な施設なんだろうが この価格でこの装備は立派だと思う。館内に常に演歌のBGMが流されているのも 独特な雰囲気が感じられてグーじゃ!!
お湯は御覧のとおり、鉄分を含む赤みを帯びたもので 炭酸系のシュワシュワ感はほとんど無く 浴感はどちらかといえばサッパリ系。
見た目で実に効果がありそうだが、実は空気に触れる前は透明で飲用も可能という一品。特に皮膚病や切り傷などの外傷系に効果があるんだそうな。
雰囲気が素朴というか一世代前というか「昭和」というか そんな温泉好きを刺激するエッセンスに溢れていて やはり世間一般に言えば「秘湯」という括りになるんじゃなかろうか?
オススメじゃ!!
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