コメントについて・・・

GoogleブラウザのChrome推奨。
旧ホームページよりの再録記事について・・・山口県の滝情報は「【蔵出し】滝コンテンツ」、他県の滝情報は「【蔵出し】滝アーカイブ全国編」または「滝巡り(エリア別)」から、 日本一周記は「【2003年日本一周記】まとめページ」を右サイドcategoryより選んでください。
コメント投稿は失敗しやすいので うまく投稿できない場合は「匿名」を選び コメント文に名前を記入していただければ幸せます(=゚ω゚)

2017年5月2日

(再録・日本一周記022)2003/07/14・こんぴらさん、しあわせさん

第22日目 那賀川町~鳴門市~香川県東さぬき市~高松市~善通寺市~三野町~観音寺市~豊浜町)

昨日一夜を過ごした道の駅「公方の郷なかがわ」は適度に明るくて駐車場も広く、自販機はもちろん目の前にコンビニなんかもあって 「道の駅」を渡り歩いて過ごしているわしなんかに言わせると かなり過ごし易い作りをしていて非常にポイントが高かったな。

相変わらず閉店してからやって来て開店前には去っていったんで 肝心のイベント内容や内部のことはよくわかんないんだが・・・

朝 5時に起きてHPの更新作業をコソコソとしていたんだが 最近パソの調子が悪く 7時頃にそれまで作っていたデータを何故か一瞬に失ってしまう。ショックを隠せないまま再び作業を続け9時になんとかアップロード。
それまでの作業のせいか妙に小腹がすいてしまったんで 目の前のコンビニで50円のモナカとジュースなどに手を出してしまう。

9時半に道の駅を出発。


正直言って四国は高知の岬以外では特にコレといったポイントも思いつかないんで ちょいとペースを上げる予定なんだが それでもまあ進んでいくうちに気になるポイントは見ておかねばなるまい。

まずは鳴門の渦を見るために大鳴門橋のある鳴門公園に向かう。

ほんとは鳴門大橋は渦をすぐ上から見れるように「渦の道」といって大鳴門橋の真ん中くらいまで歩いていける遊歩道があるらしいんだが この日は月曜で定休日なんだと・・・それでいて駐車場代金に400円も取るとは何事だ?

でもまあ 今後再びここに来て渦を見る機会があるかどうか?と言われると 「う~ん」と考えてしまう実情もあるんで せめて普通の展望台からでも観察しておこう、と ほとんどメインの施設が休業している鳴門公園の駐車場に金を払って車を置く。

妙に長いエスカレーターを登った先が展望台になっているらしい。さっそくエスカレーターに飛び乗ると 横からお姉ちゃんが「お客さん、お客さん」と声をかけてきたぞ。

「お客さま、すいません チケットをご購入していただけますか?」

え? 確かに普通のものよりは長そうだけど たかがエスカレーターに乗るのに金取るの?東京のJRの駅なんかはもっと長いエスカレーターもあるんだが金なんかとらんぞ?

さすが徳島までくると関西圏というか 公園の設備や駐車場で折角来てくれたお客さんから金を取ろうと言う根性が気に入らんな。

そういえば「渦の道」なんて客に橋の上を歩かせておきながら通行料として500円かかるらしいし・・・国家が赤字のクセにこんなデカい橋を造るからそういうことになるんじゃ!

ちなみにこのエスカレーターを使わなければ 山道を15分ほど登れば展望台に行けるらしいんで ここは迷わず歩くことに。

季節の問題もあるらしいが とりあえず干潮と満潮の前後1時間が一番の見頃で 今 まさにその時間帯ということだ。

確かに渦らしいものが確認できるんだが今ひとつハッキリわかんないな・・・

観光船が次から次に渦らしい波の中に突っ込んでいくんだが アレがクルクル回って波に引き込まれ海の藻屑とでもなってくれればわかり易いのにな・・・

できれば白いペンキかなんかを海面に垂らしてウルトラQのオープニングみたいな感じに見せるくらいのサービスをしてくれればいいんだが・・・円谷プロを連れて来い!

下の土産物屋がある展望台に降りていくと そこでセコセコ働いている先月まで勤めていた会社の営業車を発見。

この旅の途中でも時々 前の会社の営業カーを見かけるんだが 相変わらず理不尽な営業や修理で飛び回っているようだな・・・徳島の所長がいたんで捕まえて30分ばかり雑談。

車は「負けたら即 引退」を宣言した(?)播磨灘に差し掛かり、正午頃 ついに香川県・東かがわ市に突入。

この辺は最近 地域統合が行われたのかな?わしの地図には「引田町」となっているんだが・・・

ま、それはともかく「かがわ」「さぬき」と言えばやっぱり本場の讃岐うどんを食わないわけにはイカンだろう。地元にあるうどんチェーン「どんどん」や加ト吉の冷凍うどん、キンレイのうどんと味がどの程度違うのか この舌で確かめなければなるまいッ!!!

・・・・・・・しかし やっぱり香川県に突入したとたんに「本場うどん」とか「手打ち」「釜ゆで」なんて看板を掲げたウドン屋が目立つようになってきたな・・・しかも時間帯がちょうどお昼時だったとは言え どの店も車が溢れていて繁盛しているみたいだけど・・

いくらブームとはいえ昔からこうだったのかな?こりゃゆっくり味わうような店を見つけるのが大変そうだな。

もちろんたまには閑古鳥が鳴いているような店もあるんだが この時間帯でヒマなようなら そういう店も遠慮したいし・・・

ダラダラと車を流していると 結局香川県に入って最初にある道の駅「津田の松原」に到着・・・めんどくさいからココで済ますとしようかの。

いちおうココもウドン屋が併設されていて 例によって客でごった返しているんだが 空くまでしばらく松原でも鑑賞するとして・・・

これが「津田の松原」。見渡す限り松、松、松だ。

ココの古い松には七福神の名前が付けられていて 参ると御利益があるんだとか。で、公園のなかには橋が二つあって 縁起を担いで「願い橋」「叶え橋」とか名前が付けられていたぞ。

「♪願い橋 エイエイエイ~ 叶い橋 エイエイエイ~」

そんな誰も知らないような西郷輝彦の替え歌を歌いながら わしもちゃんと渡らせていただいたぞ。ふふふ・・・

これが道の駅・津田の松原。ちゃんと香川県さぬき市の道の駅らしく隣にウドン屋を併設しているぞ。

ココのうどんは香川でよくある「セルフ方式」と言う奴で 客は「かけうどん」か「ざるうどん」(もしくは肉うどんとかカレーうどんとか)などの基本となるうどんを頼んで あとは流れ作業で自分の好きな天ぷらや揚げなどの具を選んでいく という方式だ。



ホントは今 流行っている「ぶっかけ」とかいう奴にチャレンジしたかったんだが ココにはそれは無かったようだ。

何をぶっかけるのか変な想像をするまでもなくスタンダードなかけうどんを注文。

わしなどは欲張りなんで シンプルなはずの「かけうどん」が何時の間にか妙に油こってりのバージョンにパワーアップ・・・

ちなみにこれで基本のうどんは「小」。他人様のうどんを見る限り 「大」を食うにははわしには少し若さが無いな・・・





腹もいっぱいになってきたんで 次は香川県有数の観光地であり景勝地の「屋島」に向かう。男一人で虚しさを感じながらも610円を払って専用の有料道路を使い屋島に。

う~ん、瀬戸の小島が眼下に広がって 確かに絶景じゃのぅ。高松市の街並みも見渡せて こりゃ夕方に彼女と来たらロマンチックに浸ってしまいそうじゃわい。
くどいようだが わしはどうあがいても一人なんで虚しくお寺とか古戦場なんかを見学・・・

ここ 屋島は昔は遠浅に浮かぶ島だったらしいが 江戸時代に干拓で陸続きになってしまったんだとか。
こういう険しいいわくありげな所なんで やっぱり88箇所参りの屋島寺なんてのがあるぞ。

知らなかったんだが ここはタヌキが有名で「日本三名狸」のひとつなんだとか。お参りに来た人が次々に石像の雌タヌキの乳や腹をさすったりしていたぞ。

わしももちろん遠慮なく雌・雄両方の極秘スポットをまさぐらせて頂いたが これでなにか良いご縁があることが請け合いだな。

しかし「日本三名狸」とは・・・そんなものがあったのか・・・タヌキの分際で・・・


その後はちょっと時間も中途半端になったんで 善通寺などをお参りして琴平町にある「四国のこんぴらさん」こと金刀比羅宮をお参りすることに。
「こんぴらさん」っていちばん有名なのはココだっけ?なんか全国のあちこちにあるような気もするが気のせいかな?まあいいけど。

こんぴら参道。
すでに夕方6時を回っているんで店のシャッターもほとんど閉まって参拝客などいないぞ。

なんかわしが神社仏閣に行くときはいつも貸し切り状態だな・・・まあ ゆっくりできるからいいけど。

しかし何が悲しくて日も薄くなってきた夕方に登山をしなければいけないんだ?昨日もなんか似たような行動をしていたような気もするし。

ちなみに商店街だけでも相当の石段があるんだが じつはまだまだ序の口で 山の中腹にある本宮に行くにはその倍以上の階段を上らなくてはならないのだ。
心臓の悪い男が夕方に一人でチャレンジすることではないわなあ・・・
こういう所こそエスカレーターが必要ではないのか?

で、これが心臓をバクバクさせながら辿り付いた 象頭山の「こんぴらさん」本宮だっ!

多少 心臓が破裂しそうな不安も覚えたが幸せになるためには多少のことはガマンしなければなるまい。

ここで賽銭として10円投下。(←セコ・・・)
汗を著しく放出したわしには途中の休憩場所で120円のスポーツドリンクがあてがわれたが・・・

ちなみにこの山は天然記念物でもあるらしいぞ。右はこんぴらさんから見た琴平町の様子。
真ん中の目立った山は「讃岐富士」とか言うらしいぞ。

そのあとは今日の寝床を探すために放浪。

「道の駅・ふれあいパークみの」は 本線道路からやたら離れていて見つけるのに手間を食った割に 温泉が1500円と異様に高く 作りも単なるホテルだったんで 車中泊できそうに無く却下。

次に向かった「道の駅・ことひき」は明日ゆっくり回ろうと考えていた琴弾公園の近くにあるんだが どう見ても神社の敷地の一角で ろくに駐車もできそうにないし あまりに人の気配が無く恐がりのわしには一晩過ごすのは不可能・・・

で、流れ流れて愛媛県に近い「道の駅・とよはま」に到着。

・・・あ~、ようやく「道の駅」らしい「道の駅」にたどり着いたな・・・駐車場も広いし 車の通りも適度にあって走行音が心地良い子守唄に聞こえそうな予感がするぞ。今日の車中泊はここで決まりだなっ!

夜10時過ぎに就寝。風も心地良く 久しぶりに夜中に一度も目を覚ますことも無く熟睡・・・



今日の一枚・・・
屋島から見た瀬戸内海。中央の島が女木島。いわゆる桃太郎の「鬼が島」だ。真ん中の奥が瀬戸大橋で右側の遠くに見えるのが岡山県。


走行距離248K
出費金額鳴門公園パーキング・・・410円
うどん・・・540円
屋島ドライブウェイ・・・610円
琴平町駐車場・・・200円
こんぴらさん賽銭・・・10円
お茶・コンビニで最中一個・その他・・・1162円
計・2932円


0 件のコメント:

コメントを投稿