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2017年3月31日

安芸灘とびしま海道を行く!

3月の第四土日休み・・・

久しぶり&今年初のキャンプなどを目論んでいたが 天気予報は生憎の雨予想(´□`)

さすがに「雨が降る」と言っているのにキャンプを決行するだけの根性もなかったんで 代替案としてどこかにお出かけでもしようと思っていたんだが、特に何処と言うアテもなく・・・

TARO先生から「日帰りで境港までカニを買いに行くけど一緒に行くか?」という謎の誘いを受けたが わしはアレルギーだからカニを買えないし 正直 松江方面は結構行ってるんで改めて見たいと思うところも浮かばなかったし それ以前に「(萩から松江まで)行って帰るだけ」という無駄にハードな行程もどうしたもんだろ?という本音もあったんでパス。

まあ、どうせ時間を無駄に過ごすなら やはり今まで行ったことのないエリアにドライブにいくのも良かろう。

パラパラと地図を眺めると そういえば尾道から今治に渡る「しまなみ海道」は散策したことがあるが その近くの呉を基点とする「とびしま海道」なるエリアは今まで足を踏み入れたことが無かったことに気づく。


ネットでなにか見所があるかと調査したが やはり心に響くものもなく、、、ただ こーゆーところは行って見なきゃわかんないところもあるし 所詮ヒマツブシだし、ひとりでうろつくには良い機会だしな。

とりあえずネットで見た結果、アナゴ飯が名物らしいんで それを食う、という目標を立てて いざ出発!!

・・・なぜ 境港に行くはずのTARO先生のオーリス号に乗って オッサン二人で萩を出発することになったのかは不明だけどな (-。- ) 

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呉市街地から安芸灘大橋を渡ってやってきました、とびしま海道最初の陸地、「下蒲刈島」。


「現地に行けば何か見所の一つもあるだろ」という淡い期待もあったが やはり事前調査はオロソカにしてはダメだということか、特にこれと言ったスポットを見出せず次の島へ
・・・



ちなみに本土から最初に渡った「安芸灘大橋」は普通車720円だが トビシマの島々を繋ぐ他の橋は無料。

この安芸灘大橋はETCが使えないが 島で1000円以上の買い物をして大橋の通行領収書と合わせて上蒲刈島の「であいの館」で提示すれば 帰りルートは無料通行券を支給してくれる、というサービスがあるんで 領収書はきちんと保存しておこう。


上蒲刈島はそれなりに見所もあるようだが やはりこのとびしま海道の一番の観光スポットと言えば アナゴ飯をいただける飲食店もある大崎下島の「御手洗地区」のようなんで とりあえず最初にそこまで行って散策し、時間が余ったら他のスポットを散策する作戦を立案。

ちなみに橋でつながっている一番端の「岡村島」は愛媛県今治市のエリアとなる。
とりあえず渡って「姫子鳴神社」まで足を延ばしてみたが 特に紹介するようなことも無かったんで今回は割愛じゃ。

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こちらが御手洗地区の町並みの様子。

ここがどーゆー場所かと言うと、江戸時代の西廻り航路の潮待ち、風待ちの港町で 江戸から明治大正、昭和初期までの建物が混在している。
蒸気機関が導入されるまでの海路は風と潮の流れで船の操縦を行なっていたんで 交通の要所にこういう港町が存在していたわけだな。

ということで ここは幕末の志士やシーボルトのような外国人、伊能忠敬なんかも立ち寄った歴史の舞台であり その面影を今に残す重要伝統的建造物群保存地区に選定されているエリアなのじゃ。


こんなハイカラな建物があったり



「遺跡」というには時代が新しいような気もする場所もあったり


昭和初期の映画館、「乙女座」。


このモニュメントが「乙女の涙」に見えるとか見えないとか・・・


昔ながらの時計屋。
観光コースになっているのか なんか集団で賑わっていたが、今では少なくなったアンティークの時計の修理のできる技術をご主人が持っていて 知ってる人は知ってる存在なんだそうな。 
普通の店なんで集団で店の中を見学することは断られていたようだが・・・


江戸時代に作られた高灯篭と奥に見えるのが平成の高灯篭。昔の航路の灯台の役目で造られたもので、石造りの波止は広島藩が築いた「千砂子波止」。


デコポンが一袋100円の無人販売で売られていたんで思わず購入♪
やや硬くていかにも自家栽培っぽかったが それなりに美味かったぞ。




天満神社。
確か菅原道真が手を清めた井戸があるから御手洗と言う地名になったとかなんとか そんな由緒だったと思ったが。


こっちの冒険家の業績の方がフィーチャーされていたな。まあ、道楽も極めれば大したものだ、ということか。


「御手洗の御手洗」・・・要は公衆トイレじゃ。



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今回の散策の中で一番見ごたえがあったのがコチラ、昔の茶屋跡の「若胡子屋敷」とやら。


昔の女郎の悲しい物語や逸話なんかの解説がパネルで展示されているぞ。



アニメ映画の舞台ともなっているようじゃ。
わしは未見だが とりあえず自撮りパネルが設置してあったんで記念撮影を・・・



2階はなんかの出来事の舞台となっているらしい。詳しくは読んでないんでアレなんだが 気になる人はググッて調べてくだされ。



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いちおう今回のツアーのメイン目的はアナゴ飯だったが、ネットでググッて最初にヒットした「なごみ亭」と わしの所有するツーリングマップルでも記載されていた「脇坂屋」がオススメスポットのようじゃ。


今回は「昼時になったら混むだろう」ということで早めの昼食となったが オープン時間の関係で「なごみ亭」をチョイス。


メニューは「あなごめし」オンリーなんで選択の余地は無かったが こちらがそのアナゴ飯(1400円)

宮島なんかでは有名なんだが、滅多に食べたことも無かったんでイメージとしては勝手に「うな重のアナゴ版」と思っていたが 炊き込みご飯っぽい感じでしっとり感は薄いんだな・・・まあ、美味かったから良いけど。

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食後は御手洗の町並みと島々の景色が一望できる「歴史の見える丘公園」とやらへ。


町並み保存地区の全景や来島海峡、四国の山々までが見回せるビュースポットじゃ!

ちなみにTARO先生の解説に寄れば「たまゆら」の登場人物の誰かの身内が旅館か何かを経営しているとかなんとかで舞台にもなっているようじゃ。
竹原にも近いからそういう設定もあるんだろうけど わしはそのアニメを見た事がないからイマイチ ピンとこなかったが・・・

歴史の見える丘公園 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


アプリで「君の名は。」風に画像を加工しているが、確かになかなかの絶景じゃ。もう少し天気が良ければよかったが・・・
ここでドローンを飛ばすという目論みもあったが 肝心なところで操縦アプリの不具合で発着が出来ず TARO先生が地団駄を踏んでいたぞ。まあいいけど・・・


そんな感じでとびしま海道とメインの御手洗地区の紹介は終了じゃ!

感想としては 「もう少し土産物や地域直売所の規模を充実させて欲しい」というところかな?他の地域から来ると島より本土側のほうが やっぱり買い物をするにはアイテムの量が違うし、いろんな意味で「隔離されている感」はあるんだよなあ。

とびしま海道は「裏・しまなみ海峡」とも言われて 四国に渡るしまなみ海道ほどメジャーではないが瀬戸内海の島々を横断するマニアックなサイクリングコースとして知る人は知ってる存在らしい。たしかに自転車のツアラーがけっこうウロチョロしてるのが目立ったな。

しかしこーゆー場所にも海外からの観光客は来るらしく サイクリングツーリストも韓国語だか中国語だかわかんない会話をしているグループも多かったな。しまなみ海道は外国人にも人気があると聞いたことがあるが やはりこーゆールートを紹介しているサイトなりガイド本があるんだろうなあ。

・・・しかしサイクリングする人って スキーや山ガールなんかと一緒で それなりの格好をするとカッコよく見えるものだよなあ。
「おっ」と思ってチェックしてみても その正体がけっこうなオバサンだと判ったときのショックもあるしなあ・・・まあ どうでもいいことだし 余計なお世話だと言われても仕方ないんだけどな。(←何かがっかりしたことがあったらしい)

ふぅ・・・


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