さすがに春の行楽シーズンの連休なんで 途中の豊後高田の昭和の町あたりではイベントも行なわれているようでかなりの渋滞だったが 3時間ほどかかって「鬼会の里」に到着~♪
この後ろに聳える「天念寺耶馬」に掛かる無明橋は いつか歩いてみたいと思っていて 前回来たときにルートが整備されているのを確認済みなわけだ。
もちろん危険な箇所もあるルートなんであくまで自己責任なんだが、難易度の割に距離感は無いんで フツーに一周すれば約一時間の行程らしい。
ではさっそくレッツラゴゥ!!
鬼会の里の右側から歩いてすぐのところにある登山道入り口。
「関係者以外の登山はご遠慮ください」と書かれているが 関係者って言われてもなあ・・・
多少荒れ気味だが ルートはしっかりしているから ちょこちょこと登山者もやってくるようじゃ。
このように途中にいくつか石仏様の鎮座されている岩屋があって それを拝みながら登っていくというスタイル。
こーゆー趣向は中山仙境とか津波戸山とかでもあったが いかにも国東半島らしい山岳宗教のソレだな。
風化・浸食された岩は 石仏を彫るには適しているんだろうけど 今にも崩れそうな怖さもあるわなあ・・・
正面から見ただけでは判らないが 意外と奥行きのある岩山で、後ろの方に巨大な岩が尾根伝いに鎮座しているのがわかる。
迂回ルートを進めばメインの鎖場を避けることが出来るわけだが いずれにしても歩き易い靴や服装は必須だろうな。
2.5Mくらいの垂直の壁に付けられた鎖を頼りに岩を登り、展望の開けた岩屋に到着。
なかなか壮観・・・
ここから鎖伝いにこの小さな無明橋を渡って・・・
胎内くぐりの趣向かな?
狭い通路を進むが このとき反対側から別の登山者がやって来てプチ渋滞を起こしてしまったぞ。ま、避けようがないしなあ・・・
さらに鎖場は続く・・・
何人の修験者が歩いてきたのか 足跡が階段状に岩を削っている。
ここでエイヤッと岩の上に登ると
尾根伝いに延びている岩山にも鎖が付けられているのが判るぞ。
先ほどの迂回ルートはこの岩稜地帯をトラバースするためのルートだったんだな・・
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頂上に向かう鎖場を登っていくと、
絶景、そして
出ました!こちらが無明橋。
心に邪念があると80Mほど軽く落下した後、一気に天上界まで登ってしまうらしいが、カメラを三脚にセットして何度か行ったり来たりを繰り返し・・・
スマホのリモコン操作でシャッターを切るときは流石に怖かったけどな。
♪キューキューキユータマ タマタマキュー …とりあえず落ちたら死ぬから踊りはしないけどな(-_-) #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
ちなみに やっぱり過去に何人か落下する事故があったようで、そのたびに立ち入り禁止になったりしているようじゃ。
心が汚れているから、と言う事はないと思うが 原因は歩きスマホとかカメラ撮影としか思えないが・・・それよりココにこのような橋をかけようとする時点で何人か死んでるだろ?
こちらが無明橋を渡った先に鎮座している石仏様。
せっかくココまで来たんで賽銭でも・・・と思ったが 財布の中に小銭が一枚も無かったんで断念。ま、賽銭箱も無かったし、、、
無明橋に別れを告げて さっさと下山・・・と 思ったら
垂直の岩場に掛けられた鎖場が登場。
先の迂回ルートで迂回できるのがココなんだが、こりゃ無明橋よりはるかに恐怖度、難易度は高いんじゃないか?
「鎖はあくまで補助的なものです」とか書かれている看板があったが 岩登りの基本はロープや鎖に全体重を任せない「三点支持」といいつつ、こんな垂直ではロープに全体重を掛けずにおれない場面も無いわけじゃないな・・・
ちなみに左右にルートがあってどちらから進んでもゴールは一緒なんだが どっちがラク、というレベルじゃないと思う・・
巨岩をヒーヒー降りて行った先に鎮座している「龍門岩屋」。
ここから 足場があるんだかないんだかわかんない岩場を これまた鎖を頼りに水平に進んでいくと・・・
杉の植林帯に到着。
これを下るとゴールなんだが 急斜面の上に足元が砂状でズルズルだし できればロープかなにかで転ばないように工夫が欲しかったな・・・
杉植林地帯を抜けて荒れた竹林を進むと
お地蔵様が出てきて 明らかにひと様の家の敷地内と思われるところに到着~♪
なるほど こっちから登ろうとする人はほとんどいないだろうから ある程度の一方通行が守られているんだろうな・・・
てなわけで なんとか無事に無明橋を渡って一周する事が出来たぞ。良かった良かった♪
まあ、万人向けじゃないコースだと思うが 興味のある人は自己責任の下、トライしてみてはいかがかな?
次回ココに来たときに立ち入り禁止措置が取られてないことを祈りつつ、今回のレポートはこれにて終了じゃ!!
くわっ( ゚Д゚)!!
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