この大江山エリアは酒呑童子の鬼伝説が有名で 散策すればそれなりに面白いスポットも点在しそうだが 今回はグッとこらえて・・・(←時間がない、というより山歩きを足腰が拒否しているのが問題・・・)
峠ルートを越えて宮津の町に到着。
ココに今回のメインの目的地である天橋立と金引の滝があるわけだが ちょいとその前に ネットで調べた際に気になっていた「今福の滝」とやらを拝んでいくことにしよう。
こんな感じの林道を進んで行くと・・・
遊歩道入口に到着。車は3台くらいは停められそう。ここから300Mほど歩くと今福の滝に到着じゃ!
100Mほど歩いただけでもう心臓がバクバク・・・ほんとに老いたな、わし・・・
もうすぐ到着、というところで滝つぼへ行くルートの分岐が現れる。
事前調査が甘くて後で知ったんだが、この「今福の滝」は7段で構成される滝で 50M先にあるのはメインの2の滝、3の滝を眺望できる展望所。
滝つぼは3の滝の落下点で その下流に4~7の小滝が連続して流れているらしい。
近づかないと木々が邪魔して良く見えないな・・・
ちなみに滝つぼからはメインの滝全体は拝めないらしく、4~7段の滝もそんなに紹介されてないようなんで やはり第二、第三の滝がキモのようじゃ。
「滝神社」とかも気になったんだが 今回はすでに足腰がヒーヒー言っているんで 展望所からメインの滝を眺めるだけにしておこう。(数年前のわしだったら意地でも全体を見ていると思うが・・・)
で、こちらが展望所。写真で見るとなんだかわかんないくらいに小さいぞ・・・
「今福の滝」は総落差78M。
江戸時代から宮津の名瀑として知られていたが いつのまにか人々から忘れられて 遊歩道が再び整備されたのは平成8年のことらしい。
平成25年に「京都最大の落差を誇る蛇綱の里の七段の名瀑」として京都府景観資産として登録されたんだそうな。
いやぁ、良いものを拝ませていただいたが 足腰が・・・(←じじい・・・)
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今福の滝からそう離れていない距離に 今回の目的の一つ、日本百名瀑の「金引の滝」が流れ落ちているぞッ!
「百名瀑」なんでそれなりにルートも判りやすく整備も行き届いているだろう、とか想像していたが 対向車に怯えるような狭い住宅街を通り抜け 小高い丘のような森の中を走ると散策道と数台が停められる駐車場が現れる。
金引の滝の下流には「臥龍の滝」「白竜の滝」という二つの小滝が流れている。これらも含めての総称が「金引の滝」なんだとか。
ちなみに「臥龍の滝」は竜の寝た姿に例えて、「白竜の滝」は竜神が住むという白竜伝説に関連して付けられた名称だそう。両方とも落差は大したことはないぞ。
で、こちらがメインの男滝(右側・四筋)と女滝(左側・三筋)。合わせて「七条の滝」とも呼ばれているらしい。
落差は約40M、幅は約20M。
なんだかんだでやっぱり百名瀑の1つに数えられるだけのことはあるな。
なかなか見ごたえと風格のある姿じゃ!
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