落差 雄滝60M・雌滝20M
「21世紀の森」から山口方面に抜けると 萩往還のある「天花」という集落に出る。 ここに数台の駐車スペースがあるんで車を停め、看板にしたがって山道をしばらく進むと この「錦鶏の滝」に辿り着く。
ココには滝見用のちょっとしたスペースのある「雄滝」と ちょっと離れた反対側に「雌滝」があって 落差はそれぞれ60Mと20M。
メインはやっぱり不動明王のある雄滝のほうだと思うが 長い岩肌を流れ落ちる流れが涼しげでなかなかサマになっている。山口市の滝の中でも代表的なひとつじゃないのかな。
雌滝のほうは落差が短いかわりに直瀑で水量も多め。 ただし少し足元が危なげなんでアプローチにはちょっと気をつけたほうがいいかも。
ちなみに「雄滝」の傍にある不動明王の後ろから延びている細いケモノ道を登っていくと東鳳翩山の「ナマナマコース」という登山道になっているが、雄滝の上部は砂防ダムになっていて その更に上には規模は小さくなるが「錦鶏の滝」に良く似た滝が数箇所ほど見受けられる。
結構立派な滝だったが あれには名前は付いていないのかな?
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【追加情報 H18.05.13】
雨が降った五月の とある土曜日、余りにヒマだったんで久しぶりに錦鶏の滝を拝んできたんだが、雨後の錦鶏の滝は今まで見たものとは全く別物だったぞ。
で、せっかく写真を撮ったんで ちょっと紹介しておこう。
で、せっかく写真を撮ったんで ちょっと紹介しておこう。
荒れ狂っている雄滝 |
支流の細い流れも立派な滝と化していた雌滝 |
落差は10mくらいで コレだけでも立派な滝なんだが その後に続く雌滝の存在があるんで余り話題にならない一品だ。
と、いうか わしも改めて見るまで存在を忘れていたし・・・こちらも雨の後で水量が多かったんで かなりの迫力だったな。
雄滝の上のナマナマコースにも無名滝がいくつも流れているんだが 雌滝上流にもいくつかの滝があるみたいだし 改めて見ると雄滝雌滝の下流にも段差があって この一帯は「渓谷」として見ても なかなか面白いものがあるんだなあ。
この「錦鶏の滝」は雄滝の涼やかな流れと そのバックにある巨大な岩盤がウリなんだが ここまで水量が増えると なるほど「県内でも指折りの滝」と言えるんじゃないかな。
雌滝は正統派の直瀑で 雄滝に比べてアピール度は低いかもしれないし 足元が危なっかしいんで敬遠する人も多いと思うが 雨の後は多少の危険を犯してでも見る価値は十分あると思うぞ。
ただし マムシには十分注意が必要だがな・・・
※文章は掲載当時のものをそのまま丸写しです。
現在 21世紀の森は閉鎖・解体されています。
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