と、いうわけで 何年かぶりにスーツなどを購入じゃ。
さすがに社会人を30年以上やっているとスーツも5~6着は持っているんだが、わしは通勤は私服で会社に着いてからは作業着、という仕事柄 一年のうちでも滅多に背広は着なかったりする。手持ちのスーツは前職時代に購入したもので 今の会社に転職してからはほとんどスーツには興味ない、、、というか必要性を感じていなかったのじゃ。
たまに役所や取引先の偉い人に会ったりする時のために1着は会社に常備しているんだが なんだかんだで一番よく着るスーツは礼服かな・・・この歳になると結婚式なんかにはあまり呼ばれなくなったが 案外と葬式は年に何回か呼ばれるしな・・・
で、たまに着る礼服やスーツは「最近 腹がキツくなったなあ・・・」と思いつつ その場しのぎ的に着るんだが タンスにしまいこんだ数点のスーツはもう何年も着用してなかったんで 先日 久しぶりに出してみると もう腹のボタンがまったく届かない状態に・・・
ああゆうのはたまに着ないと生地が縮む・・・わけはないんで わしの腹が進化を遂げた結果なんだろうが、年に何回か着用している奴はそれなりに適応しているのかもな。スーツを着てもキリッとしないどころか笑いを取る材料にしかならない状態だし 何年も仕舞いっぱなしでタンスにゴンの効果もなくなってよく見ると虫食いの穴まであったりするんで なんとか着れる礼服と一着のスーツだけ残して あとは全部処分することにして 今の体型に合ったスーツを一着新調することにしたのじゃ。
スーツって古くなったり体型が合わなくなったりしても なかなかゴミ箱に捨てる、という勇気もないしなあ・・・わしは物持ちが良い・・・というか 単に断捨利が性格的に下手なんだが さすがに30年以上前のリクルートスーツなんて持ってても着ることもないし着れないし 「いつかこれが着れる体型にまでダイエットするぞ」という淡い希望も可能性は限りなく0に近いし・・・
スーツを新調するのもホントに久しぶりで わしは大学を卒業して就職したときに山口市の百貨店に就職した2つ下の従姉妹に頼まれて10万くらいかけてオーダースーツを作ったことがあるんだが そのイメージがあって「背広は軽い気持ちで作れるものじゃない」という概念が頭の隅にとらわれすぎていたのかもしれないな。
さすがにミスターマックスやザ・ビッグなんかのディスカウントで背広を新調しようとは思わないし、サイズがLとかMとかの概念とは違うんでネットで買うのも危険だろう。
紳士服ってそんなに質感やパッと見のデザインは差がないように見えるが価格競争は激しいんだろうな・・・新下関のゆめシティ通りには不自然なくらい何件も紳士服専門店が並んで存在しているが あれは意図して集中して出店しているのか 少しは棲み分けを考えればいいのに、と思ってしまうが 今回は洋服の青山でチョイス。
一番手ごろな上下セット(←なんかジャージを買うような感覚だな・・・)で19800円だったかな?滅多に着るものじゃないんで そんな程度でも良かったんだが やはりファッション感覚に乏しいわしの選定眼でもそれなりに質感が安っぽく見えたんで ワンランク上の39000円のセットを購入。
39000円コーナーの品は古いスーツの上下セットがあれば下取りで¥20000引きだというんで なんだかんだで19000円で購入することができたが いくら価格競争が激しいといっても 価格設定が何か間違っているような気がするな・・・まあ手出しが少ないに越したことはないけど。
虫食い穴もあるんで下取りなんてものは考えてなかったし 「無料で処分してくれたらいいや」くらいの気持ちだったんで得した気持ちにはなったし なにより一気に数着処分したからタンスに余裕の空間が生まれて スーツを新着したことよりそっちの方が満足感が高かったかな・・・
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さて、そのほかに年末の特別出費が予想されているのは 現在 わしのアパートの風呂釜が壊れているんで その修理費がいくら掛かるか?ということなんだが、とりあえず風呂釜が修理できるまでは外で入浴を済ませないとなるまい。
わしの勤め先から一番近い温泉銭湯は下関駅近くの「日乃出温泉」なんだが、どうも月曜日は定休日らしいし、かといって他の温泉施設・・・「みちしお」や「蛍の湯」は距離があるし わしのアパートから一番近い吉見温泉も案外と良い値段だし、「下関せいりゅう」なんて1000円オーバーだし・・・
で、今日はとりあえず川棚温泉の銭湯、「青龍泉」でも行こうかと思っていたんだが そういえば下関ってまだ数件 銭湯が残っていた、ということを思い出して 良い機会だから今回どこか一箇所に入っておくことに。
で、チョイスしたのが わしのアパートから一番近いし、帰宅ルートの途中でもある 安岡駅前の「だるま湯」じゃ。
銭湯ってどんどん数が減っているが、大分県のように入浴可能な高温の湯が自然に湧き出す土地ならばともかく、わざわざ水から沸かさなきゃならんエリアで、学生のワンルームマンションでもユニットバスくらいは無いと借り手がないくらい自動給湯器がこれだけ普及した時代で、温泉でもない銭湯を経営していくってことはホントに大変だと思う。
下関には9件の銭湯が現存していて「今のご時勢 よくそれだけの銭湯があるなあ~」とか感心していたが、正直 開発が進めばあっという間になくなるかもしれないな。
温泉ではないとしても文化としての銭湯という存在にわしも興味がないわけではないし、下手なレジャースパでは味わえない情緒とかは案外 銭湯の方が一枚上手だとも思っているが どうしても「下町で駐車場がなさそう」とか「背中アートのギャラリーと化している」とか そういうイメージがあるし なんだかんだで立ち寄り温泉をチョイスしてしまう傾向があるんで なかなか入る機会がないのがホンネじゃ。わしは温泉である「日乃出温泉」以外には 今は廃業してしまった「カルシューム温泉」くらいしか利用したことがなかったりする。
これは「下関観光コンベンション協会」HPより無断借用した「だるま湯」の画像だが、こちらが「だるま湯」さん。特徴は「木材で沸かした柔らかい湯」ということらしいが 燃料の違いでお湯に特徴って出るものなのかな?
料金は銭湯の統一価格の420円で15:30から21:30までの営業、7の付く日(7・17・27日)が休みということじゃ。
わしが行ったときはたまたま他に客も居なかったんで内部の写真をこっそり撮影。
脱衣所とかは昔ながらの雰囲気が残ってて良い感じだったが 番台にオバちゃんが居たんで なかなか撮影する勇気もなかったんで写真はこれ一枚じゃ。
湯船は1~2人用のものが3つ、4人くらいのメイン浴槽が1個という構成。
一番奥が入浴剤薬湯で温度は37度くらいのヌル湯。
2番目が電気風呂で温度的には一番適温だと思うが わしは心臓病患者なんで電気風呂だけは入れない体だからパス。(サウナは卒倒寸前まで入るけどな・・・)
3番目はメイン浴槽だが 温度はけっこう高め。おそらく45度くらいだと思うが この高温のくせにバイブラバスで強制対流されているから 温泉津温泉の薬湯(48度・・・)でも数秒間は我慢できたわしですら悶絶するくらい熱かったぞ。
とはいっても 別に常時この高温で温度設定されているわけではなくて 単に他に客が居なかったんで熱くなっていただけのようじゃ。「お湯が熱ければ水を足して調整してちょうだい」と番台のオバちゃんに言われていたんで入浴できる程度には加水させていただいたぞ。浴槽が小さいから案外と温度調節は簡単だったな・・・わしと入れ替わりに入ってきたおっちゃんは容赦なく水を投入していたし・・・
一番手前が2人くらいが入れる水風呂。わしは熱い湯と水風呂の交互浴で420円の元は取れるくらい十分に堪能させていただいたが 湯上りに体を真っ赤にしながら汗をダラダラ流す入浴ってのも久しぶりで 満足度は思った以上だったな♪
と、いうわけで 使い方によっては あと銭湯独特の雰囲気が好きならば 銭湯って十分にオススメできるし 失くしては勿体無い文化だとも思うわけだ。
機会があれば他の銭湯も紹介していければ、と思っているぞっ!とりあえずアパートの風呂釜が修理できれば そんなに来る機会もなくなると思うけどなっ!!
ふふぅ~・・・
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