朝5時 加茂川町の道の駅「かもがわ円城」にて起床。
つい先日までは朝5時ともなると空が明るくなってたりしていたわけだが この時期になるとまだまだ真っ暗だなあ・・
6時頃になってようやく薄明かりが差してきたんだが なんか山の中の町なんで朝霧に包まれていて余計に夜明けが遅いみたいだ。朝モヤには独特の幻想的な雰囲気がある、といえば それまでなんだがな。
今日の予定は岡山県の瀬戸内側を通っての西への移動だ。朝7時半に道の駅を出発してしばらく南下するとセルフのガソリンスタンドを見つけたんで ここで給油。(JOMO 370.3K地点 39.31L / 3921円)
そのまま岡山方面に進むと 道路わきに広がる畑の中に 何故か五重塔がそびえ立っているのが目に入ったぞ。
地図で確認すると どうやらこのあたりは「吉備路」と言われる昔の街道みたいで あちこちに点在している遺跡や文化財、古墳なんかを散策できるようにサイクリングロードなんかも整備されているみたいだな。
で、これは「備中国分寺」の五重塔らしい。
見たところ かなり古そうな建物なんだが まわりに何も無い平野にぽつんとあるんで目立っているぞ。なんでも吉備路のシンボル的存在なんだそうだが 確かに雰囲気はあるわなあ。
まわりに広がる田んぼでヌートリアでも探そうかと思ったんだが そんなことをしているほどヒマでもないんで(そうか?) そのまま近くにある「吉備津神社」に向かうことに。
ここに祀られているか神様は吉備津彦命なんだが いわゆる「桃太郎」のモデルと言われる神様だ。
だからどうしたというわけでもないんだが ここは敬意を表して「二重にご縁があるように」と 賽銭として22円を投入。
桃太郎伝説の神話の世界に比べて なんか手作り感があって なおかつ少し俗臭いのが微笑ましいな。
これを一日に何回かに分けて食ってやろうと思ったんだが なんか10分くらいで全て無くなってしまったんですけど・・・
おそらくこの1ダースの吉備団子を一つに集めて丸めても コンビニで売っているヤマザキの田舎饅頭一個ほどにもならないような気がするぞ。
こんなものと引き換え条件で鬼退治に付いていった犬・猿・雉は上手く桃太郎の口車に乗せられて そういうところが畜生の悲しいところだな。
ところで この吉備津神社のすぐ近く、距離にして4キロくらい離れたところに「吉備津彦神社」という神社があるみたいで こちらも名前からすると桃太郎関連の神社だと思うのだが、なぜかこっちの方は道路の表示板にも全然案内がなくて 気が付いたときには通り過ぎてしまったんで 今回はパス。
たぶん 道路標識が無いという事は 吉備津神社ほど観光ナイズされてないとか 観光客が見るようなものがない、ということなんだろうな。
岡山市はそのまま通り過ぎて一気に瀬戸内側の牛窓町に向かう。
ホントは岡山城にでも向かって 城のお堀にヌートリアでも生息してないか探すのも一興かと思ったんだが・・・(←ヌートリアにこだわっている様子・・・)
この牛窓町とか邑久町とかのあたりは「瀬戸内のエーゲ海」とかいう触れ込みで まあまあ有名なところだ。ギリシャ風のリゾート開発が進んで オリーブなんかが特産。小豆島の本州版みたいなところ、とでも言っておこう。
実はわしは大学時代のサークルの合宿で一度ココに来た事があるんだが、なんか普通の漁村だったような記憶しかないなあ・・・
今回はその時にあまり散策できなかった景色を もう一度観にやって来たわけだが、なんか当時から20年近くも時間が経つと さすがに町の中心部は様変わりしていたな。当時はコンビニや郊外型のスーパーなんかも無かったと思うし。道の駅はもちろんだが 半島を縦断する有料道路の「岡山ブルーライン」なんてのも無かったんじゃないかな?
今回は有料道路を使わずに できるだけ海岸線に沿って車を走らせて見たんだが、やはり漁村は漁村だったな・・・「オリーブ園」とか「夢二の生家」とかも金が掛かりそうなんで そのまま通り過ぎて児島半島に向かうことにしよう。
ここで昼飯でも食おうと玉野市の道の駅「みやま公園」に立ち寄ったんだが、今日は全面改装で臨時休業とかいう状態・・・仕方が無いんでコンビニでオニギリと野菜ジュースなどを購入。吉備団子12個程度では とても半日も体が持たないぞ。それでも目がくらんで鬼退治などに付いていった犬・猿・雉は やっぱり畜生だな。
ホントは「王子ヶ岳」とかいうところに興味があったんだが 「みやま公園」が岡山県では最後の道の駅になるだろう、と踏んでいたし この先に「道の駅」は当分無さそうだから 今日の宿泊先に着く時間などを考慮して あきらめてそのまま児島半島の先端、倉敷市の鷲羽山に向かうことに。
鷲羽山からは いくつかの島を挟んで約10キロ先の四国と 本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋が良く見えるぞ。
さすが国指定の名勝だけのことはあって絶景には違いないんだが 生憎この時間は完全な逆光で写真写りがあまり良くないな・・・。
岡山市はそのまま通り過ぎて一気に瀬戸内側の牛窓町に向かう。
ホントは岡山城にでも向かって 城のお堀にヌートリアでも生息してないか探すのも一興かと思ったんだが・・・(←ヌートリアにこだわっている様子・・・)
この牛窓町とか邑久町とかのあたりは「瀬戸内のエーゲ海」とかいう触れ込みで まあまあ有名なところだ。ギリシャ風のリゾート開発が進んで オリーブなんかが特産。小豆島の本州版みたいなところ、とでも言っておこう。
実はわしは大学時代のサークルの合宿で一度ココに来た事があるんだが、なんか普通の漁村だったような記憶しかないなあ・・・
今回はその時にあまり散策できなかった景色を もう一度観にやって来たわけだが、なんか当時から20年近くも時間が経つと さすがに町の中心部は様変わりしていたな。当時はコンビニや郊外型のスーパーなんかも無かったと思うし。道の駅はもちろんだが 半島を縦断する有料道路の「岡山ブルーライン」なんてのも無かったんじゃないかな?
今回は有料道路を使わずに できるだけ海岸線に沿って車を走らせて見たんだが、やはり漁村は漁村だったな・・・「オリーブ園」とか「夢二の生家」とかも金が掛かりそうなんで そのまま通り過ぎて児島半島に向かうことにしよう。
ここで昼飯でも食おうと玉野市の道の駅「みやま公園」に立ち寄ったんだが、今日は全面改装で臨時休業とかいう状態・・・仕方が無いんでコンビニでオニギリと野菜ジュースなどを購入。吉備団子12個程度では とても半日も体が持たないぞ。それでも目がくらんで鬼退治などに付いていった犬・猿・雉は やっぱり畜生だな。
ホントは「王子ヶ岳」とかいうところに興味があったんだが 「みやま公園」が岡山県では最後の道の駅になるだろう、と踏んでいたし この先に「道の駅」は当分無さそうだから 今日の宿泊先に着く時間などを考慮して あきらめてそのまま児島半島の先端、倉敷市の鷲羽山に向かうことに。
鷲羽山からは いくつかの島を挟んで約10キロ先の四国と 本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋が良く見えるぞ。
さすが国指定の名勝だけのことはあって絶景には違いないんだが 生憎この時間は完全な逆光で写真写りがあまり良くないな・・・。
季節の問題かなあ?なんかこの位置だと日の出から日の入りまで ずっと逆光になるような気がするんだが・・・おまけに何かモヤみたいなスモッグみたいな霞まで出ているし。
ここではアマチュアカメラマンはいなかったが スケッチブックに写生をしている人が何人もいたな。この後に行く倉敷の街でも写生団体がいっぱいいたが そういうサークルが沢山あるのかな?岡山には。
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鷲羽山を後にして 水島のコンビナート地帯を横に見ながら 倉敷市の中心街に。
岡山の観光地で一番のメジャーなところと言えば やはり倉敷あたりになるんではないかな? 写真なんかでたまに見ることがあるんだが あの倉敷の古い町並みは てっきり市の中心から離れたところにあると思い込んでいたんだが、駅前商店街の一角が「美観地区」となっているんだな・・・知らなかったぞ。
街の中心商店街から一歩裏に入ると このような古い町並みの地区が広がっていたな。ここに来る前に見た水島コンビナートがある同じ町とは到底思えない光景じゃ。
まるで映画のセットの如く 街づくりが徹底されているな。確かに情緒はあるんだが いかんせん観光客が多すぎ。とくに修学旅行の学生が今の時期は多いし 走り回って騒いでいるんで全然落ち着かないぞ。一歩裏に入った路地はそこそこ静かで良かったが 意外と車や原チャリが走っていて いいカメラアングルがなかったし・・・
この街で雰囲気を味わおうと思ったら やはりシーズンオフか早朝、夕方を狙うしかなさそうだな。
しかし わしの地元、萩の町にもいえることなんだが、こういう「歴史街道」とかの保存はやはり難しいな。
観光客が多いと情緒がなくなるし かといって観光客が来ないと寂れていって逆に保存が難しくなるし・・・
たとえば今日の朝見た「吉備路」とか 奈良の「平城宮」とかは あまり手が加えられていない分だけ情緒はあるんだが 今はあまり観光客が来ても見どころもないし 金を落としていくまでには行かないと思う。これからどんどん整備されて観光地化されていくんだと思うが あまり手を加えすぎるて新しく再現したものが「歴史遺産」と言えるのかどうか・・・ まあ、観光も一種の産業だからなあ。
そういう意味では 岡山の上のほうにある「高梁」とか「吹屋」地域の町並みには少し興味があったんだが、残念ながらお日様が傾いてきたんで今日はもう却下だな。
さて 岡山はこのくらいで終えて、いよいよこの旅の最後の県、広島(と島根の山側)に向かうんだが、この先の福山に向かう瀬戸内海ルートには三原の上のほうまで行かないと道の駅は無さそうだな・・・
今日の宿泊先と 明日の行動をどうするか考えたとき、鳥取・島根の県境に近い新見市の下の哲西町か 広島県の三和町の道の駅に向かうしかないんだが・・・。
明日の天気が読めないんで 海でも山でも目的地の変更が可能な広島県の三和町の道の駅に決定だな。明日は晴れたら帝釈峡、雨だったら福山市・尾道市の海側ルートの散策をすることにしよう。
岡山の鍾乳洞、井倉洞はいいとして、井原市の上にある「大賀の押被」とか「カレンフェルト」とかいう謎スポットに少し興味があったんで 道の駅に向かう途中にでも寄ろうと思ったんだが なんかよくわかんなくて発見できず。
結局 日が暮れて周りが見えなくなる寸前の5時半頃に広島県に突入して 三和町の道の駅「さんわ182ステーション」に到着~。
山の中の町のある道の駅なんで 営業はとっくに終わっていたんだが となりの中華料理屋が開いていたんで ここで夕飯としてラーメンセットなどをいただく。
チャーハンとラーメンがセットで700円。なんか安い割にそこそこ美味かったな・・・。やっぱこういう店の食事が無難で一番いいのかもな。いまさら悟っても遅いような気もするが・・・
今日は朝早くから起きて動いていたんで 妙に疲れていたせいか 飯を食った夕方6時過ぎに車の中で意識を失ってしまう。
ただ 田舎にこういう舗装されたスペースがあまり無いためか、深夜11時頃になってサッカーをしだす高校生が出現したり なぜかフェラーリが2台、爆音と共にやってきたり 車の中でいちゃつくアベックがやってきたり 警官もたびたび巡回してくるし・・・
深い山の中の道の駅にしては けっこう人の出入りが激しいんで そんなに怖くは無いな・・・それが良いのか悪いのかは何とも言えないが。
むぅ・・・・
今日の一枚・・・
鷲羽山から見た瀬戸大橋。向こうに見えるは香川県。
走行距離 | 296K |
出費金額 | 寝起きのコーヒー・・・100円 ガソリン給油(39.31L)・・・3921円 賽銭・・・22円 きびだんご・・・370円 コンビニにてお茶・菓子・弁当・・・893円 倉敷市時間貸駐車場・・・200円 (夕食として)ラーメン+チャーハン・・・700円 |
計・6206円 |
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