とりあえず、温泉街の中心部に油そばを提供する店が出来ていたのを発見したんで お昼を済ませて、と・・・
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湯田温泉は山口県内の温泉の中では唯一、高温で湧出する温泉で歴史も有るんだが、立ち寄り湯に関しては共同浴場の「亀乃湯」とスーパー銭湯チックな「温泉の森」くらいで あとは旅館が日帰り湯を提供している施設を利用する形となる。
県庁所在地の繁華街にあって「いつも混んでいる」「駐車場所に苦労する」「旅館は料金&敷居が高そう」というイメージがあって 正直あんまり回数はこなしていなかったりする。せいぜい年に1~2回 少し離れたところにある銭湯「清水湯」にいくか、2~3年に一度くらい「温泉の森」あるいは”奥湯田温泉”こと「宮野温泉・山口ふれあい館」(通称「100円温泉」)に通うくらいか・・・最近は湯田温泉祭りの旅館浴場の開放も行きづらくなったしな。
で、今回利用したのは 湯田温泉の中心にある老舗の旅館、「西の雅常盤」。
今は「女将劇場」が全国区でネタにされているんで ある意味 湯田温泉ではもっともメジャーな旅館かもしれないな。
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湯田温泉・西の雅 常盤
山口県山口市湯田温泉4丁目6-4
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH9.14 63.6℃
効能 :胃腸病・皮膚病・創傷・神経病・リウマチ
営業時間 :11:00~22:00
料金 :800円
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今回利用した常盤の男性湯は内湯・檜風呂の「大内の御湯」と
写真は常盤HPより無断借用 |
内湯・洋風風呂の「山口のんたの湯」
この画像も無断借用 |
それと露天風呂の「維新黎明の湯」の3つ。
「のんたの湯」と「大内の御湯」の2つは更衣室を挟んで別々にあるが 「維新黎明の湯」は別棟にあるんで 一旦服を着て移動しないと3つを楽しむことはできない。
ただ、どれも浴槽があるだけで泉質は同じ湯田温泉のミックス泉となる。普通の湯以外には露天に「ぬるい湯」専用の小さい岩風呂があるだけなんで 3つ入ると結構疲れるぞ。個人的にはサウナが欲しいところだが ジャグジー系、水風呂もないんでバリエーションには乏しいから 無理して3つ入ることもないんだが・・・
わしが気に入ったのは露天の「維新黎明の湯」で、ビルの密集するエリアにありながら それを感じさせない雰囲気で「なんとなく歴史を感じる」演出はなかなかだと思うぞ。
湯田温泉は明治維新で活躍した志士達が集ったという歴史も有るんだが、ココがその舞台になった・・・わけではないと思うが、「品川弥二郎神社跡」なんかも取り込んで 湯小屋もそれっぽく作られて なかなかいい雰囲気じゃ。
こちらが露天「維新黎明の湯」。
かけ湯
隅っこにある「品川弥二郎神社跡」の札。この手前に浅く小さい「ぬるい湯」の岩風呂がある。
時代を感じさせるつくりの湯小屋。ホントに時代を受け継いできたのか ソレっぽく作られたのかは不明・・・
こちらが維新黎明の湯脱衣所。老舗旅館らしい「特別感」を感じる凝った意匠となっている。
浴室は男女入れ替わりで男性は11時から24時まで 女性は朝5時から9時までの利用となっている。逆に日中の女性客には竹林露天風呂や山頭火の湯なんかが用意されているんだと思うが 立ち寄り利用ではこの組み合わせなんで 全6種の湯に入ろうと思えばやはり宿泊するしかないんだろうな。
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感想としては これだけのバリエーションと内容で800円は決して高くは無い、ということか。
敷居の高そうなイメージのある湯田温泉だが 案外と立ち寄り湯はウェルカムな姿勢だし 繁華街という地域的な利点、不利な点はもちろんあると思うが 温泉街の散策も含めてもっと積極的に立ち寄り湯は利用してもいいかも・・・と思ってしまったぞ。
ただ、山口県では貴重な高温泉ではあるが お湯にアルカリ性特有のヌルヌル感が余り感じられず 掛け流しを謳っていてもこーゆー施設なんで何らかの手は加えていると思うし お湯自体にこれといった特徴のないのも事実かな?
今回の常盤の湯・・・特に維新黎明の湯には計らずも少し感動してしまったが、そういえば去年 会社のイベントで利用した対面のたなかホテルの屋上展望露天風呂もなかなか良かったし、旅館系の施設も探せば案外と掘り出し物があるのかもしれないなあ。
ふふぅ~・・・
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