国道168号線を更に北上し、道の駅「吉野路大塔」に到着。
何かめぼしいものでもないかと調査したが 夕方近くのため客足も少なく寂しい状況だったな・・・
隣接する軽食喫茶みたいな店で「陀羅尼助ソフト」なる商品を発見。これはちょいと男心をくすぐられたんで購入してみることに。
あんまり山口県辺りでは馴染みがないからわしも知らなかったんだが、「陀羅尼助」というのは大峰山の開祖と言われる役行者が伝えたと言われる和漢胃腸薬。
主な効能は下痢止めなんだが 要は正露丸みたいなもの、と言えばわかりやすいか。しかし正露丸とは原料や作り方が違うんだとか。
味は陀羅尼助そのものを食ったことがないから良くわかんないし比較も出来ないぞ。
幼いころから良く知っている正露丸も「どんな味なのか?」と聞かれたら「正露丸みたいな味」としか答えられないような気もするし・・・
で、このソフトの味なんだが 少し苦みが効いて、見た目通りコーヒーフレーバーを振りかけたような感じかな。量も少なめだから思ったより違和感なく食べられたぞ。こりゃあ もし食べ過ぎて腹を壊しても 陀羅尼助の効能があるから問題にはなるまい。(←矛と盾の話を思い出した・・・)
さらに小腹対策として 柿の葉寿司(さば)と じゃばらウォーターを購入。
「じゃばら」はケンミンショーかなにか TV番組で扱っているのを見た記憶があるが 和歌山県の北山村の特産品柑橘類で あまりのすっぱさに鬼も逃げ出すとか花粉症に効くとか、たしかそんな話題だったような・・・
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さて、いよいよ今回の旅の最後の〆、最後のネタじゃ。
旅の締めくくりと汗を流すためにやって来た 五條市の天然温泉温泉施設「金剛乃湯」さん。
「リバーサイドホテル」さんの宿泊者用の大浴場だが日帰り利用も可能じゃ!
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リバーサイドホテル 金剛乃湯
奈良県五條市新町2丁目2−874−1
泉質 :ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 PH7.6 28.4℃
効能 :切り傷・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症など
営業時間 :10:00~23:00 第一火曜日定休(GW・年末年始・祝日は第二火曜日休)
料金 :平日800円、土日祝900円
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この「金剛乃湯」はリバーサイドホテルさんの自前の源泉で 温泉成分表に書かれている源泉名は「リバーサイド温泉」。なんでも地下1300Mから汲み上げている天然温泉100%で提供されているんだとか。
浴室の写真は例によって「リバーサイドホテル」さん公式サイトよりの無断借用。
設備としては内湯の大浴場とジェットバス、露天風呂、そしてサウナと水風呂。
お湯の特徴だが肌にまとわりつく感じでツルツル感のある 非常にわかりやすい湯。
最初はアルカリ性の湯かと思ったが やや塩気があり薄い赤褐色の炭酸水素系で 岩風呂には湯の花が大量に付着しているから それなりに成分の濃い良い湯だと思う。
正直 ホテル系で泉質にはそんなに期待してなかった・・・というか予備知識が全くなかったんで ちょっと泉質の良さには感動したな。
サウナはだいたい85℃くらい。じっくりと居座って汗を流すタイプのサウナだと思うが 室内が狭くて顔が先に熱くなるし だいたい3人までが理想の空間なんで 他の人が外で空きができるのを待っているのかと思うと 余計な心配をしてしまいゆっくりできないのが難点か。
席が2段あるからもう少し奥行きがあれば1段に3人ずつ座れると思うが・・・足の置き場を考えるとやはり3人までが良いだろうな。
五條市の規模がわかんないんでアレなんだが、関西での温泉の入浴料の相場ってこんな感じなのか ホテル系温泉としては高くも無く安くも無く、という感じ。
ホテル系なんでこの日(土曜の夕方)の客層は宿泊客の割合が高かったと思うが 正直そんなにマナーは良くなかった印象かな・・・
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サッパリ汗を流した後は カーナビの言いなりになって 五條市のどこをどう通ったかは全く覚えてないが 都市高速みたいな自動車専用道路に乗って一気に奈良と大阪を越え 気が付くと吹田から中国山陽道へ。
西宮のサービスエリアで夕食として「カツカレーラーメン」なる 旨いのかどうなのか判らないがとりあえずガッツリ感はあるラーメンを食って どこぞのPAで仮眠をとって 一路 下関へ。
今回の旅行、行きは琵琶湖の手前まで行ってから伊勢方面に向かったんで結構な時間と距離感はあったが 帰りは吉野の山エリアを越えたらあとは高速道がしっかりしていたんで 大都市の間を走り抜けたにしてはスムーズだった感じだな。
4日間で走行距離1978KM。やっぱりわしの旅スタイルだと関西エリアを回ろうと思えば最低4日は必要か・・・あと、なんだかんだで一番ダメージを食らったのがガソリン代だろうな。
内容は充実していたと思うが 比例して体の疲れも財布の疲れも大きいぞ。
・・・そんな感じで今回の伊勢・熊野エリアの散策記は以上じゃ!ひぃっ!!
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