4連休2日目・・・
道の駅太良にて車中泊を決行していたわしは 朝4時には起床。
時間を持て余していたんで ファミマで朝食などを済まし、そのまま今回のトレッキングの出発点となる中山キャンプ場へ。
明るくなるまで2時間ばかり仮眠して 朝7時過ぎ、いよいよ出発じゃ!!
出発する様子を自撮りしてみたが・・・
自分の思っている以上にオッサンだったんで 最初画像を見ても自分だと判らなかったぞ(-_-;)
キャンプ場のエリアにある多良岳大権現の鳥居。ここからまっすぐ林の中に進むルートが多良岳の登山道として整備されている。
太良岳山系のエリアは登山道の要所要所にレスキューポイントなる番号が振られていて 何か事があった場合は番号を連絡すれば 何処の位置にいるかがわかるようになっている。
ただ わしが歩いた範囲では 頂上以外にはほとんど展望のない雑木林なんで ヘリも向かえないだろうし 場所がわかるだけで救助に向かうのはやはり手間だとは思うんだが・・・
あとで山小屋の管理人に聞いてみたら、「いや、その前に ほとんどのエリアが圏外ですから」という明快な回答を頂いたぞ。まあ良いけどな・・・
年季の入った石段はかつての参道なのかどうかは不明だが 中山キャンプ場から多良岳山頂までは 距離にして2.4キロ、約1時間半の行程らしい。
今回はまず頂上直下の金泉寺にある山小屋へ向かう予定なんで 多良岳山頂はパスするから 実質2キロを切って1時間弱ってところかな?
わかりやすいし そんなにキツイ場所もあるでもなく 歩きやすいルートだと思うぞ。
幸福坂を越えて・・・
炭焼き小屋跡を横目に進み
太良川源流の地に到達。
とりあえずこーゆー湧き水は縁起物なんで 喉を潤して、と。
アキチョウジの青い奴かと思ったが この花と葉っぱの形は・・・
ちょっと調べたら やはりトリカブトの仲間でレイジンソウではないかと思われるぞ。
************************
そんなこんなで歩き続けて1時間弱で 多良岳~金泉寺分岐に到着~♪
これを右に行くと金泉寺、左の石段を登ると多良岳大権現じゃ。
今回の予定では まず初日のこの日は金泉寺の山小屋に出向いてキャンプ場でテントを設営。荷物をデポして経ヶ岳へ往復。
夜はテント泊して翌日に多良岳を制覇して中山キャンプ場に帰還・・・という ややゆったりプランじゃ。
立派な衣装をまとった石仏さんに挨拶すると
金泉寺に到着じゃ~♪
こちらが金泉寺。
高野山真言宗で山岳宗教の聖地として君臨している、ということだが 最近再建されたばかりらしくピカピカな状態だったぞ。
地元の山の会の有志の方が持ち回りで管理していて 週末にはだいたい管理人として常駐しているんだとか。
ビール300円か・・・管理人さんが人力で運んでいる割に安いと思うが、数に限りがあるんで予約客が多いとすぐになくなってしまうんだそうな。
ちなみにこの金泉寺山小屋は 食事は出ないから各自持ち込む必要があるが 素泊まりで1000円、敷地内のテン泊は500円だそうな。
毛布は有料(200円)だが シュラフと食料とライトだけにすれば荷物もテン泊よりずっとラクだし 利用価値はすこぶる高いと思うぞ。実際、山雑誌「のぼろ」に掲載されて以来、客足は増えているんだそうな。
いちおうルートを確認して、と・・・
バイオトイレ
炊事場はこんな感じ。
山水なんで煮沸しないと生で飲んではマズイのかな?と質問したら 「湧き水だから煮沸しなくても大丈夫ですよ。なにしろ金の泉ですから」 という回答を頂いたぞ。
失礼しました・・・(-。-;)
内部の様子。
夏でも下界より気温は低く 薪ストーブが稼動している。
ヒメボタルやシャクナゲ、キツネノカミソリの咲くシーズン、あるいはイベントなどのない日を狙えば利用客も少なく広々と使えそうだな。
小屋の内部を散策した後は サクッとテントを設営。
基本 お寺の周囲なら何処に設営してもOKだが、砂利が敷いてあるんでグランドシートと厚めのマットは必須。わしはグランドシートもエアマットも軽量化のためかなり薄手のものだったんで テントの床に穴が開くんじゃないかとヒヤヒヤしていたが・・・
ちなみに 砂利の下には土の層があるんで ペグはハンマーで叩くまでもなくキチッと刺さってくれたぞ。
経ヶ岳への出発前に 昼食として久しぶりにアルファ米とフリーズドライのニュウメンなど。
なんだかんだで ここで2時間くらいの大休止をしてしまったな・・・
しっかり休んだんで パッカブルのザックに飲み水と行動食とカメラだけ仕込んで ぼちぼち経ヶ岳へと出発じゃ!
経ヶ岳へのルートは金泉寺の真横から延びているが、今回も無駄な写真が多くて長くなりそうだから小分けして報告させてもらうぞっ!
てなわけで 続くッ!!
0 件のコメント:
コメントを投稿