昼飯を食って金泉寺を出発っ!
金泉寺横から延びている林の坂を登ると すぐにこのような分岐点が
正面に見えるのは笹ヶ岳か西岳かな?
中山キャンプ場から多良岳に向かうルートは 元は参道なのか歩き易いし難易度は低いが 多良岳を一歩出るといきなり難易度は上がる感じだな。まあ道はしっかりしているから迷うことは無いと思うが・・・
コケの生えた岩の上を滑らないように進んでいく なかなかの難路じゃ。
これしきの難路、NANNOこれしきっ!!
途中、蔦のようなものが巻きついて一体化した見事な巨木を鑑賞
たぶん笹ヶ岳。この左を巻いて進んでいくようじゃ。
名前の通り 笹の群生の中を歩いていく。
ヤブツバキ中心の灌木のトンネルを進んでいくと・・・
なんとか「中山越」に到着して ここで小休止。
ここをまっすぐ進むと経ヶ岳、左に下ると八丁谷経由で大村市側の黒木登山口へ向かうようじゃ。
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ここから傾斜もきつくなってくるが 雰囲気のある良い縦走路じゃ♪
最後の岩場を乗り越えていくと・・・
佐賀県最高峰の経ヶ岳(1075.7M)山頂に到着じゃ~!
大村湾、有明海、雲仙などなど、さすがの展望だが、ちょっと霞が掛かっているようじゃのぅ・・・
麓から拝む姿は尖がった険しいものだが 想像通り 山頂は狭く 何人か先客が居れば居場所を確保するのに苦労するぞっ!
ここでアタックザックをおろして一服。
行動食のマンゴー缶とペットボトルしか持って来てないけどな・・・
ここから来た道を戻っても芸が無いんで 帰路は平谷越を経由するんだが、やはり岩場や鎖場が増えているな。
頂上を少し降りたところにある展望の岩場。頂上より高度感があって見晴らしは素晴らしいぞ。
ここから更に鎖場を下って進むと・・・
平谷越に到着。
これを左に曲がると「つげ尾」、まっすぐ進めば「タワラギ山」。
タワラギ山は展望があまり無いらしいし そろそろ疲れも出てきたんで妙な色気は出さずに 右に曲がって 先ほど通った「中山越」に向かうルートに戻ろう。
いやぁ、なんだかんだで往復3時間強か・・・流石に疲れたな。
金泉寺に戻ると わし以外にテントが2つ増えていたな・・・
山小屋に顔を出すと 管理人さんから「そろそろ夕飯にしませんか?」と声を掛けていただいたぞ♪
この金泉寺山小屋は素泊まりオンリーで食事は各自が用意するのが基本なんだが たまに利用客や管理人仲間から差し入れがあって お呼ばれされることがある・・・と、「のぼろ」に書いてあったが・・・
ちょうど頂き物のシシ肉があるというんで お言葉に甘えて一緒に囲ませていただくことに。
テント場代500円でこんなサービスを受けて良いんだろうか?と後ろめたい気にもなったが・・・
この日の面子は管理人の池田さんと 日帰りの予定が急遽泊まっていくことになった池田さんのお友達の方、山で野点をするのが趣味と言う裏千家のお師匠さん、長崎大学歯学部の23歳の学生さん、そしてわし、という5名。
夕方4時から始まった山談義、山野草談義、温泉談義は 夜の10時まで話し続けて みなさん疲れ果ててお開き・・・
いやいや、なかなか濃くて楽しいひとときでした。感謝♪
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その後 そそくさとテントに戻って 砂利で痛い思いをしながらも 疲れが優先してすぐに爆睡突入へ。
翌日は早起きして多良岳からご来光を拝んでやろう、という考えもあったが 多良岳は木々が邪魔してそれほど日の出は拝めないかも、という言葉を聞いたんで もう早起きはしなくていいかな・・・
ふぅ・・・
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