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2015年2月12日
楫取 素彦と妻・寿展 「旅立ちの地」
さて、昨日の建国記念の日なんだが、例によって特に予定も無かったんで 長門市三隅の村田清風記念館でひっそりと行われている「楫取 素彦と妻・寿展「旅立ちの地」」なる企画展に出向いてきたぞっ!
この企画展、大河ドラマ「花燃ゆ」連動の企画なんだが、何故にここ長門で行われているかといえば、楫取 素彦と名前を変えた小田村伊之助が明治維新直後の2年間だけ妻・寿と過ごした別荘「桜楓山荘」が三隅の二条窪というところにあった、という縁らしい。
わしは前にも書いたと思うが 萩を舞台にした「花燃ゆ」の一番の功績は「小田村伊之助」を世間に認知させた事だ、と思っている。で、この企画展は そんな小田村伊之助と松陰の妹・・・文ではなく寿に特化したものとなっている。
先にレポートした「大河ドラマ館」とは違って いたってマジメな内容なんで わしはともかく友人TARO、KYOJU両名は興味も無かろう、と思っていたが 「ヒマだから」という理由で一緒に行くことに。
2人とも萩市民でありながら大河を見てない、ということで「楫取 素彦って誰なんだ?」と素朴な質問をされたが、とりあえず「大沢たかおと優香の展示会と思ってもらえば良いぞ」と適当な事を言っておいたぞ。
で、こちらが村田清風旧宅の傍にある「清風記念館」。
村田清風は借金まみれの毛利藩の財政改革をした人物で 三隅では「郷土の先賢」として尊敬されている人物じゃ。わしもその名は知っていたが この記念館に来ること自体、初めてだったりするぞ。
じゃ、入場料の200円払って 早速入ってみますか・・・
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内部は撮影禁止なんでご紹介できないが、入り口傍の小さな部屋が展示会場に割り当てられていて、伊之助と寿に関する歩みや人物相関図、資料なんかが展示されている。
それだけだとすぐに見終わってしまうが、常設の展示会場では 村田清風と、同じく藩の要職にいた周布政之助に関する展示が一部屋、もう一つの部屋には三隅の歴史と毛利藩の財政改革のキーワード、「防長四白政策」・・・すなわち「米」「塩」「蝋」「紙」の産業についての説明が。
200円という料金を考えれば なかなか見ごたえはあるし時間も潰せるかな・・・まあ 興味のある人は見ておいても勉強になるし損はないと言っておこう。
こちらは最上階の展望部屋から見下ろした 隣の村田清風旧宅のようす。
まあ、こんな感じか・・・
ちなみに 大河ドラマに便乗してあちこちでイベントをやっている山口県であるが、県内の花燃ゆ関連イベントに行くと それぞれで幕末志士のイラストが書かれた栞がもらえる趣向になっているらしい。
萩の大河ドラマ館に行った時には気が付かなかったが・・・会場によってもらえる栞が違うらしいんで ヒマな人はコンプリートを目指しても面白いかもな。
この清風記念館でゲットできるのは当然 村田清風翁の栞なんだが、
なんかハンター協会にでも居そうな 恐ろしげな爺さんのイラストが・・・(-_-;)
徳山大学の学生がイラストを担当したらしいが、今風というか・・・栞は全部で11種あるらしいが 他の志士の面々はそれなりに納得できるが、清風翁と毛利敬親と大村益次郎のイラストは若干 どうかと思ったぞ・・・まあいいけど。
清風神社にもお参りをして 今回のミッションは終了じゃ!
ドラマ「花燃ゆ」も 今が一番地味な展開のような気がするが、県民としてはもう少し盛り上がってくれればいいんじゃが、と思っているんだがのぅ・・・(-_-;)
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