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2014年11月15日

玉名温泉・玉名市営大衆浴場 玉の湯

櫻町温泉を堪能して初日の行動を終えたわしは 翌日の動きに備えて山鹿市の北の端、国道3号沿いの道の駅「鹿北」にて車中泊を決行。

翌日のメインの目的は「山口へ戻ること」なんで もう少し北上して福岡県に入っても良かったんだが・・・まあ いろいろ思うところがあって熊本県に留まることに。

前日夜9時にはすることがなくて眠りについてしまったんで 翌9日は朝4時頃には起床。夜間はずっと雨だったが やはりこの天気ではキャンプは無理だったんで 動きの軽い車中泊で正解だったかな?

朝5時前に道の駅を出発し そのまま南下して玉名市へ。

玉名市も温泉が有名な町なんだが、実はわしは大学時代に玉名温泉に来たことがあるんだが、当時は温泉など興味も知識もなかったし とある苦い思い出のほうが記憶に強烈なインパクトを残していて、温泉に関しては全く印象が残っていなかったのじゃ。




約30年ぶりの玉名温泉を再確認するためにやって来たのは 玉名温泉唯一の公営共同浴場「玉の湯」

ここは朝5時半から営業している、という情報を 前夜にスマホで確認していたし、道の駅の車中泊では常識を超えた早寝・早起きになるのは判っていたんで ある程度は織り込み済みの行動だったんだがな。

わしがやって来たのはオープンの10分前だったが すでに玄関の前には大勢のお客さんが傘をさして並んで待っている状態・・・見ただけでこれが毎日のスケジュールになっている地元のオッサン、おばさん連中だが、5時半に開門すると一斉に流れ込んで行ったな(-_-;)

ひと段落してわしが入ったときは 10数箇所ある洗い場はすべて椅子の上に桶と風呂セットが置かれて場所取りが行われていて 20名ほど入れる大浴槽はオッサンが身を沈めて世間話などを・・・

う~ん、誰も体を洗ってないのに洗い場が全て使えなくなるというのは明らかにマナー違反で 「客層のレベルが低い」としか言えないが、まあ ココが地元民専用で観光客や温泉ファンは二の次、という方針ならば それもしかたあるまい。 しかし浴槽に並んで身を沈めるオッサン集団の姿を見ていると 確立された行動パターンをもつ 何か一種の動物の群れを見ているようじゃ・・・

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さて、この玉の湯は平成4年に改装されたという割と新しい施設で 建物も体育館のように大きく立派。浴槽もタイル張りで清潔感があり 明るく広い。

設備的には大浴槽と豪快な打たせ湯があり 弱アルカリ性のツルツルのお湯はモチロン源泉掛け流し。

源泉は44.6度で 無色透明無味無臭だが、こーゆー施設ゆえに塩素投入はされているらしい。まあ気にならないレベルだからマイナスポイントにはならないが・・・。

湯量が多いんで「熱い」とまでは言えない適温。 前述のようにおっさん連中に洗い場を全て抑えられてしまうと 浴槽に入る以外に何も出来ないんで短時間でのぼせてしまうぞ。

街の雰囲気は違うが 島根の玉造温泉を思い出してしまったな・・・おそらく玉名温泉を本気で堪能しようと思えば やはり老舗の あるいはちゃんと源泉を確保している旅館に泊まるのがベストだろう。

ただ、これだけ交通網やマイカー文化が浸透して 玉名周辺で泊りがけでやってくるような観光地、といわれても やっぱり阿蘇とか天草くらいしか思いつかないのも事実・・・その辺は今後どうするか難しいところだろうな・・・

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玉名温泉 玉名市大衆浴場・玉の湯

玉名市岩崎高津原391-1
泉質 :弱アルカリ性放射能泉 PH 46.6℃
効能 :くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進など
営業時間 :5:30~21:00 毎月25日・元旦休
料金 :200円

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2 件のコメント:

  1. 苦すぎるぜ、玉名温泉。

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  2. 若気の至り・・・というわけでもないと思うが、なぜそこにわしが絡んでいるのか 今もって謎じゃ。

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