長々と引っ張ってきた熊本~福岡旅行記も いちおうこれが最後のネタになるんだが、やっぱり温泉ネタじゃ(´ー`)
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水田天満宮を出発して立ち寄った「道の駅おおき」。
キノコの販売に力を入れているのは理解できたが、
菱の実なんかが売られているのは珍しいな。
て、いうか菱の実って食えるんだ・・・ちょっと調べたら こんな感じで菱を食用にして生産しているのは福岡県・佐賀県がメインらしいぞ。減反政策の影響もあるみたいだが・・・
ここで朝飯として手作りおはぎなんかを購入(←甘党・・・)して カナブン号はさらに西へ西へ。
やって来たのは大川町ののどかな田んぼの中にぽつんと佇む、こちらの施設。
こちらも「九州八十八湯めぐり」にエントリーしている一品、大川温泉「貴肌美人 緑の湯」じゃ!
福岡県は大分・熊本に比べて温泉に関してはあまりインパクトは無い、というイメージがあったが この「九州八十八湯めぐり」で紹介されている温泉を入るたびに なかなか含蓄のある湯が多いことを改めて思い知らされるわけだ・・・
この大川温泉もなかなか個性的な存在だと思うぞ。
とりあえず、キーワードは「フルボ酸」か・・・
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なぜか白蛇様が祀られているのが気になるが、巣に隠れていらっしゃるんで サッサと中に入るか・・・
コチラの施設は地元の建設業者が温泉付きの分譲住宅を売り出そうとボーリング調査をしたところ 思いのほか良質な源泉にぶち当たったんで 立ち寄り入浴施設に路線変更した、ということらしい。
確かに大規模な資本や自治体の運営する施設とは違う 手作り感みたいなものが漂っているぞ。
フルボ酸は料理にも使われているらしく、こちらの温泉セットは非常に興味があったんだが、残念ながら昼からしか出せないメニューということで 今回は入浴のみ。
オープン直後にも関わらず それなりのお客さんがいたんで内部の撮影は不可。例によって画像は「九州八十八湯」からの無断拝借じゃ。
設備的には内湯と露天風呂と源泉水風呂、そして源泉を利用した蒸し風呂という内容。
蒸し風呂はプレハブの冷蔵庫を日曜大工で改造したような感じで あんまり熱くないからいつまででも入っていられるが、サウナのようなサッパリ感はなかなか得られないかな・・・
ココのウリは何より その泉質に尽きるのだが、「緑の湯」と名乗っているように やや薄い緑色というか 薄い褐色に染まっている植物由来のモール泉。
このモール泉に多量に含まれているのが「フルボ酸」というわけなんだが、人為的には入れることの難しい成分なんだそうな。匂いもなんとなく鉱物系ではなく有機系のものを感じるぞ。
さらに保湿成分のメタケイ酸やツルツル成分の炭酸水素、ナトリウムの含有も多い弱アルカリ性で モール泉との相乗効果で肌に優しくかなりのツルツル感が味わえる。確かにこれは珍しいし面白い一品じゃ。
ふるぼちゃんにもう少し日の目が当たる日が来ればええのぅ・・・(゚ーÅ)
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大川温泉 貴肌美人 緑の湯
福岡県大川市大字中八院241-1
泉質 :ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉 PH7.7 46.8℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばりなど
営業時間 :10:00~23:00 第2.4火曜日休(祝日・26日は営業)
料金 :600円(平日10:00~12:00は400円)
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