山口県から遠いエリアの温泉は主に日本一周旅行の時に立寄ったもので データが古いために営業時間や料金等は割愛します。
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- 寺尾野温泉・薬師湯
小国町上田寺尾野
※小国町の中心街から少し離れ のどかな田園風景に囲まれた小さい集落、寺尾野にひっそりと佇む公衆浴場が薬師湯。
脱衣所のロッカーの横に志納金を入れる箱が設置されていて ここに100円を入れれば地元民以外でも誰でも入ることができる。ほんとに九州の温泉文化は間口が広いというか お湯だけでなく心も温かいなあ。
肝心のお湯は無色透明だが若干 硫黄のにおいがする極上の湯。 奥の浴槽は源泉がそのまま流されていて39.5度、手前の大浴槽が38度くらいで どちらもちょっとヌル目。 じっくり入ることが出来るが体の芯から温まるのか しばらくすると汗が吹き出てくるタイプ。
シンプルでありながら心からノンビリとリラックスできる空間だ。こういうのが本当の「贅沢な温泉」ではないかと思うな。
- 山川温泉・公衆浴場
阿蘇郡小国町北里小川
※お湯は無色透明だが硫黄の香りのする絶品で 浴槽の中には白い湯の花がゆらゆらと漂っている。
湯の花がこびりついて真っ白に変色している源泉注ぎ口にはコップが置かれているんで飲用も可能。浴槽以外に特に設備は無く、お湯はちょっと熱めだが このような味のある浴槽に極上の温泉が掛け流しで注がれているということが贅沢の極みだな。
静かでのどかで こういう温泉は身を沈めているだけで その雰囲気だけでも心がリラックスしてしまうぞ・・・(´ー`)
- 山川温泉・しらはなシンフォニー
小国町大字北里1346-1
※九州八十八湯巡り加入施設。名前からしてコジャレたホテルかペンションじゃないかと勝手な想像をしてやってきたんだが その正体は個人経営の自宅を改良したような民宿っぽい感じの宿泊施設だったな。
お湯良し、雰囲気良し、比較的空いているんでゆっくり温泉を堪能できるし、こういう施設でボディシャンプーやリンス入りシャンプーも備え付けというのが珍しいと思う。
受付時間が15時までで少し短い感じもするが 山口県あたりではこういう本格的な硫黄泉は皆無なんで 満足度は非常に高いぞ。
- 湯の岳温泉・岳の湯露天風呂
阿蘇郡南小国町西里2798
※温泉の蒸気を利用した「蒸し鳥」で有名な白地商店の所有する貸しきり露天風呂。小高い丘の上に位置し、湯の岳温泉エリアを一望できる。
こちらは改装前の混浴露天風呂だった頃の様子。まあ貸切だから混浴と言うより家族風呂なんだろうけど・・・
湯船を中心に2等分したという感じの改装後はこんな感じ。
お湯は硫黄泉だが透明でサラッとしたタイプ。アメニティは特に無いから50分の時間制限を守って「入るだけ」という感じだが、入浴前に蒸し鶏をオーダーしておいて風呂上りに舌鼓を打つのがオススメコース。
- 湯の岳温泉・ゆけむり茶屋
阿蘇郡小国町西里岳の湯2816
※熊本・涌蓋山の麓にある「岳の湯温泉」の公共日帰り温泉施設。
基本的に白地商店のお湯と泉質は変わらないと思うが ほのかに塩味の感じられる柔らかいお湯で 無色透明・少し硫黄のにおいのする新鮮な良いお湯だ。このあたりがそんじょそこらのハコモノ温泉施設と圧倒的な差が生まれるところだろうな。
特筆すべきは温泉の蒸気をそのまま使ったミストサウナで、普通は割と体に負担の掛からない温度でゆっくり加湿されるものが一般的だが、ココのは名物の「鳥の蒸し焼き」のごとく 容赦なく熱せられるんで サウナ好きなわしでも 我慢して3分程度しか入っていられないくらいの温度だったことが、ある意味でイベント的要素と言えるんじゃないかな?
- はげの湯温泉・豊礼の湯
阿蘇郡小国町西里2917
※涌蓋山のロケーションが素晴らしい貸切タイプの日帰り入浴施設。
お湯は噂どおり、ややブルーがかかった乳白色。硫黄の匂いも鼻に付くほどではなく上品な感じで 見た目より全然マイルドでサッパリしている。
保温効果もしっかりあるし いかにも成分は濃いそうで 見て良し入って良し湯上りも良しで なるほどコレは確かに素晴らしい湯だ。髪の毛だけは湯上がり後にシャワーで流しておかないとガビガビになってしまうが、何の迷いも無く これはオススメの湯じゃ!!
- 黒川温泉・穴湯
阿蘇郡南小国町満願寺黒川温泉
※黒川温泉の混浴共同湯 「穴湯」は無人で 入り口の料金箱に100円を入れて勝手に入るシステム。 ゆえに温泉手形の対象外で特に紹介もされてないためか 周囲の人ごみから隔離されて 意外とノンビリと入浴できる 文字通りの穴場の湯となっているわけだ・・・。
お湯は透明で無味無臭。
黒川温泉のほかの温泉は試したことが無いんで知らないが、どちらかというと川の水が混ざりこんだ割合が高そうな感じ。
湯口の温度は手をつけられないほど高温だが 湯舟は適温に調整されていて実に快適。石と天然木で作られた小屋の中に 昔ながらの池のような浴槽があるだけのシンプルなスタイルで 更衣室は浴槽のすぐ傍に衣装棚だけが設置されている。
湯船の中には丸太が一本放り込まれていて その上に座ったり背もたれにしたり、上で腹ばいになってケツを水面に出してクルクル回る芸当や 逆にケツを丸太の上に乗せて仰向けになって潜望鏡ごっこをする(←何?)など いろんな利用法がある。
こういうシステムはある程度浴槽が大きくないと無理だろうが なかなか面白いと思うぞ。いや、実に素晴らしい!!(・∀・)
平山温泉・平山温泉センター
山鹿市平山286
※2009年に立ち寄り湯「元湯」としてリニューアルしたらしい・・・
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