~諏訪市~和田村~須坂市~飯山市
朝五時半、道の駅「日義木曽駒高原」にて あまりの寒さに起床・・・
さすが高原地帯だな。実を言うと かつて無い冷え込みに夜中に何度も起きてしまっていたのだ。
ちょっと曇り空だったがHPを書いているうちにだんだん晴れ間も覗くようになってきたぞ。ちなみに写真がその道の駅なんだが 後ろにそびえてる山が木曽駒が岳ではないかと思うぞ。(自信なし)
7時半に木曽路に沿って北上を開始したが 朝8時頃に道路の電光掲示板での気温は9度だったから やっぱ夜中は6~8度くらいではなかったのかな?いやいや めっきり秋らしくなってきたのぅ。
今日はとりあえず諏訪湖に出て そこからビーナスラインを通って長野市近辺まで進む、という計画だが やはり折角ビーナスラインを走るんだから 天候はもちろん、オープン走行に耐えられる程度の気温は保って欲しいわけだ。
塩尻市を通って諏訪湖のある諏訪市へ。ここのコンビニで軽く朝食とHPのアップなどを行う。
ココは国道20号と19号が交わる交通の要所なわけだが これから山道を走るに当たってガソリンを給油することに。
(エッソ 369.1K地点 36.59L /4074円)
実は愛知県から長野県に入って 国道19号を走っていてから気が付いたんだが この辺りはガソリンの値段がちょっと高いな、と思っていたのだ。
先日 愛知県の半田市で給油したときは1Lあたり92円だったんだが 長野の国道19号に入った途端に一気に単価108円まで跳ね上がったからなあ。
まあいくら高くても 延々と長い山道を走るビーナスラインに入る前にガソリンは入れなきゃ仕方が無いんだが 少しでも安くなることを願って国道20号に入るのをじっと待っていたのだ。
結局106円まで下がった諏訪湖近辺のスタンドで給油することにしたんだが、そこから1~2キロ先の茅野市まで進んだら単価がいきなり101円まで下がっていたのにはショックを隠せなかったな・・・おまけにビーナスラインに入ると単価100円だったし・・・なんでわしは慌てて高いガソリンを入れなきゃいけなかったんだろうか?くそ~~
あ、ちなみに上の写真は立石展望公園とやらで写した諏訪湖の写真だ。相変わらず合成がいま一つ上手く行かないな・・・
茅野市に入って天気もまずまずで気温も上がってきたんで ロードスター号の幌を下ろしてオープンにし いよいよビーナスラインを登ることに。
ここからはさすがビーナスラインだけあって 素晴らしい景色が続くぞ。確か記憶ではビーナスラインは高校の修学旅行で一度通ったことがあると思うのだが その時は雨天だったし 今ほど自然とか景観には興味がなかったから どんな光景だったか全く覚えていないし・・・おかげでデジカメが動きっぱなしだぞ。
まずやってきたのが蓼科高原の白樺湖だ。
これが白樺湖。農業用のダム湖ということなんだが 人工的に作られたとは思えない見事な景観だな。バックにそびえる蓼科山も見事じゃ。ダム湖としては今まで見た中でベストかもしれん。
右はもう少し蓼科山に近づいたところにある白樺高原の女神湖。そんな名前の湖があるなんて 今の今まで知らなかったな。
ここは湖そのものより 周りの高原の雰囲気が良かったな。
このあたりからビーナスラインは本格的に高山地帯を走るようになるんだが 九州・阿蘇の「やまなみハイウェイ」と同様、卑怯なくらい見ごたえのある景色の連続じゃ。カメラマン泣かせよのぅ・・・
もっとも わしはそれほどカメラの腕もないんで 違う意味で泣かされてしまうんだが・・・
車山高原を過ぎたところにある霧が峰の富士見台展望所から見た南アルプス方面。
このリサイズされたデジカメ映像では何のことやらわかんないと思うが ここからは数々の100名山を一望することができる。
北アルプスの御岳方面は雲が掛かって見えなかったが、甲斐・木曽の駒ケ岳、八ヶ岳はもちろん 富士山まで見えたのには驚いたな。
霧が峰レストハウスのテナントで昼飯としていただいた信州名物「おやき」。まあ簡単に言うと固めの中華まんだな。
ちなみにこれは野沢菜と切干大根のおやきだ。これもまあ美味かったんだが、一緒に購入した300円の「きのこ汁」が わし的にはベリーグーだったな。小さいカップで 入っているキノコも恐らくスーパーで売られている「きのこ水煮ミックス」を使っているとは思うのだが なかなか具が多くて食い応えがあったぞ。
あとで気が付いたんだが500円の「松茸汁」というのもあったな・・なんか怪しいが これも確かめておけばよかったな。
えっちらおっちらと和田峠を越えて 美ヶ原に到着。
高原美術館で有名な場所だが実はココは標高2034M、百名山の一つで 山頂がやたら広い原っぱになっているのだ。牧場なんかもあってノホホンと散策するには格好の場所だな。
ちなみにこれは「美しの鐘」とやら。例によってアベックがこれ見よがしにガラガラと鳴らして愛を確かめ合っていたな。お陰様でわしも孤独を確かめられたぞ。(←嬉しくないらしい・・・)
先っぽの「王ヶ頭」まで行くには40分くらいの徒歩になるのだが 雲も出てきて寒いし、周りにアベックも多く 心まで寒くなったんで そそくさと退散。
これは美ヶ原から下る道にあった白樺の林だ。
標高が高いんでところどころ赤味の掛かった広葉樹もあったが あともう少しで本当の見頃になるようだな。
いやいや、この旅行では「やまなみハイウェイ」と「富士スバルライン」 それとこの「ビーナスライン」の3つは是非とも我が愛車でオープン走行をしてみたかったんで なんとか天候に恵まれて良かったな。
ビーナスラインを抜けて国道152号から上田市方面へ。この先の最大のチェックポイントは長野市の善光寺なんだが それは明日にでも散策するとして・・・
今日は菅平高原を通って 四阿山の脇にある百名瀑の一つ、「米子大瀑布」とやらを見に行くことにしよう。
昨日 「田立の滝」を見逃したし、やはり一つくらいは長野県の名瀑を見ておかないとな。名前も妙にかっこいいし・・・(←滝好き)
四阿山は4つの頂を持つ 岩ばかりのごつごつした山なんだが 菅平から見える姿はなかなかカッチョいいぞ。この山に向かって麓の町から10キロ進み、そしてそこから更に遊歩道を20分ほど歩いたところに「米子瀑布」はあるらしい。
わしの地図では ココは非常に小さい扱いだったが、この滝に向かう遊歩道は広葉樹も多く かえでやもみじの類も多かったんで紅葉シーズンにはかなりの見ごたえになるんじゃないかな?
渓谷の雰囲気もいいし もう少し観光地として注目されても良いと思うんだがな。いちおう国立公園の一部みたいだし・・
少なくともこのくらいのレベルの遊歩道が山口県にあるとすれば 寂地峡や長門峡と同様、代表的な観光名所になると思うぞ。
川の底が赤みを帯びていたのは 単に周りの土壌が赤土なのか それとも温泉成分みたいなものがあるのかもしれないな。
米子瀑布は一つの滝ではなく、この写真の「不動滝」と「権現滝」 それと「奇妙滝」という3つの滝の総称なんだとか。
やはり信仰の対象になっているみたいで 遊歩道にはお不動様を祭った神社なんかがあるぞ。
百メートル近い断崖絶壁から流れ落ちる滝は少し細い流れだが いやいや、なかなか大したものだ。
ちなみにこの崖の向こうは群馬県、嬬恋村になるんだそうな。
延々と遊歩道を歩くと 反対側の高台まで抜けることができるのだが そこが不動・権現の両滝と断崖に囲まれた渓谷を一度にみることのできる絶景ポイントだ。
右が不動滝、左が権現滝だな。(奇妙滝は少し離れたところにあるぞ) リサイズした画像なんでイマイチ遠近感が判りにくいが・・・
ここは広い芝生の公園になっていて 家族連れでお弁当なんか持ってやってくるには絶好の場所だと思うぞ。
ああ、これでもう少し紅葉が進んでいたら・・・そして太陽が沈んで山に隠れてなかったら もう少し見栄えの良い写真が撮れたのに・・・
ここからだいたい2キロくらい下りの山道を進むと駐車場に戻れるのだが あっという間に日が暮れて 薄暗いなか一人でトボトボと山道を歩くのは怖かったぞ・・・
途中、わしの気配におびえた何かの動物が 慌てて逃げようとしてゴロゴロと薮の坂を落ちていったんだが あれは一体なんだったんだろうな?おそらく猪かサルかキツネで 大きさというか落ちる音から判断してシカや熊ではなかったとは思うんだが・・
駐車場に戻ったときは軽く6時を回っていて、あたりは誰もいなく もう真っ暗・・・半べそをかきながら山道を下り なんとか国道に出ることに成功。
コンビニでオニギリとおでんなどを頬張り、今日の宿泊先探しにウロウロと彷徨うことに。
明日はまず野沢温泉からスタートするつもりだったんで 新潟県との境にある栄村の道の駅まで進んでも良かったんだが 飯山市の国道沿いにチェーン装着用の駐車帯を発見。
ここは電気もついていて明るいし 自販機やトイレも完備されているんで20キロ以上先の道の駅に行くより良さそうなんで ココで一夜を過ごすことに。
明日はもう週末か・・・なんか一週間がたつのがやたら早く感じるな・・・
とりあえず混むのはやむを得ないんだろうが 明日は善光寺から再び南下を予定しているぞ。その前に野沢温泉には行かないといけないなあ・・・
今日の一枚・・・
ビーナスラインから見た白樺湖と蓼科山
走行距離 | 287K |
出費金額 | コンビニにてお茶・弁当・その他・・・1385円 ガソリン給油(36.59L)・・・4074円 おやき(2ヶ)・・・500円 きのこ汁・・・300円 |
計・6259円 |
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