坊がツルから雨の降る中、2時間近く歩いて 長者原登山口の駐車場に到着。これをもって今回の山行も無事 終了。
当然 レインウェアを着こんでの山行ではあったが、たとえゴアテックスとはいえど蓄熱が全くないわけでもないんで ゴールしてからレインコートを脱いだら下に着ていたシャツは汗で完全にビチョビチョ状態・・・フクラハギもパンパンだし 一日髭も剃ってないし、これは一刻も早くしかるべき温泉にでも入ってサッパリせねばなるまいっ!!
「おんせん県おおいた」であれば探せばいくらでも趣のある温泉はあるんだが、今回は一刻も早くサッパリしたいし 天気も悪いから他に散策する予定もなかったんでサッサと山口に戻る方向で考えていたんで 駐車場傍に立っている観光拠点、「長者原ヘルスセンター」2階の温泉を利用することに。
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長者原温泉・長者原ヘルスセンター
大分県玖珠郡九重町田野260
泉質 :単純温泉 PH6.4 80.3℃
効能 :神経痛・肩こり・冷え性・疲労回復など
営業時間 :8:30~16:30
料金 :350円
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「長者原温泉」といえば わしはココくらいしか思い浮かばないんだが、以前入ったことのある「くじゅう倶楽部」の温泉もいちおう長者原温泉のくくりになるんだと思う。くじゅう倶楽部の正面にある「星生温泉」や「寒の地獄温泉」なんかのホテル・旅館系は 源泉ごとに特色が違うからひとくくりにはできないみたいだが・・・
最近では「長者原温泉」で検索すると まずトライアル温泉が出てくるようだが、「虎の湯」は気になっているものの未だ入湯できずにいるんで湯の特徴はよくわからない。ゆえにこの「ヘルスセンター」の湯を基準とさせていただくぞ。
ヘルスセンターも ドライブイン的な施設なんで どちらかといえば一階の食堂の鶏天定食やだご汁定食の方が有名なんだと思う。
天然温泉は2階にあって 観光拠点的な施設でありながら 雰囲気はジモティ向け共同浴場そのもの。ゆえに立地条件のわりに客が少なく 浴室は扇型の浴槽が1つだけにも拘らず 案外とのんびりできる。
窓から今まで歩いてきた山々を眺めながら湯につかるのがオツなんだが あいにくの雨なんで景色はまったく見えず。
お湯は無色透明無味無臭の特徴はあまり感じない熱いだけの単純泉。源泉が80℃と熱いから 温度調整の為に加水されて使われているようじゃ。しかも客があまり来ないから節水の為 加水される量も少なく その結果 なんとか入れる程度のアチチの温度設定になっているのではなかろうか?
しかしながら 比較的熱めの温度のサッパリした湯は登山客の体を癒すには十分すぎるもの。そういう意味でもこの施設は観光客向けというより登山客のためのものだと言っても過言ではないと思う。
チャラチャラした若いグループやフツーの娯楽を求めている観光客は店舗入り口にある足湯で十分だと思うし、こういう硬派な温泉施設、一般にはオススメしにくいかもしれないが わしは好きだぞ(´ー`)
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