連休三日目の5月5日・・・
朝5時過ぎに道の駅「北川はゆま」にて起床。寝ぼけ眼で山道をグルグルと進み やって来たのは今回のツアーのメインの目的でもある「大崩山」じゃ!
朝6時前後というのに登山道入り口付近はトレッカー達の車でごった返しているぞ。さすがGW。
「九州最後の秘境」と言われ 登山対象としては一般開放されている九州の山の中でも難度レベルが最高クラスだと認識しているのが この大崩山だったりする。
もちろん危険度の高い山と言えば 阿蘇の根子岳天狗峰とか ザイルを使うテクニックを要する山もあるんだが、それは置いといて・・・
傾山坊主尾根とか大障子山とか 祖母傾山系には 足を踏み外したらアウトの岩場はもちろん やたら行程時間が掛かってしまう山が多いんで 時間的・体力的な問題と あとは度胸が伴わないとなかなかチャレンジできない山が多いわけだ(-_-;)
今回は3日間ほど待った甲斐もあって天気は快晴。 体調不良が気になっていたが なんとかなりそうなくらい復活したし、さすがに朝6時すぎから歩けば日が暮れるまでには戻ってこれるだろう。たぶん。
登山届けもポストに提出したし、では元気にレッツゴゥ!!ヽ(´▽`)ノ
スタートして数分も経たない内に 森の中の不明瞭なエリアに迷い込んでどっちに進んでいいのか判らなくなってしまい、 しばらく準備をするフリをしながら後続の登山者がやって来るのを待っていたことは秘密だけどな・・・(-_-;)
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ガイド本には「初心者はできるだけ経験者と同行するのが望ましい」とか書かれているが 確かに大崩山は最初は森の中を3時間くらい歩かされて ルートが不明瞭な場所がいくつかある。
多くの登山者がいるんだが 広いエリアなんで 気が付くと視界の範囲に誰も居ないパターンも多いし、目印の赤テープが目立たない場所もあるから 「おかしい」と思ったら戻るか止まってしばらく様子をみるかを心がけよう。
しばらく歩くと平らな場所に出て テントを張っているグループが。
こちらが第一チェックポイントの「大崩山荘」。
有志によって建てられた避難小屋でトイレ有り。今回は内部の状況は確認せず・・・
ここから川を渡ると坊主尾根コースとなるんだが、今回はガイド本に最初に書かれている「わく塚コース」を進んで 帰りに「坊主尾根コース」を使う周回ルートを歩くんで ここはそのまま林の中に直進。(ここも知らないとコースがわかりにくい)
川と平行に進むルートは判りやすく迷うことはないが
だんだん道が険しくなって ハシゴや鎖場なんかも出てきて・・・
「湧塚分岐」の案内が見えたら川のほうへ。
こちらが「わく塚コース」の祝子川渡渉地点。
雨で増水していたら渡れないから強制リタイアになる可能性もあるが、日頃の行いの良いわしは石を伝いながら楽勝でクリアじゃ♪
川を渡れば再びしばらくは森の中を延々と歩くルートとなる。
実はこの頃から 体調不良が祟って呼吸がマトモにできず、目に見えてペースが遅くなってきたり・・・
ガイド本の標準時間からだいぶ遅れてしまったが 最初の展望岩地点に到着。
展望は一方のみでスペースも狭いな・・・ 後続のグループがやって来たんで 休憩もできず そそくさと退散。
スタートから3時間くらいかけて ようやく「袖ダキ分岐」へ到着・・・
こっから直進すると たぶん先で合流するんだろうが ここはやはりガイド本どおり、袖ダキへ進もう。
木の根っことロープを掴みながら ゼーゼー言いながら息も絶え絶えに急斜面を登っていくと・・・
大絶景の「袖ダキ展望台」に到着じゃあああああ!!
大崩山登山のハイライト、多くの登山者が最初に感嘆の声をあげる大迫力の岩峰風景はココから始まるんだが、その様子は出し惜しみして次回へ持ち越しじゃ!!
続くッ!!
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