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2014年8月2日

【備忘録】大分県の温泉 11(別府八湯 / 亀川温泉)

過去のブログ、サイトで紹介した温泉で ブログの記事と言うより個人的な記録として。

データが数年前のものもあるため施設によっては廃業や改装、料金等の変更の可能性があります。

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【亀川温泉エリア】

  • 別府海浜温泉
    別府市上人ヶ浜



    ※一遍上人が上陸したとされる海岸に涌く温泉だが、ここは温泉そのものより砂に埋まって蒸される「砂湯」が有名な市営浴場じゃ。

    入浴料は1000円と少し値が張るが、砂を体にかけて埋めてくれる「砂かけバ・・・ 

    いや、「砂かけさん」なる妙齢のオネエチャン(&オバサン・・・)に払う人件費と 砂湯の後に体をサッパリさせるフツーの温泉の入浴料金が含まれていること、あと 普通の温泉に比べてどうしてもイベント色が高いことを考えると仕方ないかな・・・



    砂の温度は42~43度くらい。やや湿気があってヌルい感じもするが だんだんと温かくなって気持ちよくなってくる。

    目の荒い砂なんで全身を埋められると想像しているよりも重たいが それが指圧効果を呼び15分ほどで汗が吹き出て浴衣がビチョビチョになる。砂から出るときに浴衣がはだけて砂かけさんにあらぬ部分を披露しないように注意されたし。

    砂湯の後はシャワーを浴び、通常のお湯に入るんだが こちらは海に近いこともあってナトリウム泉。これはこれでなかなか良いお湯だと思うが やっぱり砂湯のインパクトからそんなに印象には残らなかったな・・・

    まあ、休憩所もちゃんとあるし、なかなか他では味わえないタイプの温泉だし、ゆっくり出来て話のネタにはなるんでオススメ度は結構高いかな?





  • 亀陽泉
    別府市亀川中央町10-27



    ※亀川エリアの名湯としてツウ好みの存在の共同湯。商店街の雑居ビルにテナントとして存在しているとは思わなかったが・・・



    浴槽は10名程度が入れる大きさのものが一つ。お湯はほぼ無色透明でうっすら塩味の効いた感じ。

    温泉もモチロンだが 鄙びた感じでありながら雰囲気が明るく開放的で なかなか面白い存在の一品じゃ!


  • 浜田温泉
    別府市亀川浜田町3-21



    ※市内最北部、国道10号の入り口に当たる位置の公衆浴場。外観は見るからに風格がありそうな感じだが 実は平成14年にリニューアルされたと言う一品。

    だが今風のレジャースパにはせず あえて昔からの趣を残しつつ、それでいてバリアフリーなどの細かい気配りを施した設計をするのは流石に別府の市営温泉というところか。

    おかげで地元のご老人をはじめ万人に敷居の低い共同浴場となっている。駐車場もしっかりそれなりのスペースを確保しているから 当然のことながら夕方ともなると芋の子荒い状態に混雑してしまうのは仕方ないかな・・・


  • 四の湯温泉
    別府市亀川四の湯20-4



    ※公園の一角にちょこんと存在している公民館風共同湯。
    なんでも「熱海・有馬・道後に続く第4の湯」ということでこの名前が付いたらしいが、数多ある別府の温泉の中で何故ココがそのように呼ばれているのか?大変興味のそそる施設だな。

    受付でオッサンに100円を払うと洗面器を渡されるシステム。ロッカーキーと引き換えというシステムは普通にあるが こういうのは珍しいかも。

    反地下の浴室には楕円形の湯船がででんと置かれている別府のオーソドックスな共同湯スタイル。湯船は2つに仕切られていて源泉口に近いほうが「熱い湯」で反対側が「ぬるい湯」となっているが 熱い湯も42度くらいで入りやすいと思う。



    お湯はツルツル系で非常に柔らかいもの。確かに「上品な湯」という形容詞が似合う一品かもしれないな。


  • 競輪温泉
    別府市亀川東町1-36



    ※競輪場の中に温泉がある、という日本唯一のスポットだが 競輪開催日には入浴料が無料になる、ということでも有名。ただし競輪開催日は基本的に芋の子洗い状態になる、というのは覚悟しなければなるまいなあ・・・

    ちなみに開催日であっても夕方5時過ぎは有料になるようじゃ。それでも100円程度で温泉に入れるんだから贅沢と言えば贅沢だよなあ・・・

    お湯は海の傍にある割に特に塩辛いわけでもなくサラッとした感じ。特に特徴もないが新鮮なお湯がかけ流しで贅沢に使われている。
    (熱湯なんで温度を下げるために加水もされているが・・・)


  • とんぼの湯
    別府市スパランド豊海L-2



    ※高台の温泉付き分譲住宅地の一角にある立ち寄り入浴施設。

    運営しているのはこの分譲地を販売・管理する会社なんだが 分譲住宅は全戸が温泉付きなのに経営が成り立っているのか?という疑問はあるが・・・やっぱり儲けはあまり考えておらず趣味とか意地とか思い入れと言うか そういう感じで存在しているんだろうか?

    とりあえず「いつ行っても貸切同然で温泉を堪能できる」ということで 知っている人は知っている穴場的存在らしい。



    浴槽は15人くらいがゆったり入れるスペースで 源泉を一旦ためる木箱が2箇所、注ぎ口は3つ。温泉は柔らかく一見すると無色透明だがやや褐色でそれなりの濃さの成分と言うのが判る。

    地元住民が共同管理する施設や市営の共同湯でもなく、ホテルのような大資本でも湯治宿のような渋さがあるわけでもないが 経営者の個人的趣味と言うか思い入れを感じることが出来る 他の施設とは少し雰囲気の違う面白い一品だと思うぞ。

    ちなみに浴室の奥の窓から外を眺めると別府湾の素晴らしい眺めと 何故か墓地群が・・・公式サイトには「目線を下ろしますとTOMB(お墓群)が見えてきます」とか書かれているから 確信犯と言うか遊び心というか それがネーミングの由来なんだろうな・・・


  • ラジウム湯治宿 蘇生の館
    別府市亀川東町22-11



    ※日本一の源泉数を誇る別府にありながら 唯一 ラジウムによるホルミシス効果が望める温泉。
    人工トロン温泉と言うのは山口県でも存在するが さすが別府だけあって天然温泉に惜しげもなくセラミックだの薬効ラジウムなどを投入して湯治に有効なラジウム温泉を提供しているらしい。



    ホントは岩盤浴が高い薬効を得られるらしいが わしはラジウム泉のみを入浴。(割引券使用だったし・・・) 

    ラジウムの効能を最大限生かすためか 窓もそれほど大きくない薄暗い狭い浴室には3名程度がやっと入れる程度の小さい湯船が一つ。底には玉石が敷かれていて試飲も可能な新鮮な温泉が注がれている。
    さらに湯船にはラジウム鉱石とセラミックが投入されていて これにより日本一のラジウム量を誇る鳥取の三朝温泉と 難病患者の最後の拠り所として有名な秋田の玉川温泉のほぼ中間の7.56ミリシーベルトの微放射線を得られるようにしているんだとか。

    てなわけでこの「蘇生の館」では入浴は一日3回、1回30分以内を厳守するようにしているらしい。
    まあ我々のように一回ポッキリでは大した薬効も望めないんだろうが・・・温泉は間違いなく良いものだし あとは心持と言うか「薬効がある」という触れ込みだけでもなんとなく元気になってしまうものなんだろう。

    この施設はあくまでも「湯治」を前面に推しているんで 真剣に効果を得ようと思うならば宿泊してじっくり試すのが良いんだろうな、やっぱり・・・

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