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2024年3月17日

政次郎の滝 リベンジ編

 もう3月も半ばか・・・今年は暖冬だったせいもあるがソメイヨシノはまだ早いものの、枝垂れ桜とか菜の花とか馬酔木とか ちらほらと春の花の話題も聞くようになってきたな。

山野草を目当てに山登りもしたいし 最近おろそかになっているキャンプもしたいし 温泉&サウナ巡りもしたいし そんなこんなも絡めてどこか旅行にも行きたいし・・・そろそろGWに何をするかの計画も考えておかねばならんのぅ。還暦近いオッサンが毎週「まほあこ」の配信を待っているしか楽しみがない、というのも虚しいしな。

とりあえず年度末の激務が片付くまでは何もできないような気がするなあ・・・
ふぅ・・・

さて、今日は素晴らしい行楽日和だったが、せっかくの週末に何もしない、というわけにもいかないんで かねてからの懸念事項だった 岩国市美川の「政次郎の滝」の再調査に向かったぞッ!

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「政五郎の滝」は以前 調査した「藤ヶ谷の滝」が流れ落ちる梅ノ木川の支流に流れ落ちる滝。
前回の調査では場所までは特定できなかった(と、いうか どの支流なのかがわからなかった・・・)が、はくらびさんのYOUTUBEでアプローチするルートの詳細が紹介されていたんで 今回はラクラク行き着くことが出来たわけだ。

美川ムーバレーの駐車場から「対向車が来たらどうするの?」という感じの県道133号根笠周東線を周東町方面に進む。

3キロくらい進むとこのように2手の分岐に出会うが 黄色いガードレールの小橋がある右方向が県道133号。
山口県のガードレールが黄色い、という地元ネタがあるが ガードレールを黄色く塗る、という発想は県独自の判断なんで 基本、国道ではなく県道しか塗られてないはずじゃ。

ゆえに藤ヶ谷の滝、政五郎の滝のある梅ノ木川本流沿いに延びている133号は右側なんだが 左側は梅ノ木川の別の支流ということになる。

間違って左に進むと これまた「対向車が来たらどうなるの?」という道になって 恐る恐る数百メートル進むと、、、(間違ったことに気付いたならサッサと引き返せよ、わし・・・)

わしのいい加減な見立てで落差12Mほどの りっぱな釜を持つ一本滝に出会うことができる。

コチラの滝は資料も予備知識もなかったんで詳細は不明だが ここでは地名を取って「扇野の滝(仮)」とでも呼んでおこう。

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さて、廃村となった扇野集落を散策しても良かったんだが 基本的に廃村・廃集落探索は一人では気が載らないし 何より道路状況もよくわかんない場所で事故やパンクなんかに見舞われたらどうしようもないんで 素直に133号に戻って「政五郎の滝」を目指そう。

扇野集落分岐からしばらく進むと 白いガードレールのついた小橋に出会う。(市道、もしくは私道だから白いわけだな・・・)
ここを右に、橋を進むと「政五郎の滝」のある梅ノ木川 第七支流だ。

ちょっと走るとすぐに倒木で行き止まり状態・・・

手前にちょっと広くなった場所があったんで ここで車を反転させて駐車させていただいて ここからは徒歩じゃ。

倒木を乗り越えると石組が現れたが やはりかつては人の営みがあったんだろうな。(ま、道があるくらいだからな・・・)

しかしながら100Mも進まないうちに次なる行き止まりが。
今度は倒木とか土砂崩れとか そういうのじゃなくて 単にココまでしか道が造られてないようじゃ。

ココからは基本 沢を右に左に歩きやすいルートを見つけながら登って行くことになる。

滝探しはどうしてもこういう水場を歩くことになるから 水量の多い雨季や変な虫、蛇の出る季節は積極的になれないよなあ・・・加えて 岩国の山地エリアのような場所は熊と蜂の活発になる時期と雪の降る時期は避けるから なんだかんだで滝探しで動ける時期は3月からGW、11月から12月の初めくらいまで、と短い期間になってしまうわけだな。
単にわしにそれほどの根性がないだけ、ともいえるんだが。

200Mくらい進むと沢の流れがゴーロの下に隠れて水量が少なくなる。

小さい滝を横目に進み、

ゴルジュっぽい岩壁を通りすぎると 目の前に・・・

樋状の細い流れだが 両側の大岩が良い雰囲気を出しているな。
こちらが「政次郎の滝」。2段構造で落差は18M、ということじゃ。

APHAKUSYAKUさんの動画では滝の落ち口までアプローチしていたが わしはそこまでの根性と体力と装備がないんで この正面からの絵だけで満足じゃ。(なんせスマホ一つだけの装備だしな・・・)

・・・と、いうわけで よほどのマニアくらいしか拝むことはない一品だと思うし これが観光資源とか町おこしの材料になるとか そういう発想は全く起きないんだが、個人的には一つ懸念事項が解決できたんで満足かな・・・

ふぅ・・・。

3 件のコメント:

  1. BARA師匠、お疲れ様です。

    奇遇ですね。その政次郎の滝の近くに廃村「清代」集落がありまして「獺蔵」など他の廃村も含め探索してきたばかりです。
    奥地は崖崩れなどが多くて危険です。以前、石なら兎も角木の枝でパンクした事もあるのでお気を付けて下さい。
    美川周りは某神々の人が詳しいですね。
    因みに探索中に対向車が来ましたw

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  2. Vein氏>お久しぶりです。
    岩国の山間部 昔一度 工事現場のようなところでタイヤがスリップして脱出できなくなり 私がJAFに加入するきっかけになったことがあります。その時呼んだJAFも私同様脱出できなくなってミイラ取りがミイラになった思い出が・・・(ちなみにJAFの車を救助しに来たユニックのJAF代も請求されて結構高くつきました・・・)
    あのエリアに行く前に事前調査しても 結局砂利や脱輪ってのは現地に行かないと道路状況なんてわかんないですしね・・・どこも狭い道なのは調べなくてもわかるんですが。

    それにしても岩国の辺境地の調査をネットですると 必ずと言っていいほど神々の方の動画にぶつかります。でもあの行動力は凄いなと何時も感心しています。

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    1. 某彼は過酷な人生を歩んで来てますので、ある種の病的な心情を知ってます。本人はいつ死んでも後悔しない生き方を望んでますので、私は可能な限り彼の危険を取り除いてやろうと思っています。
      貴重な探索仲間なので。
      それに何か妙に懐かしい感じを抱いている自分が居ます。
      色々繋がりがあって不思議な人生ですw

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