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2021年6月7日

猿渓瀑布・再び!!PART2

 

と、いうわけで十何年かぶりに「猿渓瀑布(弁慶瀑)」との再会を果たしたわけだが、金曜日までまとまった雨が降っていたこともあり 滝の上までは移動できず・・・

仕方ないんで写真だけは撮りまくったが 案外と同じアングルばかりになってしまったな。

今回はトイドローンも持ち込んできたんで 早速フライトさせてみたんだが・・・

何の編集もしてない 撮ったそのままの動画なんだが、操縦技術と撮影技術が未熟なのはいつも通りなんだが それに加えて妙に挙動不審な感じがお判りいただけるだろうか?

実は高い岸壁や山に囲まれた渓谷の中なんでGPSの電波がなかなか受信できず 目線の高さから上にはなかなか上昇できなかったのじゃ。うまく上昇しても何かの拍子にGPS電波をロストすると勝手に左右上下に位置調整が働くような感じだったし・・・

これは向かって右のほうの落差

左側の落差

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猿渓瀑布を鑑賞した後は金松岩なる断崖絶壁の前の河原広場へ。

この断崖にセッコクが咲いている、ということで ここでもドローンを飛ばして接近撮影を試みたんだが・・・

あまり近づけるとドローン側で接近が危険と判断してやっぱり挙動不審な飛行になってしまうんで やはり上手く操縦できなかったな。しょせんはトイドローンだから性能的に無理があるんだろうな・・・

金松岩のセッコク群生は撮影できなかったが、こちらは対面の岩にポツンと咲いていたセッコクらしきものの拡大写真。大岩の上から一番距離の近いものを狙ったんだが やはりセッコクを撮影しようと思えば望遠機能の良いデジカメを準備するか 望遠鏡を使って目視で楽しむかの2通りが現実的なんだろうな。

今回のルートは猿渓瀑布鑑賞後に江毛九郎堰まで旧・遊歩道を歩き そこで昼食を取る、というものなんで とりあえず目的地に向かって歩き出す一行。

シライトソウ

「将来落石の可能性あり」と言われても・・・
このルートはさすがに年季が入っているんで足元などに危険な個所が多々あるんだが これを一般に観光地として開放するには それなりの費用はどうしてもかかってしまうだろうな。

当時の手掘りの洞門なんかもしっかり残っている。

観光地として公開されていた時代には何かそれらしい名前でもついていたかもしれない数m程度の滝や沢もチラホラ。

さらに進んでいくと・・・

植生に竹が増えてくると川の合流点が近いぞ。

五右衛門風呂の残骸。昔の水力発電所で作業員向けに作られたものか、なにかしらの住居か作業小屋があった跡なんだろうな。

水力発電所跡

けっこうな長さじゃのぅ・・・

対岸に長門峡に向かう県道が見えるが、今の梅雨時期は増水しているんでボートでのアクセスも難しそうだな。

もともと 昼食のための休憩スポット、という目的でココまでやってきたんだが、雨後の増水のため河原そのものが消滅してしまって 結局先ほど休憩した金松岩の対岸まで戻ることに。

ふぅ・・・

どうでもいいけど「人の入れない秘境」といいつつ ペットボトルやプラごみなど生活を感じさせるゴミが多いのが気になるな・・・

まあ 蔵目喜川の上流には阿東の集落もあるし、何年か前に甚大な被害を出した水害もあったから その時に大量のごみが流れてきたんだろうな。

わしもここに来るまでの山道で見かけた菓子の袋とか 目新しそうなゴミはちょこちょこ拾っておいたんだが 河原のごみは個人でどうのこうのというレベルじゃないからなあ・・・

食事を済ませていよいよ撤収開始。

先ほど通った「金郷門」なる 大岩に挟まれたゴルジュっぽいところは 下から見るとガレを積み上げてその上に通路を作っているんだな・・・向こうから来たときは知らなかったんで何も考えずに通過したが 下から見て構造を知るとけっこう怖いものがあるな・・・

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てな感じで 今回の金郷渓・猿渓瀑布探索レポはこんな感じじゃ。

今回のルートはボートがなくても滝までアクセスできる、ということで今後 利用者が増えていけば 踏みこまれて藪も手入れされ、危険個所も対策が講じられていくことになるのかもしれないな。

戻りルートは来た道をそのままピストンになるんだが、山登りとは逆に沢に降りる行程なんで 行きはそうでもないが帰りは急登が待ち構えているから気が重いぞ・・・

実はYAMAPでルートを記録して公開することも考えたんだが このルートを広く知られるほうがいいのか知る人ぞ知る存在のままのほうがいいのか 北浦自然観察会や阿東町のNPOなどの関係者の考えがどうなのか、判断が付かなかったんで 今回は行動ログを記録してないぞ。

前の記事でも書いたが 今の時期は素人にはわかりにくいものの 見る人が見れば貴重な動植物も生息しているようだし もう少し早ければ蘭系の華やかな山野草も多いと聞くからなあ。まあセッコクなんかはよほどの技術を持った盗掘者でもないかぎり手は出さないだろうが・・・

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おまけ・・・帰りルートでなにやらゴソゴソと採集している人がいたが

立派なキクラゲがあったらしく 袋詰めをしていたな。

キクラゲは食えることはもちろん知っているし どんな種類でも毒はなさそうだけど オッサンの一人暮らしだと生キクラゲって持て余しそうだから貰わなかったぞ。

ふふぅ・・・

2 件のコメント:

  1. BARAさんがあんまり美味しそうなオニギリを載せるんで行っちゃったじゃないですかぁ。
    ソロで行くとペース配分や休憩のタイミングが分からず、帰りの登りは殆ど這うように登りました。
    二日経った今日も両腿と右腕には鈍痛が残っていますが、猿渓瀑布はまた行きたいと思わせる秘宝のような名滝ですね。
    BARAさんも書かれているようにゴミの多さには辟易としましたが。
    次に来る人、次に来る時を考えると現場を荒らさずに帰る大切さを痛感しました。

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    1. 風待人さん>行かれましたか(゚ー゚) この滝のルートは帰りが登りになるんで初めて行くときはペース配分が難しそうですね。
      ゴミの多さは上流から流れたものでしょうが 今まで来る人も少なかった場所なんで吹き溜まりというか ごみの処理をする人もきっかけもなかったんでしょう。

      逆に人に知られるようになって訪問者が多くなれば ゴミ撤去のきっかけにもなるかも・・・そうなってくれればネタにした甲斐もあったというものですが。

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