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2021年6月6日

猿渓瀑布・再び!!PART1

 

猿渓瀑布・・・別名「猿渡りの滝」あるいは「猿渓」が「弁慶」に変化して「弁慶瀑」とも呼ばれる山口県屈指の瀑布じゃ。

阿武川に流れ込む支流・蔵目喜川は「金郷渓」と呼ばれ かつては長門峡の観光ルートとして川を渡る橋や遊歩道なども整備されていたが 増水により橋が破損されて以来 すっかり忘れ去られて秘境扱いとなっている。

猿渓瀑布はその金郷渓のハイライトともいえるスポットで落差は10M程度だが川幅いっぱいに流れ落ちていてその規模は県下随一。

わしは10何年か前に北浦自然観察会の会長Nさんに阿東町の銅(あかがね)という集落から川を下りながらルートを切り開く計画がある、と聞かされて 頼み込んで二人で鎌を振り回しながら片道約5時間かけてアクセスしたことがあるんだが、さすがにそのルートはあまりにも道が難儀だし それ以降は恐らくほとんど使われてないだろうから 今となってはほぼ自然に還ってしまったんじゃないかな?

その後 何人かが猿渓瀑布へのアクセスを行っていたのはネットの情報で知っていたが ほとんどが長門峡側の阿武川への合流点からボートを使い川を渡って旧・遊歩道を歩いて遡上していくルートだと思う。

ところが2年前に生雲集落から長門峡林道を経由して 山越えで直接 猿渓瀑布に向かうルートが開拓されたらしく 去年Nさん一味が案内板を取り付けたり目印の赤テープ、補助ロープなどを取りつけて整備した、とのこと。

で、今日(6月5日)、そのルートを使って自然観察会が行われる、という情報を小耳に挟み、天気予報で晴れ予想ということを確認して有休を申請、休みをゲットすることに成功したんで 久しぶりにNさんにアポを取って今回の自然観察会に混ぜてもらうことになったのじゃ。

・・・わしも神奈川から萩に戻ってきた当時はちょくちょく自然観察会とか山道開拓団の行事には参加していたんだが 下関に住所を移してからは 会の活動には疎遠になっていたからなあ・・・

まあ 天気が良ければキャンプに行ったり九州に車中泊旅行に出向いたり 他のことにウツツを抜かすほうがメインになっていたしなあ。

朝7時過ぎ、集合場所の生雲の農協のあるコンビニ前に向かうと すでにそれらしき集団が・・・わしはてっきり数名程度の参加者だと思っていたが 結局総勢23名という老男女(「若」は不在・・・)の集団となっていたな。

今回のスタート地点となる長門峡林道には入り口に結構広い駐車スペースがある、ということで とりあえず10台以上の車が隊列を組んで閑静な田舎道を突き進むこと約10分・・・

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ここが今回のスタート地点、長門峡林道の一般車通行可の終点。

今回のルートについては「北浦自然観察会ブログ」に詳細が載っているんで そちらを参考にしていただければ・・・

今回は山口県の里山登山者のバイブルともいうべき書籍、「防長山野へのいざない」の著者である金光康資先生や 植物の専門家の・・・

すみません、名前を伺ってなかった・・・(;・∀・)

・・・と、いう著名な人も参加する、ということらしい。

まずはこの駐車スペースのある車道終点から ほぼ水平移動のルートを約1.5キロほど歩いて進む。

この時期はあまり目立った花もないんで 知識の薄いわしなどは他の人がカメラで熱心に撮影するまでその価値が判らない植物がいろいろ。

これはまだ花は蕾だがイナモリソウというらしい。(名前を覚えるのに何度も頭の中を稲森いずみが行き来していたが・・・)

まだこの時点では特に難所もなく体力的にも問題ないんで おしゃべりをしながらのんびり歩けるぞ。

サワギク

こんな「誰が通るの?」というような林道の途中にも重機が切り開いた新しい作業道が付けられていたな・・・目的はわからないが開発は常にされているみたいだな・・・

1時間くらい歩いたのかな?林道終点に到着。

ここからおもむろに右の藪の中に突入。よく見るとテーピングが施されているが とりあえず「右」ということは覚えておいたほうがいいだろうな。

最初の藪をくぐってしまえば そこからは踏み跡らしきものが付いている。

針金でまとめた石のブロックなんかが積み上げられていて林業か何かに使われている道なんだろうな。

時々 点呼を取りながら隊列は進んでいく・・・

迷いやすい要所要所にNさんが取り付けた案内板と赤テープが。

イノシシが使いそうな泥溜りもちょこちょこ見かけるぞ。

標高330M地点で水平移動が終了し ここからは一気に蔵目喜川の猿渓瀑布に降りるルート。レベル的に言えば「中の上」なんだそうな。

ルートは迷いやすいかどうかはともかく、狭くて滑りやすい尾根と急斜面を進んでいく。

「名勝境界」

かつて遊歩道が観光用に付けられていた時代、当時の内務省が「名勝である」と認定したエリアがここから下になるんだそうな。

安全性は保障してないが 他に頼るものがないんで使わざるを得ない補助用ロープ。

前日までの雨で轟轟と川の音が聞こえてくるが ここまで来たら金郷渓までもう一息じゃ!

今回は猿渓瀑布で大休止をして かつての遊歩道を使い、「江毛九郎堰」まで進んで昼食休憩、そしてピストンで通ってきたルートを戻る、という予定らしい。

かつては炭焼き窯でもあったんだろうな・・・

そんなこんなで ようやく「猿渓瀑布」までやってきたぞッ!!
よもや再びその雄姿を拝むことが出来ようとは・・・

むぅ~、増水しているせいで滝の上には行けないみたいだが迫力はさすがだな(*´ω`*)

さて、猿渓瀑布とそこから先の行程は ちょっと画像が多くなってしまったんでPART2に続くぞッ!2回に分けないと他にネタもないからなッ!!

くはっ!!

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