さて、そんなこんなで今日は三ヶ月に一度の病院検診、ということで 代休をもらって朝から病院などに出向いていたんだが・・・
数日前の天気予報では昨日から天気が崩れる予定だったんだが、蓋を開けてみれば今日は絶好の行楽日和・・・そうとわかっていればどこかブログのネタにでもなりそうなスポットを考えておけば良かったんだが、まあ昼過ぎまでは間違いなく病院に拘束されてしまうんで どのみち何も出来なかったんだろうけど・・・
で、今日やって来たのは 下関の名湯、一の俣温泉のグランドホテルじゃ。
いつもなら山陽小野田の「みちしお」か豊田町の「蛍の湯」の2択、あるいは川棚温泉か菊川温泉か王司温泉か大河内温泉・・・まあ、そのくらいなんだろうけど 正直 山口県内の温泉地は新規で紹介できるところもなかなかないし なんせマンネリ気味になってブログのネタとしては扱いにくくなってしまったしなあ。
一の俣温泉はかつてはゲロ渋の「公衆浴場」をはじめ、温泉郷随一の泉質を誇った「もとゆ旅館」、昭和の雰囲気を残した「保養所」というマニア好みの施設があって わしもお気に入りの温泉地だったが それらはこの10年の間にすべて廃業となってしまった。それ以来 訪問する頻度も低くなってしまって たまに来たとしても湯治場の雰囲気を残した「一の俣温泉荘」の1点狙いだったわけだが、今回は新規開拓という意味で勇気を出してココをチョイスしたわけじゃ。
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一の俣温泉グランドホテル
下関市豊田町一ノ俣1711
泉質 :アルカリ性単純硫黄泉 PH9.65 28℃
効能 :神経痛、慢性関節リウマチ、慢性婦人科疾患、糖尿病、慢性皮膚病など
営業時間 :8:00~21:00
料金 :1100円
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この一の俣温泉グランドホテルは もう一つの一ノ俣温泉の顔である「観光ホテル」、そして湯治場というか民宿の雰囲気の「温泉荘」と姉妹店の関係になるらしい。ゆえにどれか1つに宿泊すれば3つの施設の温泉には自由に入浴も出来るんだとか。
ホテルなんでどうしても宿泊客が優先になってしまうのは仕方ないと思うが 立ち寄り利用の場合はグランドホテルの場合 1100円。山口県の立ち寄り施設の中でもかなりの上位に位置する料金設定じゃ。
「観光ホテル」のほうは850円の設定になっているが、その差はどこかといえばジャグジーとサウナの有無だと思う。あえてグランドホテルをチョイスしたのは単に「サウナは外せない」と思ったからに他ならないぞ。(でも せめてロッカーは100円リターン式にして欲しかったな・・・)
受付を済ませて湯屋まで40Mの廊下を歩いていく。
庭が眺められたりして さすがにちょっと贅沢な空間を演出してるな。
こちらは浴室手前の休憩所。
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浴室の様子は当然 撮影など出来ようも無かったんで こちらは一の俣温泉グランドホテルさんのHPよりの無断借用じゃ。
さすがホテルらしいゴージャスなつくりでシャンプー類は完備。ただし立ち寄り利用の場合はタオルは持参するが吉。
露天はこんな感じ。
東屋の浴槽はジェットバスで 岩風呂のほうには強力な打たせ湯マシンが装着されている。
今は対面の道路を工事中で 露天からは工事で崩れた山肌が見えてしまうんで 多少興ざめする部分もあるが 工事が終わるまでは仕方あるまい。
内湯は8~9名収容のサウナ室と水風呂があって おそらく水風呂は水道水だと思うが 今の季節だと入ると皮膚に痛みが走るくらいにキンキンに冷えているぞ。そこまでガツンとくる水風呂は最近あまりお目にかかれないんで たぶん人気は無いと思うが わしはそれなりに気に入ってしまったな・・・
「一の俣温泉」を語る上で外せないのは 「にっぽんの温泉100選」に選ばれた 肌にまとわりつくようなトロトロの上質な湯だろう。
こういうホテルなんで加熱・循環は仕方ないと思うし 塩素臭も特に感じないからマイナス要素にはならないと思う。ただ 露天より内湯のほうが硫黄臭がホノカに感じられて鮮度は高そうだ。
と、いうわけで この「一の俣温泉グランドホテル」、宿泊客のいない平日はノンビリできるし ちょっとリッチな空間をたまには味わってみたい、という人・・・特に女子やファミリー、団体客向けとしてはオススメできると思う。
ただ わしのように公衆浴場のディープな佇まいから一の俣温泉を知ってしまった者にとっては 正直 どうしても価格がネックになってしまうかなあ・・・
むぅ・・・
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